「夫と会話していると、いつも馬鹿にされている気分になる」
「どうして、いつも見下した言い方しかできないの！」
「夫と会話をしていると憂鬱な気分になる」
夫との会話は馬鹿にされ、見下されている気がするため気が付くと会話をしなくなっていたことはありませんか。
夫が妻を馬鹿にする心理に理由があるのでしょうか。
ここでは、夫が妻を馬鹿にする心理について、以下のことを紹介します。
- 夫から馬鹿にされ、見下されている妻の相談
- 夫が妻を馬鹿にする心理の特徴
- 夫が妻を馬鹿にする態度が子どもに与える影響
- 夫が妻を馬鹿にする態度の対処方法
夫が妻を馬鹿にし続けたら離婚ができるかについても触れています。
当記事をご覧になれば、夫が妻を馬鹿にする心理についてご理解いただけるでしょう。
最後まで是非お読み下さい。
夫から馬鹿にされ、見下されている妻の相談
人から馬鹿にされたり、見下されたりするのは誰もが嫌な気分になります。
馬鹿にされたり、見下されたりする相手が毎日顔を合わせる夫ならなおさら気持ちは憂鬱になるでしょう。
そんな妻たちからの悩みです。
夫と会話すると見下されている妻の悩み
妻のことを「見下している」とはっきり伝えてしまっている夫です。
旦那に見下されてる感じなんですけど・・・夫婦ってこんなもの？
…「人の事見下してない？」と聞いたら「あたり前じゃん」って言われました。
…旦那は妻を下げて見ちゃうんでしょうか？
どんな風に思っていれば我慢できるのか。。。この理由だけじゃありませんが喧嘩が絶えなくて。旦那に話すのも気を使うし、話すのに勇気がいる毎日です。
妻は馬鹿にして見下してくる夫と会話をすることにストレスを感じ、喧嘩が絶えなくなってしまっているケースです。
夫がすぐに馬鹿にしてケチをつける妻の悩み
妻だけではなく、子どもに対してもすぐに馬鹿にして、ケチをつけてくる夫です。
何にでも、ケチを付け、人を小馬鹿する旦那。。。この性格治りますか？
子供が、将来の夢を語れば・・
『無理無理！お前に出来るわけが無い』
子供には、期待して欲しいです、応援して欲しいです。初めから無理なんて言ったら、子供は何を目標に大人になればいい？って思います。
妻は子供に対しても馬鹿にしてケチをつけてくる夫に対し不満を感じ、子供の将来を心配しているケースです。
夫が妻を馬鹿にする7つの心理
夫が馬鹿にする態度を取るのはどうしてなのでしょうか。
妻を馬鹿にする夫の心理特徴について７つ紹介します。
自分を特別な存在だと思っている
妻を馬鹿にする夫は、自分は特別な存在と思っている可能性があります。
馬鹿にする夫は、ナルシストで「自分のことが一番好き」です。
努力をしなくても勉強や運動が平均よりも上のレベルのいることが多く、成果が出ているため「俺って天才」と勘違いを起こしやすいる可能性があります。
このタイプの夫は、小さい頃から叱られるよりも褒められることが多く、失敗経験が少ないため人と比べて自分の方が優位だと勘違いしています。
強いコンプレックスを持っている
妻を馬鹿にする夫は、強いコンプレックスを持っている可能性があります。
小さいころから人と比較され褒められた経験が少ない人は、他のひとがしていること「うらやましい」と感じます。
「うらやましい」は、プラスの感情ではなくマイナスな感情であり、嫉妬心です。
強いコンプレックスを持つ夫は、「私のほうがあなたより優れている」アピールするために馬鹿にした言動をして相手のマイナスなところを見つけ出して自己満足します。
プライドが高すぎる
妻を馬鹿にする夫は、プライドが高い可能性があります。
しかし、馬鹿にする夫はプライドが高いのに精神面が弱く、ちょっとしたことで傷つきいじけてしまいやすいタイプのようです。
プライドが高く精神面が弱い夫は、自分のプライドを維持するために相手を見下し、馬鹿にした態度をとります。
承認欲求が満たされていない
妻を馬鹿にする夫は、承認欲求が満たされていない可能性があります。
馬鹿にする夫は、常に自分のことを「認めてもらいたい」「褒めてもらいたい」「愛されたい」と思っていますが、決して”して欲しい”とアピールはしません。
誰かが気づいてくれるのを待っていますが、自分が注目されるよりも早く誰かが注目されることを嫌います。
妻を馬鹿にする夫は、自分が注目され褒められるために人を馬鹿にすることで「自分の方が優れている」と間接的にアピールしているようです。
優越感に浸りたい
妻を馬鹿にする夫は、優越感に浸りたいと考えている可能性があります。
優越感に浸りたい人は、ストレスが溜まり始めると物事をネガティブに捉えるようになります。
人を見下したり馬鹿にしたりすることで「自分はダメな人間じゃない」「自分は優秀な人間だ」と他人よりも自分の方が優れていると思い込ませているようです。
馬鹿にする夫は、他人を馬鹿にすることで「優越感」に浸っている可能性があります。
「勝者」か「敗者」で評価をする
妻を馬鹿にする夫は、全てを「勝ち」「負け」で判断していることが多いでしょう。
馬鹿にする夫は、物事を「勝った」「負けた」で優劣をつけたがり、常に自分が勝者でいようと振舞います。
妻を見下したり、馬鹿にしたりする行為は自分の方が勝者（優れている）であるとマウントしてアピールしているのです。
何をしても劣等感を持っている
妻を馬鹿にする夫は、何に対しても劣等感を常に持っている可能性があります。
人を見下したり馬鹿にしたりする態度の深層には「見下されている」という劣等感が常にあります。
「見下されている」という劣等感を見透かされないようにバリアをはり、馬鹿にすることで自分の方が上にいるのだと誇示しているのでしょう。
妻を馬鹿にする夫の性格や行動7つの特徴
妻を馬鹿にする夫は、性格や行動に特徴があります。ここでは７つの特徴を紹介します。
心に余裕がない人
妻を馬鹿にする夫は、心に余裕がなく、自分の言動をうまくコントロールできないことが考えられます。
心に余裕がある場合は、自分の取った言動によって相手がどのような反応を示すのかイメージできます。
心に余裕がない場合は、自分の取った言動によって相手がどのような反応を示すのかイメージできません。
心に余裕がない夫は、妻の反応を想像することができないため自分の思ったことをそのまま妻にぶつけたり、ストレスのはけ口として妻を馬鹿にしたりする言動をとるのです。
自分の自慢話ばかりする人
妻を馬鹿にする夫は、自分の自慢話ばかりします。
馬鹿にする夫は、妻よりも優れた人間だとアピールする方法として、自分の自慢話をし、妻から褒められるのを期待しているのでしょう。
しかし、妻には夫の自慢話が「おまえよりも俺の方が・・・」と上から目線で話すため、馬鹿にされ見下された気分になり、褒める気分にはなれません。
人の意見を素直を聞けない人
妻を馬鹿にする夫は、プライドが高く過ぎて人の意見を聞けないでしょう。
馬鹿にする夫は、負けず嫌いでプライドが高く、自分の考えが常に正しいと考えています。
相手を敵対視しているため、自分と違う意見に対して素直に聞く耳を持つことができない人が多いようです。
自分の弱点やミスを隠そうとする人
妻を馬鹿にする夫は、自分の弱点やミスを隠そうとするでしょう。
馬鹿にする夫は、常に誰かと比較して自分の方が優れていると思っている人が多く、他人に自分の弱点やミスを見透かされることを嫌がります。
妻に対しても、自分のほうが上であることをアピールするため、たとえ自分が間違っていても間違いを認めず、妻の責任にするでしょう。
常に自分が正しいと思っている人
妻を馬鹿にする夫は、自分の意見が常に正しいと思っています。
馬鹿にする夫は、自分の意見が常に正しいと思っているため、自分の考えを押し付けようとすることが多いでしょう。
馬鹿にする夫は言葉だけではなく行動についても「自分は正しい」と思い込んでいるところがあります。
他人がしている行動が自分の価値の枠組みから外れていると許せず、馬鹿にしてしまうのでしょう。
揚げ足をとる人
妻を馬鹿にする夫は、すぐ揚げ足をとりたがるでしょう。
馬鹿にする夫は、妻が自分よりも上に立つのを嫌がり、ちょっとしたミスを見つけては揚げ足をとり、「やっぱりおまえは駄目な奴だ」とマウントしてきます。
もしかすると、夫は揚げ足をとっている気持ちはなく、「妻から頼られる男」になりたい思いが空回りしてしまい、妻が傷ついていることに気づいていない可能性もあります。
自分を基準に優劣を付けて態度を変える人
妻を馬鹿にする夫は、自分を基準に優劣をつけ、人によって態度を変えています。
馬鹿にする夫は、自分の基準の中では妻は自分よりも下の人間に分類していることが多いようです。
そのため、妻のする言動に対して見下したり馬鹿にします。
妻を馬鹿にする夫になった原因
夫が妻を馬鹿にするようになる原因がいくつか考えられます。その代表的なものを紹介します。
幼少期の家庭環境
妻を馬鹿にする夫は、幼少期の家庭環境が影響している可能性があります。
親の過干渉
妻を馬鹿にする夫は、幼少期に親から強い干渉をされていた可能性があります。
親から強い干渉を受けていた夫は、何をするにも親から口出しされて自分がしたいことを制御されて育ちました。
幼少期は「親のしたいこと、言いたいこと」が「自分のしたいこと、言いたいこと」だと思えていたことが、成長して親と自分の考えが違うことに気づきストレスが強くなります。
親に押さえつけられていたストレスを自分より弱い人間だと思っている「妻」を馬鹿にすることで発散させているのでしょう。
家庭内暴力
妻を馬鹿にする夫は、幼少期に家庭内暴力を受けていた可能性があります。
幼少期にネグレクトやDVを受け、親からの愛情を十分に受けずに育った子どもは感情が乏しくなることが多いようです。
また、誰かを傷つけることが日常的光景として育つと、誰かを傷つけることが「悪いこと」という価値観が崩れてしまい、妻を傷つけている罪悪感を抱けない夫になります。
仕事上のストレス
妻を馬鹿にする夫は、仕事上のストレスを発散させている可能性があります。
職場での夫の立場が上司と部下の狭間に立つ管理職だった場合、上司から求められる仕事のストレスや部下を指導するストレスなど様々なストレスがあるようです。
病気・障害
妻を馬鹿にする夫は、病気や障害を持っている可能性があります。
病気や障害として考えられるのは「自己愛性人格障害」「発達障害」です。
「自己愛性人格障害」は、強さを見せつけることが「男らしさ」と考えてしまい、他人を見下さしたり馬鹿にしたりすることが「男らしさ」と考えていることがあります。
「発達障害」は、無意識に馬鹿にしたり見下したりしてしまっている可能性があり、改善させることは難しいようです。
妻を馬鹿にする夫は子どもに悪影響を与える
前項「妻を馬鹿にする夫になった原因」における「幼少期の家庭環境」でも述べましたが、幼少期の親のかかわり方が子どもの成長に大きく影響している可能性があります。
親から見下され馬鹿にされて育った子どもは、自分に自信を持つことができなくなり、「どうせ何もをしても無駄」と考える傾向が強くなるようです。
それでも、親から褒めてもらうために親が望むことをすることが自分の義務かのように捉え、「〇〇すべき」「〇〇しなければならない」と自分に言い聞かせるようになります。
さらに、親から見下されたり馬鹿にされたりしないように周囲にいる人たちにも自分の考えを押し付けて従わせようとする方法は、結果として親と同じ振る舞いになるのです。
妻を馬鹿にする夫への対処方法
夫が妻を馬鹿にする態度に対して、妻はどう対応すればストレスがたまらずに済むのでしょうか。その対処方法について紹介します。
夫を褒める
妻を馬鹿にする夫への対処方法の一つに「褒める」があります。
馬鹿にする夫は、心理の特徴の中に褒められた経験が少なかったり、常に劣等感を持っていたりなど自分に自信がないことを悟られないように妻を馬鹿にして力を誇示している人がいます。
自信がないタイプの夫に対して、妻が強気な態度を取ると夫は自分の力を誇示しようとムキになり、馬鹿にしたり見下したりする態度がエスカレート可能性があります。
自信がないタイプの夫に対しては、褒めて、自信をつけさせて、妻を馬鹿にしなくても自分のポジションは守られているのだと思わせることが大切です。
無視する
妻を馬鹿にする夫への対処方法の一つに「無視をする」があります。
妻は、見下したり、馬鹿にしたりする夫に対して同じ態度で立ち向かおうとしても、さらに強い口調で言い返されてさらにストレスは強くなるでしょう。
馬鹿にする夫に対しては、一切相手にせず無視をしてみます。
わかりやすい態度で無視をし続けることで、夫は満足感を得られないため大人しくなる可能性があります。
見下していることに気づいていると伝える
妻を馬鹿にしている夫への対処方法の一つに「見下していることに気づいていると伝えてみる」があります。
もしも、妻は馬鹿にしている夫に対して言い返す勇気があるならば「あなたが私を馬鹿にしていることは知っていますよ」と伝えてみましょう。
馬鹿にする夫の中には、”妻は気づいていない”または”妻だから許される”と思っている可能性があります。
妻は馬鹿にする夫に対して、「あなたが私を馬鹿にしていることは知っています」としっかり夫の目を見て、はっきりした口調で、凛とした態度で伝えると立場が逆転する可能性あるでしょう。
「器の小さい男」として扱う
妻を馬鹿にする夫への対処方法の一つに「器の小さい男として扱ってみる」があります。
妻は馬鹿にする夫の一言一言を聞き入れ、気持ちを落ち込ませる必要はありません。
「器が小さい男だから仕方ない」と夫の話を聞き流し、自分の方が夫よりも器が大きいのだと自信を持ちましょう。
話し合う
妻を馬鹿にする夫への対処方法の一つに「話し合う」があります。
妻を馬鹿にする夫の中には、自分の言動で妻が傷ついていると気づかず日常化してしまっていることが多いようです。妻は夫の所有物ではありません。
妻に対して何をしても許されるわけではないことをしっかり伝えることが大切です。
妻を馬鹿にする夫との離婚
馬鹿にする夫の妻は、夫と一緒にいるだけで気持ちが塞ぎ込み、意欲が低下し、毎日びくびくしながら生活することになります。
もし、「馬鹿にする夫と離婚して今の生活を変えたい」と考えているならば、”離婚”も一つの方法かもしれません。
離婚できるかどうか「無料相談会」などに参加して弁護士に相談してみるのもいいでしょう。
夫が妻を馬鹿にする心理の特徴7つとその対処方法のまとめ
夫が妻を馬鹿にする心理の特徴と対処方法についてまとめると以下のとおりです。
- 妻を馬鹿にする夫の心理は、「夫は妻よりも上の存在である」と示したがっている。
- 馬鹿にする夫に対して妻は、堂々と毅然な態度で夫と向き合い、時々無視してみる。
- 妻を馬鹿にする夫は、幼少期に親から強い干渉、暴力など受けていた可能性がある。
- 妻を馬鹿にする夫に育てられた子どもは、人を見下したり馬鹿にしたりする傾向がある。
少しでもこの情報が皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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