「夫が生活費をくれないから生活できない」
「夫が生活費をくれないことで本当に困っている」
「夫が生活費をくれないことの対処法を今すぐにほしい」
と感じることはありませんか?
夫が家族の生活に必要な生活費を出してくれないのは、本当に困りますよね。
「結婚当初はこんなはずじゃなかったのに……」と悩み、絶望的になって行動する気も起きなくなることも少なくありません。
そこで、今回は夫が生活費をくれないことでありがちな理由や対策法について、徹底定期に調べました。
当記事で紹介する内容は、下記の通りです。
- 夫が生活費をくれない時にできる対策法とは?
- 離婚は最善の解決策?解説!
- 夫が生活費をくれない時にありがちな理由とは?
夫が生活費をくれないことで悩んでいる方や、解決策を知りたい方は是非最後までお読みください。
具体的な対策法を一歩ずつ試して、少しでも改善できると幸いです。
夫が生活費をくれない時に説得する現実的な対策法5つとは?
- 夫が生活費をくれない
- 夫がギリギリの生活費しかくれない
上記のように、夫が自分の稼いだ給料を取り込んでしまう場合、本当に困りますよね。
生活に直接関わってくることなので、急を要する問題です。
当項目では、夫が生活費をくれない時にできる、次の具体的な対処法5つについて紹介します。
家計費を見せて事細かに事情を説明する
家計費を見せて事細かに事情を説明すると、理解してくれることもあります。
ギリギリの生活費しかくれない夫は「十分な生活費を与えている」と、勘違いしている可能性も否定できません。
- 生活費が足りない
- 家計がギリギリ
上記のように伝えると「お前のやりくりが下手だからだろう!」と、決めつけられてしまうこともあるでしょう。
家計費を事細かにつけた記録を夫に見せることで、夫は具体的に事情を把握できます。
生活費の中から出ている出費の割合を、円グラフにして夫に見せるのも効果的です。
視覚から生活費の状況が瞬間的に把握できるので、下記のことが伝わりやすくなります。
上記のものは、生活する上でどうしても欠かせないものですよね。
夫も生活費がいくら必要なのかを具体的に把握したら、理解してくれる可能性があります。
子供に関係のある出費の時には子供からお願いさせる
子供に関係のある出費の時には、子供からお願いさせることも1つの方法です。
子育てってお金がかかりますよね。
と、口を揃えて話すママたちは少なくありません。
例えば上記のようなお願いを、子供から夫に話すこともできるでしょう。
- 塾に行きたいからお金を出してほしい
- 習い事を頑張りたい!
- 進級のための準備が必要
- 学校で流行りのゲームを友達と一緒にしたい
夫の中には「嫁にお金を渡すのは渋るけど、可愛い子供には甘い」ケースも珍しくありません。
妻からすると、ちょっと腹が立つことですが「子供のためのお金を確保する」という目的は果たせます。
夫婦で財布を一緒にする
夫婦で財布を一緒にする対策も、できるでしょう。
共働きの夫婦も増えたことも影響し、夫婦で通帳や財布を別々にしている家庭も珍しくありません。
お互いのお財布事情を把握できていないことが原因で、夫が十分な生活費を渡さない可能性も考えられます。
- 生活費は十分にあるはずだ
- 自分の自由になるお金が欲しい
上記のように考えて、自分がお金を渡さなくても生活を回していけ、妻も困っていないと楽観的に考えているケースです。
お財布を一緒にすることで、共通の財布から生活費を出せますし夫が自分のお金を自分勝手に使うのを防ぎやすくなります。
上記のようにお財布を一緒にする方法は、いろいろとありますので夫婦で話し合えるでしょう。
お互いのお金の使い道をチェックし合う
お互いのお金の使い道をチェックし合うことで、問題を解決できた夫婦も少なくありません。
夫がギリギリの生活費しかくれない場合、夫は次のことを疑っている可能性もあります。
上記のように、生活費を無駄に浪費指定しまうのではないかと心配して多額のお金を渡せないこともあるでしょう。
反対に妻からしても「なぜ夫はお金をくれないのだろう?」「残りのお金を使い込んでいるのでは?」と心配になるのも無理もありません。
お互いにお金の使い道をチェックし合うことで、疑いがなくなることもあります。
夫婦で生活するので、お金の使い道に関しても信頼しあいたいですよね。
政府のサポートを利用する
政府のサポートを利用し、専門家のアドバイスを活用することも大切です。
特に夫婦では解決できないことや、夫に家族を養う気が全くない時には専門家のアドバイスをもとに取り組みましょう。
具体的には、配偶者支援生活センターからのアドバイスやサポートを得られます。
内閣府ホームでは配偶者支援生活センターについて次の情報が載せられていました。
都道府県が設置する婦人相談所その他の適切な施設において、配偶者暴力相談支援センターの機能を果たしています。また、市町村も自らが設置する適切な施設において、配偶者暴力相談支援センターの機能を果たすよう努めます。配偶者暴力相談支援センターでは、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図るため、
- 相談や相談機関の紹介
- カウンセリング
- 被害者及び同伴者の緊急時における安全の確保及び一時保護(※)
- 自立して生活することを促進するための情報提供その他の援助
- 被害者を居住させ保護する施設の利用についての情報提供その他の援助
- 保護命令制度の利用についての情報提供その他の援助
を行います。
※一時保護については、婦人相談所が自ら行うか、婦人相談所から一定の基準を満たす者に委託して行うこととなります。
専門家に相談することで、思ってもなかった方法や対策をとれることもあります。
1人で抱え込まないで、相談しましょう。
別居中に夫が生活費をくれない時にできる対処法とは?
法的に婚姻関係にある場合、別居中であってもお互いの生活を助け合う義務があります。
子供の教育費、生活費はもちろん、妻の生活費も請求することが可能です。
隼あすか法律事務所には、下記の説明が載せられていました。
民法760条では、婚姻共同生活の維持費用である婚姻費用について、夫婦が平等に分担すべきものとされているところ、その具体的分担を求める権利を婚姻費用分担請求権といいます。
しかし、別居中に生活費をもらえないケースもあります。
夫と別居中に生活費をもらえないことに対する対策については、下記の通りです。
当項目では、夫と別居中に生活費をもらえない時にできる対策を具体的に紹介します。
内容証明郵便を送りつける
生活費の請求に関する情報についての詳細を、内容証明郵便で送りつけることは効果があります。
内容証明郵便とは、いつ、誰から誰宛に、どんな内容の郵便が送られたかを証明する郵便局のサービスです。
郵便局のホームページには、下記の説明が載せられていました。
一般書留郵便物の内容文書について証明するサービスです。
いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって当社が証明する制度です。
- 当社が証明するものは内容文書の存在であり、文書の内容が真実であるかどうかを証明するものではありません。
- 内容文書とは、受取人へ送達する文書をいいます。
謄本とは、内容文書を謄写した書面をいい、差出人および差出郵便局において保管するものです。
また、電子内容証明サービス(e内容証明)では、インターネットで24時間受付を行っています。
妻から夫に対してきちんと請求書を送ったことの証明となりますので、内容証明郵便で請求を送ることは大切です。
給料の差し押さえも!
家庭裁判所に婚姻費用分担調停を申し立て、夫に別居中の夫に生活費を支払うことになったにもかかわらず夫が生活費を支払わない場合は、強制執行ができます。
強制執行により、生じる状況は次の通りです。
夫としても、給料の差し押さえは避けたいはずですので、生活費を払わざるを得ないでしょう。
手続きを行う時には勝手に判断せずに、専門家のアドバイスに従いながら行動することをおすすめします。
離婚は最善の解決策?解説!
上記のように、夫が生活費をくれないことで離婚を考えることはありませんか?
妻としても「こんな人とは一緒にいられない!」と、離婚したい気持ちになっても当然です。
しかし、感情的になったままですぐに離婚してしまうことにはリスクが伴う可能性も否定できません。
当項目では、夫が生活費をくれないことが原因で離婚することについて、下記の3つについて具体的に紹介します。
必要な生活費をもらえないのは経済的DVの可能性もある
夫から必要な生活費がもらえないのは、経済的DVの行為にあたる可能性も否定できません。
経済的DVの行為にあたる可能性のある一例を、下記にまとめました。
- 妻が働くことさえ許さない
- 妻に自由にお金を使わせない
- 「俺の金だ」と発言する
- 常識を超えた節約生活を求めてくる
上記のように、お金を全て夫が握り妻をコントロールしようとしてきたり、常識を超えた節約生活を求めたりする行動が考えられます。
妻がお金を使うことを禁じているので、身の回りのことにお金を使えない妻も珍しくありません。
悪意がある可能性があるなら慰謝料請求ができることも!
上記でも紹介したように、法的に結婚関係にある夫婦は経済面でもお互いに協力し合う必要があります。
経済的DVのように夫が生活費を妻に払わないことに悪意を感じる時には、慰謝料が請求できる可能性も否定できません。
調停になった時には、次の請求ができる可能性もあります。
状況はそれぞれ異なりますので、専門家から正しい情報を聞き、決して1人で決定しないことが大切です。
性急に離婚するのは最善とはいえない!理由とは?
経済的DVで調停になった場合、慰謝料が請求できる可能性があるのも事実ですが、性急に離婚することは最善とはいえません。
離婚が最善の理由とはいえない理由は、下記の通りです。
離婚をするには、妻にも子供にも大きなストレスが伴います。
夫から生活費をもらえないことで既にダメージを受けているで、強引に離婚に踏み切ることでストレスがさらに増し加わる危険もあるでしょう。
離婚をしたからといって、経済的に楽になる保証はありません。
経済的DVで夫と一緒に暮らせない場合は別居をしながら夫から生活費をもらった方が、経済的に安定することもあります。
感情に任せて性急に離婚するのではなく、周囲や専門家に相談しながら最善の解決策を探しましょう。
夫が生活費をくれない時にありがちな理由とは?
と考えることはありませんか?
夫が生活費をくれない時にありがちな理由は、下記の6つです。
当項目では、夫が生活費をくれない時にありがちな理由について具体的に紹介します。
純粋に生活費を甘く見ている
純粋に生活費を甘く見ているだけの場合も、少なくありません。
- 子育てにお金がかかることを知らない
- 光熱費についての正しい理解がない
子供の成長に合わせて、必要なお金はどんどん増えていきますよね。
特に子育てを妻に任せっきりにしている夫の場合、子育てにはお金がかかることを理解できないことも少なくありません。
結婚するまで実家にいた夫も、光熱費や通信費など生活に必要な出費を正しく理解していない場合もあるでしょう。
夫には悪気はなく、自分では妥当な金額を渡していると思い込んでいるだけの場合も考えられます。
自分の給料=自分のお金と信じ込んでいる
「自分の給料=自分のお金」だと信じ込んでいるために、結婚後に給料を家族のために使う発想がない夫もいます。
- 実家では自分の給料は全部好きに使っていた
- 独身時代が長く好き勝手に暮らしていた
上記のように、実家でもお金を入れず給料は全て自分で好きに使っていた場合や独身貴族の考え方が抜けきれていない場合が考えられるでしょう。
妻からすると「結婚したのだから考え方を変えてもらわないと困る」と感じるのももっともです。
夫が理解してくれるように、話し合いを重ねていく必要があります。
妻もお金を持っていると勘違いしている
妻もお金を持っていると勘違いしている可能性も、否定できません。
- 共働きだから困っていないと考えている
- 妻には貯金がたくさんあると考えている
特に、夫婦で共働きの場合は、妻もお金を持っていると勘違いしがちです。
妻が家計を担当している場合、夫は生活費に関する詳細を知らないことも少なくありません。
妻から次のように言われても、本気にしないこともあり得ます。
夫婦で、家計簿や通帳を見ながら、きちんと話し合う必要があるでしょう。
妻がお金を使い込むと疑っている
妻がお金を使い込むと疑っている可能性も、否定できません。
- 以前に訪問販売の契約をしてしまったことがある
- 大きな買い物をしたことがきっかけで喧嘩になったことがある
- 妻自身も家計のやりくりがあまり上手でない
- 妻が自由にお金を使うのがあまり好きではない
上記のように、以前に妻が必要のない契約をしたり大きな買い物をしたり、家系のやりくりが上手でなかったりする経緯がある場合、夫は生活費を多めにあげないようにしている可能性もあります。
単に、妻が自由に使えるお金を持っているのがあまり好きでないこともあるでしょう。
収入がよくない
夫の収入自体が下がり、生活費を多く入れられなくなっている可能性も否定できません。
- 収入が下がったことを言えずにいる
- 家族に心配をかけたくない
上記のように、家族に余計な心配をかけないために収入が下がったことを言えずにいる可能性もあります。
収入が下がっている場合は、生活費を多く渡すことはもちろんできません。
家庭の収入、支出のバランスをもう一度しっかりと考え直す必要があるでしょう。
悪意がある
夫が妻に生活費を渡さなかったり、ぎりぎりの生活費しか渡さなかったりする場合、悪意がある可能性も否定できません。
先ほどの項目でも紹介した、経済的DVにあたるケースです。
夫の対応に悪意が感じられる場合は
- 国のサポートを利用して相談する
- 家族や信用できる人に相談する
上記のように、信用できる機関や人、サポートに頼りながら問題の解決に当たりましょう。
夫が生活費をくれない妻のストレスを軽減させる対策は?
夫が生活費をくれないことで、精神的に辛いことも多いですよね。
最初の項目では、夫が生活費をくれない時にできる対策法について紹介しましたが、当項目では妻のストレスを少しでも軽減できる下記3つの方法について紹介します。
自分自身の時間を作る
自分自身の1人時間を作り、リラックすることを心がけましょう。
夫が生活費をくれない時には、夫に関するストレスや、生活に関するストレスで頭がいっぱいになりがちです。
ストレスが溜まると、効果的な対策をする判断が鈍くなったり、夫との話し合いで喧嘩になったりする可能性が高くなります。
- 1人でゆっくりできる時間を作ってリラックスする
- 趣味の時間を作る
上記のように、無理やりリラックスする方法を考えましょう。
お金がなくてもできる気分転換方法を探す
お金がなくてもできる、気分転換方法を探すことも大切です。
普段であれば、下記の気分転換をすることも多いでしょう。
しかし、夫が生活費を出してくれないためお金の必要な気分転換はできません。
お金を使わなくても済む方法を探すことが大切です。
- 図書館で本を借りて読む
- 節約料理の達人になる
- YouTubeを見ながらエクササイズをする
- 美味しいコーヒーの淹れ方にこだわる
- 散歩をする
上記のように、お金がなくても楽しむ方法はたくさんあります。
コーヒーの香りはリラックス効果もあるので、美味しいコーヒーを入れて本を読むなど工夫をすることで気分転換ができるでしょう。
スキルを身につける
スキルを身につけて、在宅でお金を稼ぐのも効果的です。
スキルを身につけることのメリットを、下記にまとめました。
人間は向上心があるので、新しいことを学んでいる時にポジティブな気持ちになりがちです。
スキルを身につけることで、夫に対するストレスが減り、在宅でお金を稼げるメリットもあります。
在宅でできる仕事として、人気な仕事を次にまとめました。
特にWEBライターやテープ起こしは、初期投資がほとんどいらないので、始めやすいと感じる人は少なくありません。
初心者でも効率的に作業するための動画がYouTubeにもアップされていますので、自分にできそうな分野からチャレンジするのもいいでしょう。
まとめ
夫が生活費をくれない時にできる具体的な対策法を、再度まとめました。
- 家計費を見せて事細かに事情を説明する
- 子供に関係のある出費の時には子供からお願いさせる
- 夫婦で財布を一緒にする
- お互いのお金の使い道をチェックし合う
- 政府のサポートを利用する
夫が生活費をくれない時にありがちな理由は、下記の通りです。
- 純粋に生活費を甘く見ている
- 自分の給料=自分のお金と信じ込んでいる
- 妻もお金を持っていると勘違いしている
- 妻がお金を使い込むと疑っている
- 収入がよくない
- 悪意がある
特に家のことを妻に任せっきりにしている夫は、家計の事情についても無頓着で生活費を甘く見ている可能性も否定できません。
家計簿を見せながら出費と収入のバランスについてよく話し合うことで、問題が解決することもあります。
しかし、夫に悪意があり生活費を渡さない場合や、妻をコントロールしたがっている場合は、専門家のサポートやアドバイスを受けましょう。
1人で悩まずに、信頼できる人や機関に相談するのが大切です。
夫の浪費癖で悩んでいる場合や夫の低収入で悩んでいる時は、下記の記事を参考にされてください。
コメント