「『夫』をドイツ語でいうと何になる?」
「『夫』を呼ぶ時のドイツ語は?」
「『夫』以外の家族のドイツ語表現も知りたい!」
などとお考えではありませんか?
ドイツ人の彼氏がいる人は、結婚後の呼び方が知りたいと思いますよね。
今後のためにも、ドイツ語表現を覚えておきましょう。
当記事では
- 『夫』のドイツ語はEhemann
- 『夫』を意味するEhenmannとMannの違いは?
- 妻と夫が呼び合うドイツ語表現は?
といった内容を徹底解説していきます。
『夫』のドイツ語表現を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、ドイツ語で『夫』を表現する方法がきっと分かるはずです。
『夫』のドイツ語はEhemann
『夫』を表すドイツ語は『Ehemann』。
発音記号は「ˈeːəˌman」。
カタカナ表記にすると「エーアマン」が近いでしょう。
複数形は『Ehemänner』になります。
最初の『E』は大文字で表すのが一般的です。
『夫』を意味するEhenmannとMann、Gatteの違いは?
『夫』を意味する別の表現として『Mann』や『Gatte』といったものも。
『Ehemann』との違いが気になるところでしょう。
まず『Mann』ですが、英語でいう『man』と同様の意味を持ちます。
つまり『男性』を意味する言葉。
この『Mann』に『Mein』つまり「私の」を意味する言葉を合わせるとと「私の夫」という意味に。
「私の夫」と具体的に表したい際は「Mann」を使った方が分かりやすいでしょう。
ちなみにドイツ語でも『man』という言葉は存在します。
発音は同じですが、意味や機能が異なります。
一方『Gatte』も、配偶者を指す言葉。
どちらかというと『Ehemann』よりも固い表現です。
『Ehe』ははっきりと「結婚」を意味する言葉。
そのため「正式に結婚した夫」を意味する表現といえるでしょう。
妻と夫が呼び合うドイツ語表現は?
次に妻と夫が呼び合うドイツ語表現をご紹介します。
日本語では下の名前やニックネームで呼ぶのが一般的です。
ドイツ語では下記のような表現を用います。
- Schatz
- Hase
- Maus
- Liebling
- ニックネーム
それぞれの表現を具体的に見ていきましょう。
Schatz
最初にご紹介する表現は『Schatz』です。
『Schatz』は宝物を意味する表現。
つまり自分の宝として、大切であることを示す言葉といえるでしょう。
「Schätzchen」や「Schatzi」などと変化させた表現も使われます。
大事な人を宝物に例えて呼ぶとはロマンチックですね。
ただし現代では、あまり用いられなくなってきており「古い表現」と思われることも。
『Schatz』に代わる表現として、真珠を意味する『Perle』が用いられることが増えてきているようです。
Hase
次の表現は『Hase』。
『Hase』は「うさぎ」を意味する言葉です。
女性が付き合っている男性に対して使います。
可愛いイメージのあるうさぎを、男性に使うという発想は日本にはあまりないですよね。
ドイツならではの表現といえるでしょう。
Maus
『Maus』という言葉も、夫を呼ぶ表現として用いられます。
『Maus』はネズミを意味する言葉。
日本と同じように、ドイツでもあまり良いイメージではありません。
それでも小さくてかわいいというイメージから使われるのでしょう。
妻が夫を呼ぶ時ではなく、夫が妻を呼ぶ表現として主に用いられます。
Liebling
次は『Lieblin』という表現。
英語の『darling(ダーリン)』に当てはまる呼び方といえるでしょう。
『Liebling』は男女問わずに使える表現。
直訳すると「お気に入り」「愛しい」といった意味になります。
英語でいうところの「favourite」に当たるでしょう。
ニックネーム
日本と同じくニックネームで呼び合う夫婦も。
名前に「-lein」か「-chen」の語尾をつけると、可愛いイメージになります。
たとえば「Adam」は「Adamchen」になり「Leo」は「Leolein」になります。
その人だけの名前で呼べるので、特別感も演出できるでしょう。
夫と妻が呼び合う表現としても、人気のある表現といえます。
『夫』以外の家族を表現するドイツ語
『夫』以外の家族を表現するドイツ語も見ていきましょう。
- 妻:Ehefrau
- 両親:Eltern
- 父親:m Vater
- 母親:f Mutter
- 兄弟:m Bruder
- 姉妹:f Schwester
- 息子:m Sohn
- 娘:f Tochter
妻:Ehefrau
妻を表す言葉は『Ehefrau』。
『Ehemann』の反意語でもあります。
『Ehemann』と同じく、結婚している状態を表す『Ehe』と女性を指す「frau」を合わせ「結婚している妻」を表す言葉。
複数形は『Ehefrauen』になります。
使い方は下記の通り。
両親:Eltern
両親を表す言葉は「Eltern」。
英語の「parents」と同じ意味で、発音は「エルターン」となります。
対義語は子供を意味する「Kind」です。
下記のような使い方をします。
父親:Vater
父親を意味する言葉は「Vater」です。
創立者や創設者などといった意味も含みます。
配偶者の父親を指す言葉は『Schwiegervater』。
妻が夫の父親を指す時は『Schwiegervater』を使うようにしましょう。
papaやVatiといった表現も用いられます。
例文は下記の通り。
母親:Mutter
『Mutter』は母親を指す言葉です。
複数形は「Mütter」になります。
母親を指す正式な表現ですので、フォーマルな場でも用いることが可能です。
厳格な家庭では、自分の母親に対して「Mutter」と呼ぶ人もいます。
MamaやMuttiといった表現も。
Mutterの例文は下記の通り。
兄弟:Bruder
兄や弟など兄弟を指す言葉は『Bruder』です。
複数形は『Brüder』。
兄は『älterer Bruder』、弟は『Jüngerer Bruder』と表現します。
英語で言う『older brother』『younger brother』に当たる表現でしょう。
『Bruder』を使った例文は下記の通り。
姉妹:Schwester
姉妹を指す言葉は『Schwester』です。
姉妹以外にも修道女や看護婦などといった意味も含まれます。
兄や弟と違って、姉と妹の言葉の違いはありません。
家族の集まりなどでは「小さい」を意味する『klein』と「大きい」を意味する『groß』を名詞として呼ぶことがあります。
Schwesterを使った例文は下記の通り。
息子:Sohn
息子を意味する言葉は『Sohn』。
息子が複数名いるなど、複数形にする場合には『Söhne』となります。
発音は『ゾーン』です。
「mein Sohn」は小さな子への呼びかけとして「ねえ君」などといった意味で用いられます。
『Sohn』を使った例文は下記の通り。
娘:Tochter
『Tochter』は娘を指す言葉です。
複数形は『Töchter』となります。
『Tochter』を使った表現として『die einzige Tochter』というものが。
この表現は「一人娘」を意味する言葉です。
『Tochter』を使った例文は下記の通り。
まとめ
『夫』を表すドイツ語は『Ehemann』。
「結婚している」を意味する『Ehe』と、男性を表す『Mann』を組み合わせた言葉です。
『Mann』や『Gatte』も配偶者を指す言葉ですが、結婚しているとはっきり単語に含まれているのが特徴の表現。
夫と妻がお互いを呼び合う言葉としては、下記が挙げられます。
- Schatz
- Hase
- Maus
- Liebling
- ニックネーム
『Hase』や『Maus』など、動物を使った表現が多く用いられていることが分かるでしょう。
日本語もそうですが、家族や身内を指す表現はひとつではないので、使い方に困ることもありますよね。
日本語の『夫』や『主人』『旦那』といった言葉の違いについては、下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
コメント