「夫が生命保険加入を嫌がる理由が分からない!」
「生命保険を嫌がる夫の対処法には何がある?」
「そもそも世帯主である夫の生命保険加入率は?」
夫が生命保険への加入を渋っていると、上記のように考えてしまう奥さんも多いでしょう。
今回の記事では、夫が生命保険加入を嫌がっている奥さんのため、以下の3点を解説します。
- 夫が生命保険を嫌がる!理由は?
- 生命保険を嫌がる!夫を生命保険に加入させる方法は?
- 夫が生命保険を嫌がる!生命保険の加入率は?
記事を読み終わる頃には、夫に生命保険の加入を推し進めなければ!とより強く思えることでしょう。
ではさっそく、解説していきます。
夫が生命保険を嫌がる!理由は?
まずは、夫が生命保険を嫌がる理由について、以下の通り見ていきましょう。
- 経済的に余裕がないから
- 生命保険の必要性を感じていないから
- 生命保険について理解していないから
- 健康上の理由があるから
- 休日にお金のことを考えたくないから
順番に解説していきます。
経済的に余裕がないから
夫が生命保険を嫌がる理由は、経済的に余裕がないからです。
持病や、過去に大きな怪我や病気の経験がない夫は、生命保険に対して以下のように思いがち。
- 保険料はお金を溝に捨てるようなもの
- 我が家には溝に捨てても良いお金なんて微塵もない
- 経済的な余裕がないのに保険に充てるお金なんてあるわけがない
生命保険以外の出費で家計が精一杯だと、万一のために支払う保険料が無駄に思えてしまうのは当然のことです。
しかし実際は、奥さんが知っている通り、生命保険に加入することは無駄なんかではありません。
むしろ、生命保険に加入しないデメリットのほうが大きいという事実があります。
詳細は次の章で解説するので、チェックしてくださいね。
生命保険の必要性を感じていないから
生命保険の必要性を感じていないのも、夫が生命保険を嫌がる理由の一つです。
- 今までの人生で大きな怪我や病気の経験がない
- まだ若い
- 子どもがいない
上記のような条件が揃うと、夫が生命保険に加入すること自体を無駄だと認識している可能性が高いといえます。
とはいえ、明日いきなり交通事故に遭う可能性だってありますし、何かしらの大きな病にかかってしまう可能性も。
だからこそ、奥さんは世帯主である夫に生命保険に加入して欲しいのですよね。
生命保険について理解していないから
夫が生命保険を嫌がる理由として、生命保険について理解していないことも挙げられます。
一概に生命保険といっても、内容は以下の通り様々。
- 死亡保険
- 医療保険
- がん保険
- 疾病保険
- 介護保険
- 収入保証保険
- 個人年金保険
- 養老保険
「いったい何の保険に加入すれば安心できる?」と、不安に思ってしまっても仕方ありません。
しかも、世の中には保険会社が複数あり、各社、自社の商品を売るために様々なお得なプランを提供しています。
つまり、夫の脳内はまさに以下のようにパニック状態。
生命保険加入に関する考えを、一旦止めてしまうのです。
健康上の理由があるから
健康上の理由があるため、夫が生命保険を嫌がっている場合もあります。
生命保険に加入するためには、会社で実施している健康診断の結果や、自身で受けた健康診断の結果を保険会社に提出する必要が。
したがって、夫が以下のように考えている可能性もあります。
夫が何かを隠していそうなら、奥さんが病院に付き添ってあげると良いでしょう。
休日にお金のことを考えたくないから
夫が生命保険を嫌がる理由は、休日にお金のことを考えたくないからです。
既述の通り、生命保険といっても内容は様々。
したがって、1日2日で内容を決められるはずはなく、しっかり吟味する必要があります。
つまり、夫は生命保険に対して以下のように考えている可能性も。
特に、生命保険を世帯主である夫名義で契約する場合、必然と夫の仕事が多くなるのも事実。
次の大型連休まで大きな怪我や病気をしないことを願って、今を乗り切る方法も考えてあげる必要があるでしょう。
生命保険を嫌がる!夫を生命保険に加入させる方法は?
生命保険を嫌がる夫に生命保険に加入してもらうためには、以下の方法を試してみてください。
- 生命保険に非加入のデメリットを説明する
- 家計を見直す
- 保険の相談カウンターに足を運ぶ
順番に見ていきましょう。
生命保険に非加入のデメリットを説明する
夫を生命保険に加入させるため、生命保険非加入の場合のデメリットを説明することをおすすめします。
生命保険非加入の主なデメリットは、以下の通りです。
- 死亡した場合、遺族に残せるお金がない(むしろ葬儀などでマイナスになる)
- 病気や怪我をした場合、治療費が払えない
- 病気や怪我で入院した場合、収入に対する不安を抱えなくてはならない
- 老後の備えができない
生命保険に加入していれば、たとえば生命保険加入の翌日に死亡した場合でも、死亡保険として一時金を受け取ることができます。
葬儀費用が捻出できる他、遺された家族の生活費にも充てることができるのが大きな特徴です。
また、病気や怪我で入院した場合も、治療費や入院代が保証されます。
さらに、
一時的に収入が少なくはなるものの、ゼロになることはない点が安心ポイントになるでしょう。
上記のように、生命保険に加入さえしていれば、月々の支払額分の出費は多くなるものの、いざという時の出費を大きく抑えることが可能です。
「生命保険料に充てられるお金がない!」という金銭面的にカツカツな家庭こそ、生命保険の加入を強くおすすめします。
家計を見直す
家計を見直すのも、夫に生命保険に加入してもらうための手段の一つです。
上記のように考えている夫も、意外と多い事実があります。
だからこそ、奥さんが「生命保険はまとまった貯金がない人は必ず入ったほうが良いもの」ということを夫に認識させる必要があるでしょう。
家計を見直して生命保険料を支払っても大丈夫なようにするから
生命保険に加入してくれない?
でも毎月高いんじゃないの?
実はあまり高くないのよ!
自分で貯金をしていくよりも安心だし!
じゃあ一度資料請求でもしてみるか。
上記のように、自分で貯金していくよりも保険のほうが安心だと伝える努力をしてください。
保険の相談カウンターに足を運ぶ
夫に生命保険に加入してもらうため、保険の相談カウンターに足を運ぶのもおすすめです。
- 加入する保険会社が1社に絞れている→直接、希望する保険会社の支店に足を運ぶ
- 目ぼしい保険会社を決めかねている→複数の保険会社を扱っている保険の相談窓口が◎
保険の相談窓口は、以下のような場所にありますよ。
- 商業施設のテナントとして入っている
- 街中のビルにテナントとして入っている
保険の相談は無料なので、気軽に足を運んでみましょう。
夫が生命保険を嫌がる!生命保険の加入率は?
世帯主である夫の生命保険の加入率が何パーセントなのか、気になるところですよね。
最後に、生命保険文化センターが2021年12月に発表した「生命保険に関する全国実態調査」を元に、以下の事案を解説していきます。
- 【男女別】生命保険の加入率
- 【年齢別】生命保険の加入率
- 【ライフステージ別】生命保険の加入率
- 【世帯年収別】生命保険の加入率
順番に見ていきましょう。
【男女別】生命保険の加入率
下記の表は、2021(令和3)年における、生命保険の加入率を男女別に示したものです。
夫婦で加入 | 夫のみ加入 | 妻のみ加入 | 夫婦で未加入 | |
加入率(%) | 78.3 | 8.2 | 2.1 | 11.5 |
夫婦で生命保険に加入している家庭が、確率的に最も高いことが分かりました。
万一の事態は、男女問わず訪れる可能性があります。
だからこそ、夫婦共に万一に備えておきたいと願っている家庭が多いということでしょう。
【年齢別】生命保険の加入率
続いて、2021(令和3)年における、世帯主の年齢別の生命保険加入率についてです。
下記の表をご覧ください。
年齢 | 世帯主の加入率(%) |
29歳以下 | 70.2 |
30~34歳 | 90.7 |
35~39歳 | 89.4 |
40~44歳 | 93.2 |
45~49歳 | 94.0 |
50~54歳 | 93.0 |
55~59歳 | 94.8 |
60~64歳 | 92.4 |
65~69歳 | 93.8 |
70~74歳 | 88.2 |
75~79歳 | 85.0 |
80~84歳 | 80.2 |
85~89歳 | 67.5 |
「独身」もしくは「既婚で子無し」であろう29歳以下と、85歳以上の保険加入率が低いことが分かります。
一方、子どもにお金がかかるようになる40~60歳頃までの保険加入率が高いことも分かりました。
【ライフステージ別】生命保険の加入率
続いて、ライフステージ別の生命保険の加入率について解説していきます。
末子の進学状況 | 世帯主の加入率(%) |
乳幼児 | 90.4 |
保育園・幼稚園 | 90.0 |
小学校・中学校 | 92.6 |
高等学校・大学 | 94.2 |
就学終了 | 87.3 |
子どもが小さいと、世帯主である夫に万一のことがあったら大変です。
だからこそ、世帯主の保険加入率も9割を超えていることが分かります。
一方、末子が就職したら、保険の内容を変更する・保険を解約するなどの手段を取る夫婦も多いようです。
【世帯年収別】生命保険の加入率
最後に、世帯年収別の生命保険の加入率について見ていきましょう。
世帯年収 | 生命保険の加入率(%) |
200万円未満 | 74.2 |
200~300万円未満 | 81.1 |
300~400万円未満 | 86.3 |
400~500万円未満 | 89.5 |
500~600万円未満 | 91.5 |
600~700万円未満 | 95.7 |
700~1,000万円未満 | 94.7 |
1,000万円以上 | 94.7 |
今回の記事で「世帯年収が低い家庭ほど生命保険に加入したほうが良い」と記載しましたが、上の表を見ると、世帯年収が比較的高い家庭でもほぼ100%に近い割合で生命保険に加入していることが分かります。
つまり、世帯収入が高い家庭であっても、万一のための保証をしているのです。
だからこそ、
ということになります。
まとめ
今回の記事では、生命保険加入を嫌がる夫を持つ奥さんのため、対処法を以下の通り3つ紹介しました。
- 生命保険に非加入のデメリットを説明する
- 家計を見直す
- 保険の相談カウンターに足を運ぶ
生命保険への加入を渋っている夫は、変化に怯えているだけ。
実際は、生命保険へ加入しないデメリットは大きすぎます。
何かあってからでは遅いのです。
だからこそ、早め早めに夫を説得し、生命保険に加入させる方向にもっていきましょう。
ちなみに、以下の記事では、夫の平均支払い保険料や、おすすめの保険会社を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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