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【絶望的!】夫が働けないから住宅ローンが払えない!支払いはどうなる?対処法とは?

「夫が働けない状況になってしまった……」

「夫が働けない時に住宅ローンはどうしたらいいの?」

「夫が働けない場合、住宅ローンの対処法を知りたい」

と悩んでいませんか?

 

夢のマイフォームが建って喜んでいたのも束の間、夫が働けないという予期せぬ事態に陥ることもあります!

「住宅ローンはどうしたらいいの!」と、悩む夫婦も少なくありません。

 

そこで、今回は夫が働けない時に、残っている住宅ローンの対処法について徹底的に調べました。

当項目で紹介する内容は、下記の通りです。

  • 夫が働けない時にできる住宅ローンの対処法とは?
  • 夫がローンを返済できなくなったときはどうなる?
  • 夫が働けない時にありがちな理由とは?

住宅ローンを返済中に夫が働けなくなった方だけでなく、マイフォームの購入を検討している方も是非最後までお読みください。

自分の状況に合った方法を、見つけられると幸いです。

 

夫が働けない時にできる住宅ローンの対策法5つとは?

せっかく購入したマイホームでも、絶対にローンの返済に困らないとは言い切れません。

住宅ローンの返済中に突然夫が働けなくなり、返済に悩むこともありますよね。

 

夫が働けなくなり、ローンの返済に困る時にできる4つの対策は下記の通りです。

  • 有給でカバーできるかを検討する
  • 団体信用生命保険が利用可能なケースの場合
  • 金融機関に返済猶予が可能か交渉する
  • 家を売却することを検討する
  • 専門家に相談する

当項目では、夫が働けない時にでいるローンの返済の対策法を具体的に紹介します。

 

有給でカバーできるかを検討する

まずは有給で収入、支出のバランスをカバーできるかを考えましょう。

夫が働けない時期が短期間である時に、有給を消費することでローンの返済をカバーできる場合も少なくありません。

 

考慮すると良い具体的な内容の一部を、下記にまとめました。

  • 夫が働けなくなる大まかな日数
  • 有給の日数
  • 夫が働けない場合の具体的な出費予定

上記のように、夫が働けない日数や悠久の日数、夫が働けない間の具体的な出費について検討しましょう。

 

特に夫が病気や怪我で働けない場合は、通常とは異なる出費が出る可能性も否定できません。

細かく計算し、夫の有給で全てをカバーできるか検討する必要があります。

 

団体信用生命保険が利用可能なケースの場合の対処法

団体信用生命保険の利用が可能かどうかを検討しましょう。

団体信用保険の内容や利用条件を、下記にまとめました。

【団体信用保険とは?】

  • 住宅ローンの契約者が死亡したり、ローンの返済が困難な障害状態になったりした時に適応される
  • 団体信用保険が適応になった場合、ローンの支払いが免除される

【団体信用保険の加入について】

  • ペアローンや夫が主契約者としてローンを組んでいる時に加入しているケースが多い

 

団体信用保険が適応になると、ローンの支払いが免除されるので住宅ローンが支払えない問題は解決できます。

  • 自分達が団体信用保険に加入しているのか?
  • 夫のケースは団体信用保険が適応されるケースなのか?

上記のことを確認して、対応しましょう。

 

保険や手当金でカバーできる可能性を検討

団体信用保険が適応にならないケースでは、自身が加入している保険会社からの手当金でローンの返済ができるかを検討できます。

具体的に考慮できる保険や手当金の情報を、下記にまとめました。

  • 生命保険の種類によっては住宅ローンを払わなくて良くなる場合もある
  • 労災保険が適応になるかを検討する
  • 傷病手当金の審査を受ける
  • 社会保険や障害年金を活用することを検討する

 

生命保険の種類によっては住宅ローンを払わなくてよくなることも!

加入している生命保険の種類によっては、住宅ローンを払わなくて良くなったり生命保険のお金で生活費をカバーしたりできる場合も少なくありません。

  • 自分の加入している生命保険の種類を確認する
  • 生命保険のお金で生活費がカバーできるのかを確認する

上記のように、自分の加入している生命保険の種類や、保険が適応になる条件、金額についてチェックすることが大切です。

 

労災保険が適応できるか検討する

労災保険が適応になるかを確認しましょう。

労災保険に関する詳細を、下記にまとめました。

  • 長期で働けない理由が会社にある(勤務中に起こった出来事が原因)場合、労災保険が適応になるケースもある
  • 労災保険が適応になると最大で給料の8割の金額が保証されることもある
  • 労災保険の申請には労働基準監督署の認定を受けなければいけない
  • 認定に時間がかかるケースも少なくない

 

上記のように、仕事中の出来事が原因で長期で仕事ができなくなった場合、労災保険が適応になることがあります。

労災保険が適応されるなら、住宅ローンをカバーできる可能性もあるでしょう。

 

傷病手当金の審査を受ける

傷病手当金の審査を受けて、適応になるか確認しましょう。

傷病手当金に関する詳細を、下記にまとめました。

  • 健康保険の加入者が怪我や病気で働けなくなった場合に適応される
  • 傷病手当が適応になった場合もらえる金額とは?:給与の3分の2相当の金額
  • 傷病手当が適応になった時に適応される期間とは?:1年6ヶ月
  • 令和4年、4月1日から傷病手当の改正が行われた

 

健康保険に加入している場合、傷病手当が適応になると給料の3分の2の金額をカバーしてくれる可能性があります。

なお、令和4年4月1日から、傷病手当の改正が行われました。

 

詳細は、厚生労働省のホームページに載せられています。

傷病手当金の支給期間が、支給開始日から「通算して1年6か月」になります。

  • 同一のケガや病気に関する傷病手当金の支給期間が、支給開始日から通算して1年6か月に達する日まで対象となります。
  • 支給期間中に途中で就労するなど、傷病手当金が支給されない期間がある場合には、支給開始日から起算して1年6か月を超えても、繰り越して支給可能になります。

この改正は、令和4年1月1日から施行されます。

  • 令和3年12月31日時点で、支給開始日から起算して1年6か月を経過していない傷病手当金(令和2年7月2日以降に支給が開始された傷病手当金)が対象です。

引用:厚生労働省

詳細が気になる方は、厚生労働省のホームページで確認しましょう。

厚生労働省のホームページに行く

 

金融機関に返済猶予が可能か交渉する

金融機関に返済猶予が可能か交渉することもできます。

夫が働けない時期が一定期間であり、その後はローンの返済ができる場合は金融機関に交渉してみると良いでしょう。

 

金融機関に交渉する際の注意点は、下記の通りです。

ローンの返済ができなくなる前に交渉する

 

ローンの返済ができなくなった後で交渉するのではなく、ローンの返済ができなくなる可能性が高くなった時に交渉しましょう。

ローンの返済ができなくなり返済が滞納した後では、信用が失われ交渉が不可能なケースも否定できません。

 

家を売却することを検討する

上記の方法を検討した結果、ローンの返済が難しいと結論することもあります。

ローンの返済が難しいと結論した場合は、家の売却も検討し売却費用をローンの返済に充てましょう。

 

  • せっかく購入したマイホームを手放したくない!
  • 家を売却しなくていい方法をなんとかして探したい!

上記のように、マイホームの売却をしたくないと感じますよね。

 

苦労して購入した夢のマイホームを諦めるのは、残念だと感じるのも当然です。

しかし、ローンの返済に苦しみ、借金地獄に陥ると家族全員が路頭に迷う可能性も否定できません。

借金地獄に陥る前に、家を売却してローンの返済に充てる方が良い場合もあります。

 

専門家に相談する

専門家に相談することも効果的な方法です。

夫が働けなくなり、ローンが返せなくなるという状況にパニックになる妻も少なくありません。

本来であれば冷静に判断し対応できるところですが、異例の状況なので冷静に判断できないこともあるでしょう。

 

具体的には、下記の対処法を取れます。

  • 行政のサポート機関に連絡してアドバイスをもらう
  • コンサルタントに相談をする

 

特に、金融庁や厚生労働省では下記のホームページが用意されています。

サポートを積極的に利用して、専門家の助けを求めましょう。

 

夫がローンを返済できなくなった時にはどうなる?

夫が長期で働けない状況になった時には、次のことが心配になるのではないでしょうか?

  • 家のローンを払えないと、どんな危険があるのだろう?
  • 住宅ローンが滞納したらどうなるの?

 

夫が働けなくなり、住宅ローンを返済できなくなった時に起こり得ることは下記の通りです。

  • 連体保証人か連体債務者が支払いをする必要が生じる
  • 住宅ローンが滞納した時には家が差し押さえになることもある

当項目では、夫が長期で働けずに住宅ローンを払えない時に起こり得ることについて説明します。

 

連帯保証人か連帯債務者が支払いをする必要が生じる

夫がローンを払えなくなった場合、ローンを組む際に連帯保証人か連体債務者になった人が、夫の代わりにローンの返済を肩代わりする必要が生じます。

共同名義で家を所有している場合:妻が連帯債務者になっているケースが多い

 

上記のように夫婦で家を購入した場合、妻が連帯債務者になっている可能性が高く、妻が夫のローンの返済を代わりに行わなければいけません。

夫が長期で働けなけない状況になった時には、早い段階で自分達の住宅ローンの状況について確認しましょう。

 

住宅ローンが滞納した時には家が差し押さえになることもある

住宅ローンが滞納し、そのままにしておくと家が差し押さえになる可能性が高くなります。

家の差し押さえに関する内容を、下記にまとめました。

  • 住宅ローンの滞納が3カ月ほど続いたら残債の一括返済を請求される
  • 残債の一括返済を無視しておくと住宅が差し押さえになる
  • 差し押さえになった住宅は競売にかけられ借金の返済に充てられる
  • 残った借金は引き続き払い続けなければならない

 

上記のように、住宅ローンを滞納していると住宅が差し押さえになり、競売にかけられてしまいます。

住宅ローンが払えなくなりそうだと分かった時点で、早めの対応をすることが大切なのです。

 

夫が働けない時にありがちな理由とは?

夫が長期で働けない事態になりがちな理由とは、下記の通りです。

  • 夫が癌になった
  • 夫が適応障害やうつ病になった
  • 夫が脳卒中や心筋梗塞など血管系の病気になった

当項目では夫が長期で働けなくなりがちな状況について紹介します。

 

夫が癌になった

夫が癌になり、治療のために長期で休職せざるを得ないことも珍しくありません。

癌は珍しい病気ではないため、いつ誰が「癌」と診断されてもおかしくありませんよね。

 

夫が癌になった時には、次のことを考えるのではないでしょうか?

  • どれくらい休職をしたらいいのだろうか?
  • 会社への復帰の目処はどうなのだろう?

夫に「早く良くなってほしい」「治療に専念してほしい」と思うからこそ、上記のように休職の期間や夫の休職中の収入について悩みますよね。

 

国立研究開発法人国立がん研究センターが運営している「がん情報サービス」のホームページでは、癌と診断されてから復帰に至るまでの情報が載せられています。

例えば、下記のような質問の回答が載せられていました。

休職の予定をたてたいのですが、最終的な検査結果が出るまで治療計画が決まらないため、めどがたたず困っています。どうしたらよいでしょうか。

同様の悩みをもつ方は少なくありません。ご自分の中の心構えとして、検査の結果によってどの程度の休職が必要になりそうか、シナリオをいくつか作っておくとよいと思います。担当医師に相談して、一番可能性の高いシナリオに沿って、暫定的な計画をたて、それを基にして会社に休みを申請するとよいでしょう。その際に、予定が変わる可能性があること、変更があったらすぐ連絡することも会社に伝えてください。

最終的な治療計画が決まったら、あらためて会社に連絡するとよいでしょう。大事なのは、状況に応じて随時、継続的に連絡をとることです。

引用:がん情報サービス

 

上記のように、夫の癌の状況や治療方針によって治療にかかる日程や回復に必要な期間は異なります。

医者とも相談しながら、今後の治療予定、休職期間を決め、会社にも報告することが大切です。

 

夫が癌になった場合の記事に関しては、下記を参考にされてください。

 

夫が適応障害やうつ病になった

夫が適応障害やうつ病になり、長期で休職をしなければならない事態も考えられます。

適応障害やうつ病と診断された場合に休職の期間として目安となるのは、下記の通りです。

  • 軽度の場合:1カ月
  • 症状によって:3カ月〜半年

 

上記のように、軽度であれば1カ月、症状によっては半年の休職が必要になる可能性も否定できません。

医師や会社と相談しながら休職する必要が、生じるでしょう。

 

夫が適応障害に関する詳細は、下記の記事を参考にされてください。

 

夫が脳卒中や心筋梗塞など血管系の病気になった

夫が脳卒中、くも膜下、心筋梗塞などの血管系の病気になった場合にも休職や退職が必要となりがちです。

命には別状がないものの、障害が残り社会復帰が難しくローンの返済ができなくなることもあるでしょう。

 

大切な家族の命が無事だったことに対して安心すると共に「今後の生活をどうしたらいいのだろう?」と、不安になるのも無理もありません。

  • ローンの返済が免除されるケースに当てはまらないか?
  • 国の保護が受けられないか?

上記の項目で紹介した「団体信用保険や手当が適応されるケースであるか?」「国のサポートが受けられるか?」など調べて対応できます。

 

夫が働けないことで住宅ローンを返済できなくなった事例とは?

全国住宅ローン救済・任意売却支援協会のホームページには、住宅ローンに関する相談の実例が載せられています。

サイトに載せられていた夫が脳の病気で夫が長期入院をしなければならなくなったことが原因で、住宅ローンの返済が難しくなった実例を、下記にまとめました。

【状況】

  • 平成10年に3400万円の新築一戸建てを購入した
  • 夫が脳の病気を患い約90日の入院をした
  • 夫が退職をする
  • 夫はアルバイトができるほどに回復したが以前ほど働けない
  • 住宅ローンの返済が苦しくなる

【とった対策】

  • 専門家に相談した
  • 家を売却し差額を月々支払うことになった
  • 家の近くの場所に引っ越した

【妻の状況】

  • 夫の病気や家の状況などが原因でパニック状態
  • 住宅ローンの問題も解決し、家族で頑張っていこうというポジティブな気持ちになっている

 

実際にサイトに載せられていた内容は、下記の通りです。

東京都武蔵村山市で平成10年に3400万円で新築一戸建てを購入されたTさん。男の子と女の子のお子さんが産まれ、家族4人で楽しい生活を送られていました。数年前にご主人が脳の病気を患い1ヶ月半という約90日間の長期入院の末離職。入院保険や奥様の収入で食費などを節約されギリギリの生活で耐えていました。退院後なんとかご主人もアルバイトできるまでに元気になりましたが、以前のようには働けません。二人の子供の学費がかかる時期となり、生活に掛かる資金も多くなり、住宅ローンが払えなくなってしまったため協会にご相談いただきました。

引用:全国住宅ローン救済・任意売却支援協会

 

上記のように、実際に夫が病気になり生活が一変してしまうとパニック状態になりどうしていいか分からなくなるケースも少なくありません。

しかし、周囲のサポートや専門家の助言(上記の場合は一般社団法人 全国住宅ローン救済・任意売却支援協会)に頼ることで、ポジティブな見方ができることもあるのです。

 

まとめ

夫がなんらかの事情で働けなくなり、住宅ローンの返済ができなくなると妻としてもパニックになりかねません。

住宅ローンを払えなくなった時にできる具体的な対策法を、再度まとめました。

  • 有給でカバーできるかを検討する
  • 団体信用生命保険が利用可能なケースの場合
  • 金融機関に返済猶予が可能か交渉する
  • 家を売却することを検討する

 

夫が住宅ローンを払えなくなった時に起こり得る状況を、再度紹介します。

  • 連体保証人か連体債務者が支払いをする必要が生じる
  • 住宅ローンが滞納した時には家が差し押さえになることもある

 

自分達は大丈夫だと思っていても、夫が病気になったり怪我をしたりして急に働けなくなることは誰にでも起こり得ることです。

問題が起こる前に、ローンの内容や加入している保険の内容を再確認したりして備えられるでしょう。

 

万が一、実際に住宅ローンが払えない状況になった場合、まずは落ち着いてください。

利用できるサポートや手当がないか検討したり、専門家に相談したりして最善の方法を見つけることも大切です。

 

夫の生命保険の見直しについては、下記の記事を参考にされてください。

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