「亭主関白の逆の言葉は何?」
「亭主関白に対義語はあるの?」
「亭主関白と対義語の意味や特徴について知りたい」
と、考えることはありませんか?
亭主関白の対義語はと聞かれると「なんだったけ?」と、即座に答えられないこともありますよね。
そこで今回は、亭主関白の対義語や意味、使い方について徹底的に調べました。
当記事で紹介する内容は、下記の通りです。
- 亭主関白の逆(対義語)はかかあ天下
- かかあ天下の意味や特徴とは?
- 亭主関白の意味や特徴とは?
亭主関白やかかあ天下について興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
言葉の意味や特徴がわかり、正しく使えるようになるでしょう。
亭主関白の逆の言葉(対義語)「かかあ天下」を徹底解説
亭主関白の逆の言葉は、かかあ天下です。
かかあ天下の意味を、下記にまとめました。
亭主関白は夫が家庭を従えているに対して、かかあ天下は妻が従えている傾向を指す言葉です。
当項目では、かかあ天下についてさらに詳しく下記のことを紹介します。
かかあ天下の本当の意味は女性を讃える言葉
かかあ天下の本当の意味は、女性を讃える意味合いを含んでいます。
かかあ天下の起源や意味について、下記にまとめました。
- 【起源】かかあ天下の起源と言われる群馬県は養蚕業が盛んで女性の方が経済力があったことから呼ばれるようになる
- 【本当の意味】夫や家族が「うちのかかあは天下一だ」「うちのかかあは働き者だ」と妻を絶賛する意味合いがある
- 【現在】妻が夫を尻に敷いているイメージの方が強い
今では、家庭の中で妻がパワーを握り、夫を尻に敷いているイメージを持たれがちですが、もとは働き者の妻を絶賛する言葉です。
夫から「うちの妻は世界一だ」と大絶賛されると「さらに頑張ろう」という気になりそうですよね。
かかあ天下の家庭の方が上手くいく
亭主関白の家とかかあ天下の家庭では、かかあ天下の方が人気がある傾向にあります。
マイナビウーマンが実際にアンケートをした結果は、下記の通りです。
Q.「亭主関白」or「かかあ天下」なら、どっちのほうが家庭が円満になると思いますか?
亭主関白……16.7%
かかあ天下……83.3%
マイナビウーマンの調べからも亭主関白の家庭に比べて、かかあ天下の家庭の方が上手くいくと考えている人が大勢います。
かかあ天下の家庭の方が上手くいくと考える理由は、下記の通りです。
しっかり者の奥さんが家庭にいることにより家庭が明るく、しっかりと回っていくと感じる人が多い傾向にあります。
家庭にしっかり者の、スーパーウーマンがいることを家族が誇りに思っていることがうかがえるでしょう。
かかあ天下の特徴とは?
「かかあ天下になりがちな女性にはどんな特徴があるのだろう?」と、考えることはありませんか?
かかあ天下の特徴としてありがちなことは、下記の通りです。
当項目では、かかか天下の女性にありがちな傾向について、詳しく紹介します。
気が強い
かかあ天下の女性は、気が強い傾向にあります。
気が強いというと、ネガティブな印象を与えがちですが次のように言い換えられる場合も少なくありません。
上記のように、自分の意見をハッキリと持ち責任感を持って行動できるので家庭を上手に回せるのです。
家庭の状況をよく把握して、夫や家族のメンバーに対して自分の意見を伝える能力にも長けています。
人のお世話が好き
かかあ天下の女性は人の世話をするのが好きで、人のために行動するのをいといません。
上記のように、家族や親族の必要を目ざとく察知して、痛いところに手の届くサポートができます。
人のために行動するのを苦にしないで喜んで手助けするので、多くの人から慕われがちです。
行動力がある
かかあ天下の女性は、行動力がありフットワークが軽い傾向にもあります。
決定したものの、なかなか行動できないことって少なくありませんよね。
しかし、かかあ天下の妻(あるいは母親)の素早い決定と行動に、家族のメンバーたちはついていきやすいのです。
素早く行動してくれるおかげで、問題解決がスムーズにいくことも珍しくありません。
社交性がある
かかあ天下の女性は社交性があり、コミュニケーション能力が長けている特徴もあります。
社交性があり、近所の人ともすぐに仲良くなりがちです。
コミュニケーション能力に長けているので、人の気持ちや必要としていることを素早く察知して助けられます。
リーダーシップが取れる
リーダーシップを取るのが上手なことも、かかあ天下にありがちな特徴です。
昔から議論が起きた時や問題が起きた時に、決断を下す能力や権力のある人が下す決定のことを「鶴の一声」と言います。
かかあ天下の妻はまさに「鶴の一声」で家族の決定を大きく変えられるのです。
亭主関白の意味とは?
かかあ天下の逆の言葉である亭主関白は、家庭の中で夫が権力を握っている状態のことです。
当項目では、亭主関白について下記のことを紹介します。
亭主関白の意味を解説
亭主関白の意味を、下記にまとめました。
- 【語源】関白は天皇に次ぐ権力を持っている人だった
- 【意味】亭主が関白のように家庭内で権力や実験を握っている様子
上記のように、もともと天皇のサポートをする関白が天皇に次ぐ権力を持っていたことに由来することばです。
夫が家庭内で絶対的な権力を持っていることが、容易にイメージできますね。
亭主関白とモラハラ亭主は違う
亭主関白とモラハラ亭主は同じイメージを持たれがちですが、実際は違います。
亭主関白とモラハラ亭主の違いは、下記の通りです。
上記のように亭主関白は夫の特徴であり、亭主関白の夫と生活して大切にされていると感じる妻も少なくありません。
反対にモラハラ亭主は妻を虐げることで、自分を優位に立たせようとする傾向があります。
亭主関白とモラハラ夫の違いについては、下記の記事も参考にされてください。
亭主関白の特徴とは?
「亭主関白にありがちな行動や言動って何?」と考えることはありませんか?
当項目では、亭主関白にありがちな特徴について、下記のことを具体的に紹介します。
リーダーシップが取れる
亭主関白の人は、リーダーシップが取れる傾向にあります。
もともと亭主関白の語源が、政治的影響力のある関白からきていることからも分かる通り、亭主関白は人の上に立ち物事を指揮することが得意です。
リーダーシップが取れる亭主関白な男性にありがちな、具体的な行動をまとめました。
上記のように、自分から積極的に企画や計画をしたり、リーダー的な存在になったりしがちです。
リーダーシップが取れるので、周囲からも信頼されていることも少なくありません。
リーダーシップが取れる亭主関白な夫に対し妻は……
上記のように、ポジティブな意見を持つことも多い特徴があります。
しかし反対に、下記のネガティブな意見を持つ人もいます。
人に決定してもらうのが好きなタイプの女性は亭主関白と一緒にいる方が楽と感じがちです。
反対に「かかあ天下」のように、独立しているしっかりものの女性は、亭主関白な夫を窮屈だと感じる場合もあります。
妻や家族思いの人が多い
亭主関白の男性は、妻や家族思いの人が多い特徴もあります。
亭主関白な人は、いつも威張っているように見えるので誤解されがちですが実は内面では家族を大切に思っているのです。
上記のように、いつもは感情を表すのが苦手で、威張っているだけのように見える亭主関白ですが、不器用なだけで家族を大切に思っているのです。
特に家族の誰か大変な境地に追い込まれた時や、妻が困っている時には、家族のために助けようとふんとうします。
亭主関白の夫が、不器用なだけだと理解している妻たちの多くは……
と、亭主関白な夫が自分を大切にしていることをしっかりと受け止めています。
反対に、下記のように不満に思う妻たちも少なくありません。
特に、夫婦として分かり合えるまでは、妻にとって亭主関白な夫の愛情表現は分かりにくいようです。
責任感が強い
亭主関白な男性は、責任感が強い特徴もあります。
責任感が強いので、具体的には下記の行動をとりがちです。
上記のように、家族や仕事に対する責任感が強い傾向にあり会社からも信頼されていることが少なくありません。
しかし、家族を養おうとする責任感が強すぎて、妻から見ると仕事人間のように感じる場合もあります。
口うるさい
亭主関白の男性は、口うるさいと思われがちです。
上記のように、亭主関白の男性はリーダーシップが取れ、責任感も強い傾向にあります。
分かりやすい例として、サザエさんに出てくる波平をイメージしてください。
一家をまとめる波平はまさに亭主関白で口うるさく家族に指摘をしますが、家族思いです。
【今日のサザエさん】
2話 子供達が波平が口うるさいと散々にdisる→なんだかんだ解決→「一番尊敬してる人はお父さんです!」
3話 開始早々子供達が波平が口うるさいと散々にdisる— ぐち (@YUHCN) September 14, 2014
視聴者の多くも「波平は亭主関白だなあ」「波平は口うるさい」と思いながらも、家族思いであることは否定できません。
亭主関白で家族思いの男性は、家族のためを思うあまりについ口うるさくなりがちなのです。
夫や彼氏の亭主関白度をチェックしたい方は、下記の記事も参考にされてください。
まとめ
亭主関白の逆の言葉について、再度まとめました。
【亭主言葉の逆の言葉:かかあ天下】
- 意味:かかあ天下の本当の意味は、女性を讃える言葉
- 実際の家庭事情:かかあ天下の家庭の方が上手くいくと感じる人は多い
かかあ天下の女性の特徴を、下記に紹介します。
- 気が強い
- 人のお世話が好き
- 行動力がある
- 社交性がある
- リーダーシップが取れる
亭主関白の逆の言葉であるかかあ天下は、責任感があり、みんなの世話を喜んでする気前の良い女性のことです。
男性が頼りになる自分の嫁を自慢していたことが、語源となっています。
かかあ天下と聞くとマイナスなイメージを持つ人も少なくありませんが、家庭が明るく回るのはかかあ天下の女性のおかげなのです。
妻の方が強い家庭にありがちな問題については、下記の記事も参考にされてください。
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