「配偶者を呼ぶときに主人と呼ぶことに違和感を感じてしまう」
「違和感を感じるのに主人と呼ばないといけない?」
「主人と呼ぶことに違和感を感じるのは自分だけ?」
と悩むことはありませんか?
30代の女性を中心に、配偶者のことを主人と呼ぶことに対して違和感を感じる人が増えてきています。
しかし周囲が主人と呼んでいると「違和感を感じるのは自分だけだろうか?」「呼び方のマナーって何?」と不安に思うこともあるのではないでしょうか?
そこで、今回は主人という呼び方に違和感を感じる原因や主人の意味合い、呼び方のマナーについて徹底的に調べました。
当記事で紹介する内容は、下記の通りです。
- 主人という呼び方に違和感を感じる原因とは?
- 主人と呼ぶのは時代遅れ?
- 配偶者を呼ぶときのマナーとは?
主人という呼び方に違和感を感じる人や、配偶者を呼ぶときの正しい呼び方のマナーを知りたい方はぜひ最後までお読みください。
モヤモヤ感がとれて、スッキリとした気持ちになれるでしょう。
主人の呼び方に違和感を感じる原因とは?徹底解説
周囲が自分の配偶者のことを主人と呼んでいるので、自分も主人と呼んでいるけど呼び方に違和感を感じることってありますよね。
上記のように思うことはありませんか?
配偶者を主人と呼ぶことに対して違和感を感じることには、下記の原因と関係があることが多いようです。
当項目では、主人と呼ぶことに違和感を感じるときにありがちな理由について具体的に紹介します。
主人の語源が関係している
主人の語源を知っている人は、自分の配偶者のことを主人と呼ぶことに違和感を感じる可能性も否定できません。
主人の語源は、下記の通りです。
【意味】
- 一家の主人(あるじ)
- 自分の仕える人という意味を含める
【言葉からイメージできること】
- 上下関係
- 主従関係
上記のように、もともとの語源に上下関係、主従関係の意味合いが含まれていることを知っている人は主人を使うことに違和感を感じますよね。
上記のように感じる妻たちも少なくありません。
男女平等でないイメージがある
上記の項目と重複しますが、主人を使ったら男女平等でないイメージがあるので違和感を感じる妻たちも少なくありません。
男女平等でないイメージがあると感じる妻たちの心境の一例を、下記にまとめました。
特に、主人の意味や語源を知っている人で、夫婦平等の家庭生活を送っている場合は主人を使うことに抵抗を感じる場合が多いようです。
亭主関白の夫については、下記の記事を参考にされてください。
主人は経済格差をイメージさせる
主人という呼び方は、経済格差をイメージさせて、ネガティブな印象を与えると感じる妻たちも少なくありません。
主従関係、上下関係とも関係しますよね。
上記のように、主人という言葉には夫が妻を養ってやっているというイメージをいだきやすいようです。
特に今は男性は外で働き家族を養い、女性は家庭に入って家族の面倒をみるというスタイルの家庭だけとは限りません。
今の家庭スタイルに合わないと感じる女性も、多いのです。
一般市民に主人の呼び方が主流になったのは戦後頃から
「そもそも主人っていつ頃から呼ばれるようになったのだろう?」と考えることはありませんか?
配偶者を主人と呼ぶ呼び方は、歴史がありそうなイメージを受けるのではないでしょうか?
実際のところ、主人の呼び方が主流になったのは戦後頃からだとされています。
明治時代や大正時代までは、夫を主人と呼ぶのはごく限られた人のみでしたが、戦後、専業主婦が増えてくると、主人と呼ぶ妻たちが増えてきました。
「専業主婦=夫が働いて十分に家族を養っていける家庭」と主人と呼ぶことがステータスにもなっていたことがうかがえます。
上記のように、戦後頃から自分の配偶者を主人と呼ぶことが増えてきて、今に至るのです。
歴史がそれほど長くないことを考えると、時代の変化に合わせてこれから主人の呼び方にも変化が訪れる可能性は否定できません。
主人の呼び方に違和感を感じる人は多い?本音とは?
自分の配偶者のことを主人と呼ぶことに対して、他の妻たちはどのように感じているのだろうと思うことはありませんか?
主人という呼び方に対して次のように感じる人たちは、少なくありません。
当項目では、主人の呼び方に対して感じがちな本音について、具体的に紹介します。
主人の呼び方は嫌い
主人の呼び方が嫌いと感じる妻たちは、少なくありません。
主人の呼び方は嫌いだと感じる妻たちの声を、下記にまとめました。
主人の語源を考えると、主人の呼び方が嫌いだと感じる妻たちがいることがわかります。
実際にTwitterに主人の呼び方に関する本音が、載せられていました。
夫っていう言葉があるのに、主人とか旦那って言う人って、少しも違和感ないのかなーってちょっと気になる。特に意味なく使ってるんだと思うけど、主人って言葉だいぶ嫌い…
— きい (@_locked_door) August 25, 2022
「旦那」「主人」という呼び方に違和感ある。夫婦は対等だから。主従関係ないから。
— 羽ノ浦 (@Kazumi_Hanoura) June 24, 2019
上記のように
と感じている妻たちは、少なくありません。
「うちの主人」と呼ばれて違和感を感じる男性もいる
主人という呼び方に違和感を感じるのは、女性だけではありません。
自分のことを「主人」と呼ばれることに対して、違和感を感じる男性もいます。
いまだに、公共の場で「主人」って言われると違和感があるんですよね…。
僕の思う「主人」というのは、奥さんがいて執事がいてメイドを2、3人雇ってればようやく「主人」って呼ばれてもいいかな?というイメージ。特に執事重要。
ほんとね、主人って呼ばれると「そこまでの者じゃ…」って思う。— ユウユウ (@kotori_yuuyuu) April 18, 2016
主人と呼ばれることに、違和感を感じる男性の本音の一部を下記にまとめました。
上記のように、主人はあるじを連想させる言葉なので、自分には向かないと感じる男性もいるのです。
主人と呼ばれることに違和感のある男性は、多くはありませんが、いないわけではありません。
普通に主人と呼んでいる
主人と呼ぶことに違和感を感じる女性がいる一方で、普通に主人と呼んでいる女性もいます。
自分の配偶者を主人と呼ぶ妻たちにありがちな、心境を下記にまとめました。
違和感を感じながら、主人と呼んでいる人と違和感を感じない人に分かれています。
奥さんて呼ばれてもどこの奥さんだっけなと思うし、ダンナのことを主人て言うのも違和感…日本語がそうなってるんだから仕方ない…そのうち慣れてくるのかしらw
— ユリ (@mayoeru_lillies) December 3, 2013
主人と呼ぶことや呼ばないことに、強いこだわりを感じていない場合、違和感を感じながらも主人と呼んでいるようです。
中には、会話する相手に合わせて、配偶者の呼び方を変えている人もいます。
主人と呼ぶのは時代遅れ?
「そもそも主人という呼び方は時代遅れなのではないか?」と、感じることはありませんか?
主人と呼ぶことに違和感を感じる人がいることを考えると、主人と呼んだら時代遅れだと思われそうで不安に思うこともありますよね。
そこで、主人と呼ぶことに対して下記のことを調べました。
当項目では、主人と呼ぶことに対する一般的な見方やデータについて紹介します。
主人を呼ぶ女性も多い
主人の呼び方は、時代遅れだとは言い切れません。
主人という呼び方に違和感を感じる人が増えてきているとはいえ、全体的に見ると主人と呼ぶ女性の方が多い傾向があるのも事実です。
PR TIMESには、女性が配偶者を呼ぶときの呼び方について株式会社インテージホールディングスが調査した結果について載せています。
上記の調査結果から、下記のことがわかります。
全体的に見ると、配偶者のことを主人と呼ぶことが一般的だと思われがちであることが読み取れるでしょう。
年齢別に見る配偶者の呼び方の違いを紹介
年齢別に見ると、配偶者の呼び方に違いがあることが分かります。
上記の項目で紹介したPR TIMESには、女性が配偶者を呼ぶときの呼び方について株式会社インテージホールディングスが年代別に調査した結果について載せていました。
上記の調査結果から読み取れることは、下記の通りです。
上記のように、年齢が若い世代になるほどに、主人と呼ぶ人が少なくなることが分かります。
違和感を感じる女性も多い
上記の調査からもわかる通り若い世代になればなるほど、主人という呼び方に違和感を感じる傾向が強いことが分かります。
そもそも、女性は配偶者の呼び方に対してこだわりがある傾向があるのです。
何度も登場するPR TIMESには、配偶者を呼ぶときの呼び方のこだわりについて株式会社インテージホールディングスが調べた結果を載せていました。
上記の調査結果からわかる内容を、次にまとめました。
上記のように、強く違和感を感じるわけではなくても「今のままは良くないな」と感じている女性も多いことが分かります。
下記の記事も参考にされてください。
配偶者の正式な呼び方は?
配偶者を呼ぶときに「公共の場でも恥ずかしくない言い方を知りたい」と考えることはありませんか?
普段、プライベートで友達や近所の人、ママ友と接する時はともかく、仕事や公の場などではきちんとした言葉遣いをしたいと考える人たちは大勢います。
配偶者の呼び方は、下記の通りです。
当項目では、配偶者の呼び方について具体的に紹介します。
配偶者の正式な呼び方は夫
配偶者の正式な呼び方は夫です。
夫について、下記にまとめました。
- 【夫の意味】配偶者である男
- 【夫を使える状況】仕事や、公の場、プライベートなどどこでも使用できる。最も一般的な呼び方だといえる
- 【現状】主人に比べて自分の配偶者を夫と呼ぶ人は少ない
上記のように、夫は配偶者である男を指す言葉で、最も一般的な呼び方です。
と迷ったときには、とりあえず夫と呼ぶと間違いないでしょう。
年配&目上の人と話すときには主人がふさわしいこともある
目上の人や、年配者と話すときには、自分の配偶者のことを主人と呼んだ方が印象が良い場合も少なくありません。
上記の項目でも紹介した通り、年齢が高くなるほど主人と呼ぶ女性たちが多いのが現状です。
「主人という呼び方の方がしっくりとくる」「夫を尊敬しているイメージを与えやすい」などの理由で相手に違和感を与えにくいケースもあるでしょう。
相手の配偶者の呼び方は?
自分の配偶者の呼び方はともかく、意外と悩むのは相手の配偶者の呼び方ではないでしょうか?
特にそれほど親しくない人に対してや、公の場で相手に失礼な行動をしたくはありませんよね。
一般的に相手の配偶者を呼ぶのに使われる呼び方は、下記の通りです。
当項目では、相手の配偶者の呼び方について具体的に紹介します。
ご主人、旦那様
相手の配偶者を呼ぶのに、最も一般的だとされているのは下記の2つです。
- ご主人(様)
- 旦那様
主人や旦那は、自分の配偶者に対して使うときに違和感を感じる人もいますが、相手に敬意を払うい方であることには間違いありません。
話し相手の配偶者に対して敬意を払う言葉を使いさらに「ご」や「様」をつけることで、丁寧な気持ちを示せます。
お連れ合い様
相手が、次の状況だと配偶者をどのように呼んだらいいか悩むのではないでしょうか?
上記のように、ご主人様や旦那様と使われることに抵抗があると分かっている人に対して、無理やり使うのは避けたいですよね。
とはいえ、相手の配偶者のことを夫と呼ぶのはふさわしくありません。
ご主人様や旦那様を使わずに、パートナーを指す丁寧な言い方はお連れ合い様です。
相手の苗字を利用し「〇〇様」と呼ぶのもいいでしょう。
まとめ
主人と呼ぶ呼び方に違和感を感じがちな理由を、再度まとめました。
- 主人の語源が関係している
- 男女平等でないイメージがある
- 主人は経済格差をイメージさせる
- 一般市民に主人の呼び方が主流になったのは戦後頃から
主人と呼ぶことに関して、妻たちが抱きがちな本音は下記の通りです。
- 主人の呼び方は嫌い
- 「主人」と呼ばれて違和感を感じる男性もいる
- 普通に主人と呼んでいる
時代も変わり、共働きや、夫と妻で一緒に子育てや家事をするスタイルも珍しく無くなってきました。
状況が変わると、配偶者の呼び方が変化してくるのも当然です。
これからも主人という呼び方に違和感を感じる女性たちが増えてくると、配偶者の呼び方が変化してくる可能性も否定できません。
こちらの記事も参考にされてください。
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