「旦那が家事育児にまったく協力してくれない」
「休日は子供の相手もせず寝てばかり」
「週末も休日も自分の趣味優先で家の事は放ったらかし……」
上記のような悩みをお持ちなのではありませんか?
好きで結婚したのは事実だけれど、どうして家の事は妻に任せっきりなのか?
家事・育児、すべて丸投げしてくる旦那に対し、夫として・父親としてどうなの?と呆れる気持ちを持つことでしょう。
当記事では、そんな家のことすべてに非協力的な旦那に対して呆れかえっている妻のために、次の内容について解説していきます。
- 旦那が非協力的でムカついている妻におすすめの対応
- 旦那の非協力的だと感じるところ
- 旦那が協力しないことを理由に離婚は可能か?
- 日本人男性は他国と比べて非協力的なのか?
自分のやりたいことばかり優先する旦那に悩んでいる妻たちは、ぜひこの記事をご覧ください。
旦那が非協力的でムカついている妻におすすめの対応7選
この章では、家のことすべてに非協力的で、何でも妻に任せてくる旦那への対処法を7つ紹介します。
その方法とは
- はなから旦那に期待しない
- 具体的にやってほしいことを伝える
- Iメッセージで伝える
- 家事分担を表にする
- やってくれたことには「ありがとう」を言う
- 妻が「まあいいか」の心を持つ
- ショック療法としての家出
家のことはすべて妻に丸投げで、他人事のように趣味や遊びに出かける旦那に対してイライラを募らせる妻はとても多い模様。
この先夫との長い生活で、少しでもストレスを減らして暮らしていけるようにするには、以下の方法がおすすめです。
非協力的な旦那に対する心構えと、協力的にする方法7つを具体的に解説します。
はなから旦那に期待しない
これを言ったらおしまい……と感じるかもしれませんが、はなから旦那に期待しないのが、一番ストレスが溜まらない方法だと言えます。
なぜなら、男の人の脳は同時並行で色々なことをこなせるようにはできていないから。
上記のような違いは、遠い昔に狩猟をする男性と、育児・家事をしながら木の実などを採取して家を守っていた女性との役割分担に起因する「脳の構造」があるのです。
とイライラするよりも、できない人間なんだと割り切って、妻の手に余る部分は外注に出すなど、工夫をして楽に暮らす方が、お互いが楽しく暮らせるのではないですか?
家事・育児をあまり旦那に期待せず、旦那はできない人なのだと割り切って、他の部分(出世やお金を稼ぐこと)に期待する方が、建設的だと言えます。
具体的にやってほしい事を言葉で伝える
旦那には、やってほしい事を具体的にわかりやすく伝えましょう。
男の人は、女性の気持ちを察するという行為が苦手です。
女性は想像力が豊かですが、対して男性は想像力に欠ける生き物。
そのため、男性に何かを頼むときは、
と、やるべきことを具体的に伝えるようにしてみましょう。
と思うかもしれませんが、それでやってくれるようになるなら万々歳です。
旦那にはできるだけ具体的な言葉で伝えてくださいね。
Iメッセージを使う
旦那に限らずなのですが、人に何かを伝えるときはIメッセージで伝えると、相手に伝わりやすいものですよ。
なぜなら、相手の行動を責めるのではなく、自分の気持ちを伝える方法だから。
例えば、
と言うのではなく、
という感じで伝えるのです。
人間は責められると反論したくなりますが、気持ちを伝えられると、受け入れやすくなる心理があります。
Iメッセージを使うように心がけてみてください。
家事分担を表にする
一日の家事をすべて書き出して、分担表を作りましょう。
男の人は家事・育児の種類の多さがわかっていないので、家事は簡単だと思い込んでいる場合があるのです。
表にして、視覚で分かるように示してあげると、その多さに驚いて家事をやりだす可能性があります。
一度分担表を作ってみましょう。
やってくれたことには「ありがとう」
旦那がやってくれたことに対しては、「ありがとう」と言いましょうね。
心の中ではやって当たり前!と思っていても、お礼を言われたり褒められて、嫌な気持ちになる人はいませんから。
ちょっと大げさなくらいに、
妻が「まあいいか」の心を持つ
妻側も「まあいいか……」といった諦めの気持ちを持つことも大事です。
いつも綺麗な部屋を保っておきたい気持ちもわかりますが、子供がいると、そうはいかないのが現実。
それくらいの気持ちで過ごすと、ストレスは半減されますよ。
ショック療法としての家出
あまりにも非協力的な態度が続く場合は、短期間の家出をしてみるのも、ショック療法として効果があります。
昭和のように
という古い頭の男性には、ショックを与えて目を覚まさせることも、時には必要です。
妻がいないと、自分が家事をしなければ、家はどんどん荒れていきます。
自分がどれだけ妻に甘えていたかをわからせるためにも、何も言わず数日実家に帰るなど、家出をしてみましょう。
旦那のこんな所が非協力的だと感じる事例5選
自分は仕事にさえ行っていれば許されるものだと考えて、妻がどんなに忙しそうにしていても家事を手伝わない旦那に対して、怒っている妻はたくさんいます。
そんな非協力的な夫に対する妻の怒りのポイントは
- おむつ交換は絶対母親の仕事だと思っている
- 休日は子供を放ったらかしでゴロゴロ
- 自分は友達と遊びまくる
- 妻の話は聞かない
- いつも帰りが遅い
上記のような5つが挙げられます。
この項目では、妻の怒りについて具体的に解説しましょう。
ママ~おむつみたいだよ!と呼ぶ
妻が食事中でも
と、妻を呼ぶ旦那。
自分は寝っ転がってテレビを見ているのだから、替えてくれればいいのではないですか!?
だとか……ではあなはたトイレに長時間こもって何をしているのでしょうか?
と聞きたくなります。
子供の事は妻の仕事だと無意識に思っている旦那に腹が立つのです。
休日は家でゴロゴロ
仕事が休みの日くらいは、子供と遊んだり、平日できない掃除を手伝ってほしいのに、いつも疲れたと言ってゴロゴロ。
子供がいて、なかなか掃除が進まないので、子供を公園にでも連れて行ってほしいと、妻は思っています。
と妻は言いたいのです。
自分だけ友達と遊びに行く
自分だけ友達と釣りやゴルフだと遊びに行く旦那。
妻は、小さい子供がいたら美容院にもなかなか行けないのが現実ですから、一人で平気で遊びに行く旦那に腹が立つのです。
せめて
という言葉や、お土産を買ってきてくれるなどの配慮が欲しいですね。
いつも帰りが遅い
仕事なのか飲み会なのか、よくわからない理由でいつも帰りが遅い旦那に怒っている妻が多いようです。
小さい子供がいる家庭では、旦那が帰ってきたら少しは子供から目を離す時間が持てるのですから。
それでも、たまには早く帰ってきて、子供と遊んだり、ゆっくりと話をしたいと妻は思っているのです。
私の話を聞いてくれない
業務連絡以外での会話がしたいと妻は思っています。
自分のことを旦那が理解してくれていれば、妻は家事・育児を頑張れるからです。
子供の事など、旦那に相談したいことが妻にはたくさんあるのです。
妻の話を聞かない旦那は、非協力的だと言わざるを得ません。
旦那が非協力的であることを理由に離婚は可能か?
そもそも家事も育児も妻が一人で全部を負担するものではありません。
共働きであった場合、一人で全てをこなすのなら、旦那がいる意味が無いと感じる妻は多いはずです。
旦那が非協力的であることを理由に離婚は可能なのでしょうか?
解説しましょう。
協議離婚なら理由は問われない
お互いの合意によって離婚ができる「協議離婚」ではれば、どのような理由であっても離婚は成立します。
離婚調停でも、離婚理由は重要視されませんが、親権・養育費・面会・財産分与などの条件に双方の合意が必要となるので、場合によっては長期間の話し合いとなってしまうことがあるのです。
離婚を決断したのなら、誰かに間に入ってもらって、協議離婚になるように進めた方が良さそうですよ。
離婚裁判では認められない可能性も……
協議離婚でも、離婚調停でも話がまとまらない場合は、離婚裁判という流れになります。
その場合は、離婚の理由が重要となり、旦那が非協力的だという理由だけでは、離婚理由としては弱いと考えられる場合が多いようです。
家事育児に協力的でない状態が、結婚を継続しがたい理由になることを証明する必要があります。
どうしても離婚をしたい場合は、弁護士に相談することも視野に入れてみましょう。
慰謝料請求は可能か?
旦那が非協力的だという理由での離婚では慰謝料請求は難しいと考えられます。
離婚理由に該当するか?という点も合わせて、離婚を余儀なくされたことを証明する必要があるのです。
離婚裁判では証拠が大事ですので、小さなことでも記録を心がけましょう。
良い弁護士を探すことも重要となります。
日本人男性は家事・育児に非協力的なのか?
自分ばかりに家事・育児の負担がかかるというのは、多くの既婚女性の悩みとして共通することです。
平成27年版の「男女共同参画白書」によると、6歳未満の子供を持つ日本人夫の家事育児関連時間は
- スウェーデン・・・3時間21分
- ノルウェー・・・3時間12分
- ドイツ・・・3時間
- アメリカ・・・2時間58分
- イギリス・・・2時間46分
- フランス・・・2時間30分
- 日本・・・1時間7分
※引用元:内閣府 男女共同参画局
と、断トツに日本の男性の協力が少ないということがわかっています。
未だ、日本の企業では男性が育児休暇を取ることに賛成しない上司もいるのです。
日本の労働環境がまだ整っていないことも、男性の家事参加が少ないことの一つの原因になっていると考えられます。
補足:これも非協力的?!子供に無関心な夫急増中?
近年、子供に関心を持てない夫に不満を持つ妻が増えています。
例えば、
- 子供が横で泣いているのに横でスマホをいじっている
- 子供が近づいてきても「ママに言って」と言う
- 子供が泣いても抱っこしない
- すぐに「自由になりたい」と言う
- 子供に自分の妻を取られたと感じている
他にも色々あるのですが、上記のような例を挙げることができます。
皆さんの旦那は、このような傾向を持っていませんか?
子供に無関心な旦那になる理由は、生まれ持った性格もありますが、多くの場合は育ってきた環境が原因となる場合が多いのです。
子供は親の姿を見て育ち、それを基本の考えにする場合が多いので、子育ての価値観は育った環境の影響をモロに受けます。
なので、旦那を反面教師として、自分の子供は愛情深い人間に育つように、母として今一度再考する機会を持ったのだとプラスに考えましょう。
まとめ
旦那が家事・育児に非協力的で、ストレスを感じたり、悩んでいる妻が多いようです。
その場合の対処法としては、
- 旦那に多くを期待しない
- 具体的にやってほしいことを、Iメッセージで伝える
- 家事分担表を作る
- やってくれたことには「ありがとう」を言う
- 妻が「まあいいか」の心を持つ
などの方法があります。
基本的に、男の脳と女の脳は造りが違うのだ、ということも頭に入れて、あまりイライラしないことも大事です。
ストレスを溜め込むのは、美容や健康に良いものではありませんから。
協力的な旦那に育てるコツは、「ありがとう」と「Iメッセージ」です。
夫婦で話し合って分担を決め、手に余るときは、家事代行サービスなども上手く取り入れていきましょう。
コメント