「夫といるのが苦痛で仕方ない時の対処法は?」
「夫との生活が苦痛なのはなぜ?」
「夫といるのが苦痛だという理由で離婚はできる?」
などとお考えではありませんか?
夫といるのが苦痛であれば、結婚生活が辛くなりますよね。
離婚を考えるのも無理はありません。
当記事では
- 夫といるのが苦痛で仕方ない場合の対処法
- 夫との生活が苦痛なのはなぜ?
- 夫といるのが苦痛なのは夫源病の可能性も
といった内容を徹底解説していきます。
夫との生活が苦痛だと感じている方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、夫との生活が苦痛だと感じる場合の対処法がきっと分かるはずです。
夫といるのが苦痛で仕方ない場合の対処法
苦痛で仕方ないとはいえ、結婚している以上、夫とは毎日顔を合わせることになります。
その状態を放置しておけば、ストレスが溜まる一方ですよね。
夫といるのが苦痛で仕方ない時は、下記の対処法をお試しください。
- 距離を置く
- 感謝の気持ちを持つ
- ストレスを発散させる
- 話し合う
- 自分を変えてみる
それぞれの対処法について、具体的に見ていきましょう。
距離を置く
最初の対処法は「距離を置く」ことです。
相手の言動を見ると、嫌な感情を抱いてしまいます。
寝室を別にしたり、日中は別行動にする程度でも十分です。
本格的に距離を置きたい場合は、一時的に実家に帰ることも可能。
距離を置くことで、お互いに冷静になる時間を取ることができるでしょう。
感謝の気持ちを持つ
次の対処法は「感謝の気持ちを持つ」こと。
イライラしたり、夫に腹が立っていると、ついつい嫌なところばかりが目に付いてしまいがちです。
しかし、夫もさまざまなところで、家のために頑張ってくれているはず。
ありがとうと感謝をされた方も、嫌な気はしません。
感謝の気持ちを持つことで、お互いのストレス発散に繋がるでしょう。
ストレスを発散させる
「ストレスを発散させる」こともポイントです。
ストレスが溜まると余裕もなくなり、余計にイライラしてしまいます。
ストレスを発散させるために、妻たちは下記のような行動を取っているようです。
- 誰かに話を聞いてもらう
- ご褒美スイーツを食べる
- 思いっきり歌う
- 断捨離をする
- 一人でお出かけをする
- マッサージを受ける
上記以外にも、趣味の時間を作るなどをして、ストレスを発散させましょう。
気持ちをリフレッシュさせることで
と思えるはずです。
話し合う
「話し合う」ことも対処法のひとつ。
どうしても許せない部分を改善してもらえるよう、夫と話し合ってみましょう。
たとえば
- トイレでスマホを見ながら長時間閉じこもる
- シャワーを浴びずに寝てしまう
- ごみをゴミ箱に捨てない
- 子供といる時間でもスマホを見てばかり
など、生活習慣に不満があることもあるはずです。
妻にとってはストレスでも、夫にとっては普通の行動である可能性も。
夫と向き合うことで、お互いの価値観をすり合わせていきましょう。
自分を変えてみる
最後の対処法は「自分を変えてみる」ことです。
相手に期待して、変えようと思っても、他人を変えることはそう簡単にできることではありません。
反対に自分にとってのストレスになることでしょう。
心理学には「リフレーミング」という手法があります。
リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態になることです。
リフレーミングは、近年人材育成や組織マネジメントでも用いられるようになりました。
夫に対しても、リフレーミングを用い、自分の見方を変えてみましょう。
相手の短所は、見方によっては長所にもなるもの。
夫との生活が苦痛なのはなぜ?
そもそも夫との生活が「苦痛」だと感じるのはなぜなのでしょうか?
主な理由としては、下記が挙げられます。
- 会話がない
- 何もしない夫にイライラする
- 価値観が合わない
- 喧嘩になる
- モラハラやDV
それぞれの理由を、具体的に見ていきましょう。
会話がない
まず最初に考えられるのは「会話がない」ことです。
結婚生活が長いと、だんだんと夫婦の会話が減ってくるもの。
男性よりも、女性の方が「会話」を大切にする傾向にあるからです。
家の中で顔を合わせるのに、何も会話がないのはストレスになります。
基本的な挨拶から始めて、自然な会話ができるようにしていきましょう。
何もしない夫にイライラする
次は「何もしない夫にイライラする」という理由です。
家にいても何もしない夫を見ると、悲しくなってしまいますよね。
妻は家事や育児など、猫の手も借りたいほど忙しいもの。
手伝う素振りさえ見せず、家でゴロゴロしている夫を見れば
と思ってしまいます。
本来、家事や育児は夫婦で分担しなければならないもの。
一緒にやっていきたいことを夫に伝え、二人で話し合っていきましょう。
価値観が合わない
次の理由は「価値観が合わない」ことです。
価値観の違う相手と一緒に暮らすと、心が休まらず、苦痛を感じてしまいます。
離婚の原因の1位は「性格の不一致」。
しかし、一緒に暮らしている相手と価値観が合わないというのは非常にストレス。
子供の習い事についての考え方や、食事のマナーなど、価値観の違いはあらゆる場面で出てくることでしょう。
喧嘩になる
次の理由は「喧嘩になる」ということ。
顔を合わせるたびに喧嘩になれば、一緒に暮らすのはストレスになりますよね。
言葉の言い回しなどにイライラしてしまい、売り言葉に買い言葉で喧嘩になることも。
夫と妻が喧嘩をすれば、家庭内の雰囲気も悪くなります。
子供がいれば
と心配になってしまうでしょう。
家族のためにも、子供たちのためにも、喧嘩ばかりの毎日は何とかしたいものです。
モラハラやDV
「モラハラやDV」が理由になっていることも。
夫からのモラハラやDVに怯えながら、毎日生活するのは精神的にも身体的にもかなりのダメージを与えます。
モラハラやDVは立派な離婚事由になります。
もし、モラハラやDVに苦しんでいるのであれば、早めに離婚を決意することがおすすめです。
モラハラ夫と離婚する方法は、下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
夫といるのが苦痛なのは夫源病の可能性も
夫いるのが苦痛なのは、夫源病(ふげんびょう)の可能性もあります。
夫源病とは、夫が原因で妻の体調や精神に異常をきたすことも。
夫源病について、下記の項目で解説していきます。
- 夫源病の症状
- 夫源病の治療法
夫源病の症状
夫源病は正式な医学名ではありません。
循環器医師の石蔵文信教授が命名し、テレビなどでも取り上げられるようになりました。
下記のような症状がある人は、夫源病の可能性があります。
- 夫が帰ってくる時間になると動悸や息苦しさを感じる
- 夫の言動すべてにイライラする
- 夫が家にいない時は体調が良い
- 夫と顔を合わせると頭痛や手の震えが出る
上記の他にも、不眠や食欲不振などといった症状が出ることも。
夫源病が悪化すると、うつ病などの病気にもなりかねません。
真面目な妻ほど、夫源病にかかりやすいと言われていますので、注意しましょう。
夫源病の治療法
夫源病は辛い病気ですが、体のSOSでもあります。
ストレスが体の不調となって出てきているのです。
基本的にはストレスがなくならなければ、夫源病は完治しません。
しかし、薬物治療などにより、症状が緩和されることも。
心療内科やカウンセリングルームなどを利用し、適切な治療を受けましょう。
夫源病については、下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
夫との生活が苦痛で離婚はできる?
夫との生活が苦痛だと、離婚を考える妻もいることでしょう。
離婚をすれば、夫に関するストレスからも解放されます。
夫との生活が苦痛で離婚する方法について、下記の流れで見ていきましょう。
- 協議離婚なら可能
- 理由によっては裁判でも認められる
協議離婚なら可能
どんな理由であっても、協議離婚であれば離婚は成立します。
協議離婚とは?
夫婦が話し合いをし、離婚する旨の合意が成立すれば、後は離婚届を市区町村に提出するだけで離婚が成立します。この手続により離婚するケースが大半を占めています。
つまり、夫との生活が苦痛だという理由でも離婚は認められるということ。
夫と話し合い、離婚したい旨を伝えましょう。
夫に合意してもらい、離婚届を提出すれば、協議離婚は成立します。
理由によっては裁判でも認められる
夫が合意してくれない場合は、裁判で離婚が認められるかどうかが争われることに。
『法定離婚事由』に該当すれば、裁判で離婚が認められるでしょう。
民法では法定離婚事由が下記のように定められています。
(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
離婚できるケースかどうか、判断できない場合は弁護士に相談してみてください。
まとめ
夫といるのが苦痛で仕方ない時は、下記の対処法を試してみましょう。
- 距離を置く
- 感謝の気持ちを持つ
- ストレスを発散させる
- 話し合う
- 自分を変えてみる
夫との生活を苦痛と感じてしまう主な理由としては、下記が挙げられます。
- 会話がない
- 何もしない夫にイライラする
- 価値観が合わない
- 喧嘩になる
- モラハラやDV
あまりにも辛い場合は「夫源病」の可能性も。
自分の精神がボロボロになる前に、何かしらの対応を取りましょう。
夫にときめかない時の対処法については、下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
コメント