「旦那の浮気相手が妊娠した時はどうすればいい?」
「旦那の浮気相手が妊娠したら離婚すべき?」
「旦那の浮気相手が妊娠したことで慰謝料は請求できる?」
といったお悩みを抱えていませんか?
旦那の浮気だけでもショックなのに、そのうえ浮気相手が妊娠したとなれば、傷つくのも無理はありません。
離婚を考える妻もいるでしょう。
当記事では
- 旦那の浮気相手が妊娠した時の3つの選択肢
- 旦那の浮気相手が妊娠したら離婚すべき?離婚のデメリット3選
- 旦那の浮気相手が妊娠!離婚の前にすべき行動
といった内容を徹底解説していきます。
旦那の浮気相手が妊娠したことで、離婚をお考えの方はぜひ最後までお読みください。
最後までお読みいただければ、旦那の浮気相手の妊娠を理由に離婚する際の注意点がご理解いただけるはずです。
旦那の浮気相手が妊娠した時の3つの選択肢
旦那の浮気相手が妊娠したと聞くと、妻としてはパニックになるのも無理はありません。
まずは落ち着いて、自分がどうしたいのかを考えましょう。
主な方向性としては、下記が挙げられます。
- 離婚する
- 浮気相手がシングルマザーになる
- 浮気相手に中絶してもらう
それぞれの対処法を具体的に見ていきましょう。
離婚する
最初の選択肢はやはり「離婚」することです。
浮気相手が妊娠したということは、二人の間に肉体関係があった何よりの証拠になります。
配偶者の不貞はれっきとした法定離婚事由です。
(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
たとえ旦那が離婚に合意しなくても、裁判で離婚はほぼ確実でしょう。
あなたが今後も絶対に旦那を許せないのであれば、離婚も視野に入れるべきです。
浮気相手がシングルマザーになる
次は「浮気相手がシングルマザーになる」ケースです。
あなたが旦那とは離婚せず、浮気相手が未婚のまま出産すると、必然的にシングルマザーになります。
当然、シングルマザーになる浮気相手は大変な思いをしますので、相手にもそれなりの覚悟が必要です。
養育費を払う必要があるので、今後も浮気相手との関係は続いていきます。
旦那の子供が家庭外にいるのですから、あなた自身も心労が続くことでしょう。
浮気相手に中絶してもらう
最後は「浮気相手に中絶してもらう」ケースです。
中絶後に旦那が浮気相手と別れれば、旦那がこの先、責任を負い続ける必要はありません。
またいくら浮気相手とはいえ、中絶をすることに対する道義的な問題は残ります。
旦那と浮気相手が中絶を決めた場合は、慰謝料や相手の心の傷に対するケアも必要になるでしょう。
旦那の浮気相手が妊娠したら離婚すべき?離婚のデメリット3選
先述したように、旦那の浮気相手が離婚した場合、あなたの意思で離婚することができます。
つまりあなたの気持ち次第で、離婚するかしないかを決められるのです。
今は頭に血が上って
と思っているでしょうが、離婚することで生じるデメリットもあります。
離婚すべきかどうか迷った時は、離婚のデメリットも考えてみましょう。
- 旦那が浮気相手と再婚する
- シングルマザーになる
- 金銭的に苦労することも
それぞれのデメリットを具体的に解説していきます。
旦那が浮気相手と再婚する
まずは「旦那が浮気相手と再婚する」可能性を頭に入れておきましょう。
あなたと離婚すれば、旦那は独身になるので自由に浮気相手と結婚できます。
あなたが離婚して辛い思いをしているのに、旦那が新しい家庭を築き幸せになることを許せるでしょうか?
浮気をしたことは許せないけれど、旦那が幸せにならないよう、意地でも離婚しないという妻もいます。
と考えている旦那にとっては、一番の復讐になるでしょう。
シングルマザーになる
あなたに子供がいれば「シングルマザーになる」のです。
子供を一人で育てるのは、思った以上に大変なこと。
普段、ほとんど家にいない旦那でも、いるかいないかでは大きく変わってきます。
偏見の目で見られるケースもあるでしょうし、精神的な苦労は大きいでしょう。
金銭的に苦労することも
最後は「金銭的に苦労することも」覚えておきましょう。
特に子供がいる場合は、仕事の時間も限られてきます。
母子家庭への助成制度があるとはいえ、どうしても生活水準は下がってしまうでしょう。
これまで選業主婦だった人は、仕事を探すところから始めなければなりません。
旦那の浮気相手が妊娠!離婚の前にすべき行動
旦那の浮気相手が妊娠したと聞くと
と思ってしまうのも無理はありません。
旦那の裏切り行為、そう簡単には許せないですよね。
しかし、まずは冷静に下記の行動を取りましょう。
- 真偽を確認する
- 旦那の気持ちを確認する
- 浮気相手の気持ちを確認する
- 慰謝料を請求する
離婚を後悔しないために、注意すべき点を解説していきます。
真偽を確認する
まずは「真偽を確認する」必要があるでしょう。
口頭で「妊娠した」と言っても、それが事実とは限りません。
浮気相手が旦那とあなたを離婚させるために、嘘をついている可能性もあります。
また「生理がこない=妊娠した」と勘違いしているケースもあるでしょう。
旦那にも付き添わせ、妊娠を確認することが大切です。
浮気相手に交際している男性が複数いれば、旦那以外の子供を妊娠している可能性もあります。
出産前でもDNA検査ができますので、費用を支払うことを前提に提案してみるのもおすすめです。
旦那の気持ちを確認する
次に「旦那の気持ちを確認」しましょう。
と思うのも無理はありませんが、旦那の態度次第では離婚も検討しなければなりません。
浮気相手と別れる気があるのかどうか、子供を認知するのか、話し合うことはたくさんあります。
旦那が反省しているかどうかで、あなたの気持ちも大きく変わってくるでしょう。
浮気相手の気持ちを確認する
また「浮気相手の気持ちを確認する」必要もあるでしょう。
浮気相手と話したくない気持ちはよく分かりますが、妊娠した以上、話し合いは避けられません。
もしあなたが直接話をできないのであれば、旦那が浮気相手と話し合いを行います。
しかし、旦那が相手に惚れ込んでいる場合、二人きりでの話し合いをさせるのは危険です。
とはいえ、先述したように子供のことに関しては、旦那と浮気相手しか決める権利はありません。
慰謝料を請求する
最後は「慰謝料を請求する」ことです。
離婚しても生活に困らないよう、しっかり慰謝料はもらっておきましょう。
妻には旦那に対する慰謝料と、浮気相手に対する慰謝料を請求する権利があります。
浮気相手が妊娠すると、ついつい
と考えがちですが、被害者は妻であるあなたですので、配慮する必要はありません。
旦那の浮気相手が妊娠した時にもらえる慰謝料相場は?
旦那の浮気相手が妊娠した時に、もらえる慰謝料はケースバイケースです。
特に離婚するかどうかで、相場は大きく変わってきます。
- 離婚する場合:300万円程度
- 離婚しない場合:100万円程度
それぞれのパターン別に見ていきましょう。
離婚する場合:300万円程度
もしあなたが旦那と離婚するのであれば、慰謝料の額は300万円程度と高額になります。
通常の浮気よりも、妊娠による精神的苦痛があるので、増額されるのです。
過去には500万円の慰謝料が認められたケースも。
浦和地裁昭和60年12月25日
不貞行為=妻と婚外男性
一時同棲していた→解消→再度同棲開始
妊娠もあった
不貞男性が勤務先に不倫を告知した認容額
500万円
浮気相手の妊娠が離婚の直接的な原因であれば、慰謝料の金額は高くなるでしょう。
婚姻期間や不倫期間などによっても増減しますので、弁護士に相談してみることをおすすめします。
離婚しない場合:100万円程度
一方、離婚しない場合は100万円程度。
離婚する場合に比べると、金額もかなり低くなることが分かりますよね。
とはいえ、上記はあくまでも目安の金額です。
反対に慰謝料をまったく取らず、別れることを条件に水に流す夫婦もいるでしょう。
離婚せずに慰謝料を請求する場合は、今後のことをよく考えて、決断することをおすすめします。
まとめ
旦那の浮気相手が妊娠した場合、主な方向性は下記の通りです。
- 離婚する
- 浮気相手がシングルマザーになる
- 浮気相手に中絶してもらう
離婚すべきかどうか迷った時は、離婚のデメリットも考えてみましょう。
- 旦那が浮気相手と再婚する
- シングルマザーになる
- 金銭的に苦労することも
旦那の浮気相手が妊娠した場合、誰も傷つかずに解決することはほぼ不可能です。
あなた自身か、浮気相手のどちらかが確実に傷つく結果になるでしょう。
さらには子供の将来にまで影響を及ぼす、大きな問題です。
旦那の浮気相手が妊娠した時に、離婚しない場合の対処法は下記の記事でもご紹介しています。
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