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【慰謝料】夫に慰謝料請求がしたい!請求方法や慰謝料の相場!奥さんがやるべき事は?

「不倫をした夫に慰謝料を請求したい!」

「夫に慰謝料を請求したいけれど、相場はいくら?」

「夫に確実に慰謝料を請求するための方法は?」

夫の何らかの裏切り行為によって、慰謝料を請求したいと考えている奥さんは意外と多いことでしょう。

 

今回の記事では、夫に慰謝料を請求したい奥さんのため、以下の4点について解説します。

  • 夫に慰謝料を請求したい!慰謝料請求できる主な事案とは?
  • 夫に慰謝料を請求したい!慰謝料の相場はいくら?
  • 慰謝料を請求して夫に払わせたい!必ずやるべきことは?
  • 夫に慰謝料を請求!慰謝料の請求方法は?

記事を読み終わる頃には、夫への慰謝料請求について知識が付いていること間違いなしです。

具体的に見ていきましょう。

 

夫に慰謝料を請求したい!慰謝料請求できる主な事案とは?

夫に慰謝料を請求したい!と考えていても、相応の理由がなければ叶いません。

まずは、夫に慰謝料を請求できる主な事案を、以下の通り3つ解説します。

  • 浮気や不倫など
  • DVやモラハラなど
  • 悪意のある遺棄があるなど

さっそく見ていきましょう。

 

浮気や不倫など

夫に慰謝料を請求できる事案として、夫の浮気や不倫が挙げられます。

 

とはいえ、夫の浮気が発覚しても、以下のような理由で即座に離婚しない家庭が多いことでしょう。

  • 子どもがまだ幼い
  • 奥さんが専業主婦
  • 初犯だから夫を許したい気持ちが強い

上記のように、夫の浮気や不倫発覚後も何らかの理由で婚姻関係を継続する場合、夫に慰謝料を請求しても家庭内でお金が動くだけ。

つまり、

夫の不倫相手の女性に対して慰謝料を請求するのがおすすめ

です。

 

反対に、以下のような家庭の場合は、夫との離婚を前向きに考えて慰謝料を請求しましょう。

  • 子どもが成人して巣立っている
  • 奥さんにある程度の収入がある
  • 夫が何度も不倫を繰り返している

夫の不倫相手の女性に対して慰謝料を請求するか、夫に対して慰謝料を請求するかは、夫婦が婚姻関係を継続するかしないかに委ねられます。

 

DVやモラハラなど

DVやモラハラなどがあった場合も、夫に慰謝料を請求可能です。

 

両者の違いは以下の通り。

  • DV(ドメスティック・バイオレンス) …暴力行為
  • モラハラ(モラル・ハラスメント)………精神的な嫌がらせ

DVの場合は奥さんの精神的苦痛が目に見えて分かりますが、モラハラは分かりにくいのが難点。

 

モラハラと定義される主な事案は、以下の通りです。

  • 「誰のおかげで生活できるんだ」などと言う
  • 友人と付き合うのを制限する
  • 電話やメールを細かくチェックする
  • 何を言っても無視する
  • 人の前で馬鹿にする
  • 命令口調で物事を言いつける
  • 大切にしているものを壊したり、捨てたりする
  • 外で働かせない(家庭に閉じ込めておく)
  • 子どもに危害を加えるといって脅す
  • 殴る素振りや物を投げつけるふりをして、脅かす

奥さんが「私ってモラハラを受けている?」と感じたら、要注意。

精神的に参ってしまう前に、何らかの対処を取るべきといえるでしょう。

 

悪意のある遺棄があるなど

夫に慰謝料を請求できるのは、夫から悪意のある遺棄があった場合です。

 

悪意のある遺棄とは、以下のようなこと。

  • 生活費を渡してくれない
  • 健康なのに働いてくれない
  • 理由がないのに同居を拒否する
  • 頻繁に家出を繰り返す
  • 不倫相手の家に入り浸っている
  • 家事育児を一切放棄している

つまり「あえて夫婦関係を破綻させようと目論んでいる」場合です。

 

民法第752条には以下のように、夫婦間の義務が定められています。

  • 同居の義務
  • 協力義務
  • 扶助の義務

 

つまり、夫婦である以上は以下を守る必要があるということです。

  • 単身赴任などの特別な理由がない限りは同居しなくてはならない
  • 夫婦で協力して家事や育児を行わなくてはならない
  • 互いに扶助し合って生活しなければならない

夫から上記のような悪意のある遺棄を感じた場合、奥さんは夫に対して慰謝料を請求できる可能性が高まります。

 

夫に慰謝料を請求したい!慰謝料の相場はいくら?

夫に慰謝料を請求したい!と考えても、実際にいくらもらえるのかが気になる所ですよね。

 

今回の章では、慰謝料の相場に関して以下の通り解説します。

  • 浮気や不倫などが原因の場合は100~300万円
  • DVが原因の場合は50~300万円前後
  • モラハラが原因の場合は200万円前後
  • 悪意の遺棄の場合は200万円前後

順番にみていきましょう。

 

浮気や不倫などが原因の場合は100~300万円

夫が浮気や不倫をした場合の慰謝料は、100~300万円が相場です。

 

とはいえ、

浮気や不倫などが原因の慰謝料には、金額に明確な基準はありません

つまり、被害者(今回の記事では奥さん)が受けた苦痛の大きさによって支払い額が変わるということ。

 

一般的には、以下のような慰謝料で解決する場合がほとんどです。

  • 夫の浮気や不倫発覚後に離婚しない場合…100万円前後
  • 夫の浮気や不倫発覚後に離婚した場合……100~300万円前後

浮気や不倫による損失が大きければ大きい分、慰謝料も多額になります。

 

DVが原因の場合は50~300万円前後

DVが原因で夫に慰謝料を請求したい場合、50~300万円前後が相場です。

とはいえ、DVは被害者側と加害者側の意見が一致しないことが多い事案。

 

つまり、

DVによる慰謝料をもらうためには話し合いが必須

になります。

 

DVが原因で夫に慰謝料を請求した場合、慰謝料が高額になる事案は以下の通りです。

  • DVの期間が長い
  • DVの回数が多い
  • DV被害者に落ち度がない
  • DV被害者が酷い怪我や障害を持った
  • 夫婦の婚姻期間が長い
  • 夫婦間の子どもの数が多い
  • DV加害者の年齢が高い

DV加害者である夫と、DV被害者である奥さんで話が食い違っても良いよう、DVの証拠をしっかり集めておくと良いでしょう。

 

モラハラが原因の場合は200万円前後

モラハラが原因の場合は、慰謝料は200万円が相場です。

 

民法第709条および第710条には、モラハラが原因の慰謝料について以下のように記載されています。

モラハラ行為の存在を証明できれば慰謝料が認められる

つまり、証拠集めが必要なのです。

 

モラハラでの慰謝料が高額になるケースは、以下の通り。

  • 夫婦間に子どもがいる
  • モラハラ行為が悪質だった
  • モラハラ被害者がうつ病などを発症して通院している
  • 婚姻期間が長い
  • モラハラ加害者の年齢が高い

先ほどのDVの場合とほぼ同じですね。

モラハラは、DVとは違い立証するのが難しい側面があるので、証拠集めは徹底的に行っていきましょう。

 

悪意の遺棄の場合は200万円前後

悪意の遺棄で夫に慰謝料を請求する場合、もらえる金額は200万円前後になります。

悪意の遺棄とは、既述の通り「同居義務」「協力義務」「扶助義務」を怠った状態のこと。

 

慰謝料は、各義務の怠った割合を考慮して金額が増減する

 

つまり、各義務をすべて怠った場合はもらえる慰謝料も高額になり、何か1つの義務だけ欠けている場合はもらえる慰謝料が少額になるということです。

 

慰謝料を請求して夫に払わせたい!必ずやるべきことは?

奥さんが夫に慰謝料を請求して離婚したい場合、やるべきことが多々あることでしょう。

今回の章では、奥さんが夫に慰謝料を請求するためにやるべきことについて、以下の2点を紹介します。

  • 離婚の原因となる証拠を集める
  • 慰謝料請求についての知識を付ける

順番に見ていきましょう。

 

離婚の原因となる証拠を集める

夫に慰謝料を請求したいのであれば、離婚の原因となる証拠を集めることが大切です。

 

  • 夫が浮気や不倫をしている証拠を集める
  • 夫から受けたDVやモラハラを記録する
  • 生活費の振込みが途絶えたことが分かる通帳を記帳する
  • 別居に至った経緯や別居が始まった時期を記録する
  • 別居先を特定できる資料を集める

上記のように、夫の何らかの行動が原因で離婚に至る場合、夫から受けた被害を第三者に共有できる証拠集めが必要になります。

日記やボイスレコーダーなども証拠の一つとなるので、奥さんが負担にならない程度のもので証拠集めをしていきましょう。

 

慰謝料請求についての知識を付ける

奥さんが、慰謝料請求についての知識を付けるのも必要です。

生きていく上で、知識がある人ほど得をするのは言うまでもありません。

つまり、夫への慰謝料請求で得をするためには、奥さんが慰謝料請求に対してある程度の知識を付ける必要があるのです。

 

  • ネットで情報集めをする
  • 図書館などで情報を集める
  • 慰謝料請求のための講習会などに参加する

上記のように、慰謝料請求に関しての知識を付けるため、行動に移していきましょう。

 

夫に慰謝料を請求!慰謝料の請求方法は?

最後に、夫に慰謝料を請求したい場合の請求方法について以下の通り解説します。

  • 夫に直接お願いをする
  • 弁護士を雇う

順番に見ていきましょう。

 

夫に直接お願いをする

夫に慰謝料を請求したい場合、夫に直接お願いするのが一つの手です。

とはいえ、夫が慰謝料請求にすんなり応じる可能性は極めて低いでしょう。

 

夫が不倫をしていた
→夫へ離婚を突き付け、慰謝料を請求した
→夫は離婚理由を奥さんのせいにして逃げた
夫のDVに耐えきれずに離婚届けを突き付けた
→夫はDVしていることを認めない
→夫からさらなるDVを受けることになった

 

上記のように、夫に慰謝料を直接請求すると、何らかの二次被害が発生する可能性が考えられます。

夫の性格をよく読み、二次被害が生じないと考えられる場合にのみ、夫に直接慰謝料を請求するようにしましょう。

 

弁護士を雇う

弁護士を雇うのが、最もポピュラーな慰謝料請求の方法です。

 

弁護士を雇うと、以下のようなプラスのポイントがあります。

  • 感情的な話は度外視して、打算的に金額を計算して淡々と話しが進む
  • 慰謝料の直接交渉を行わなくて済むので、ストレスフリーな日々を送ることが可能
  • 夫や夫の不倫相手に、奥さんや奥さんの周辺の人物に接触しないよう強く要請できる
  • トラブルを回避することができる

 

一方で、弁護士を雇うマイナス面は以下のようなこと。

  • お金がかかる(着手金として20万円前後は見る必要がある)
  • 時間がかかる(最低でも3ヶ月程度)
  • 弁護士と何度も話し合いをしなければならない

とはいえ、慰謝料問題がうまくまとまらず裁判沙汰になった場合、初めから弁護士を雇っていたほうが有利になります。

慰謝料問題に対して知識がない方は、お金がかかっても初めから弁護士を雇うのが良いでしょう。

 

まとめ

今回の記事では、夫に慰謝料請求ができるのか、慰謝料の請求方法には何があるのかについて解説しました。

 

夫に慰謝料請求できる主な事案は、以下の通りです。

  • 浮気や不倫など
  • DVやモラハラなど
  • 悪意のある遺棄があるなど

 

慰謝料の相場は、以下の通り。

  • 浮気や不倫などが原因の場合は100~300万円
  • DVが原因の場合は50~300万円前後
  • モラハラが原因の場合は200万円前後
  • 悪意の遺棄の場合は200万円前後

なかなか高額であることが分かりますよね。

 

ちなみに、慰謝料をきちんと取るためには、以下の方法がおすすめです。

  • 夫に直接お願いをする
  • 弁護士を雇う

話し合いで揉める可能性が高いため、弁護士を雇うに越したことはありません。

しかし、夫の性格上、弁護士を雇わずとも慰謝料を払ってもらえそうと思うのであれば、夫に直接お願いをするのも一つの手と言えます。

まずは、慰謝料請求について正しい知識を付け、奥さんが泣き寝入りしない方法で慰謝料請求をしてくださいね。

 

ちなみに、以下の記事では、なかなか立証が難しいモラハラの慰謝料について解説しています。

モラハラ被害に悩んでいる奥さんは必見です。

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