「旦那が物に当たる時はどうしたらいい?」
「旦那はどうしてすぐ物に当たるのだろう?」
「旦那が物に当たることで離婚はできる?」
上記のような悩みを抱えていませんか?
怒るとすぐに物に当たる旦那は、家族にとって大きな精神的負担になりますよね。
物が壊れて、買いなおさなければならないこともあるでしょう。
当記事では
- 旦那が物に当たる時の対処法7選
- 物に当たる旦那の心理5選
- 物に当たる夫と離婚はできる?
上記の内容を徹底解説していきます。
物に当たる旦那にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただければ、物に当たる旦那への適切な対処法が見つかるはずです。
旦那が物に当たる時の対処法7選
旦那が怒って物に当たると、大抵の妻は恐怖を感じるでしょう。
大きな音が出ますし、子供にも悪影響を及ぼします。
子供を連れて、安全な場所へ避難しましょう。
日常的に旦那が物に当たる時は、以下の対処法を試してみてください。
- 気持ちを伝える
- 毅然とした態度を取る
- 冷静に理由を聞く
- 物を置かないようにする
- 近所迷惑になることを伝える
- 否定しない
- カウンセリングを受けさせる
それぞれの対処法を徹底解説していきます。
気持ちを伝える
まずは「気持ちを伝える」ことが大切です。
妻や子供に暴力を振るっていないので、自分は間違っていないと思っているのです。
と気持ちをはっきりと伝えてみましょう。
本人も無意識で物に当たっている可能性もあります。
諦めずに何度も伝えることが重要です。
毅然とした態度を取る
旦那が物に当たる時は「毅然とした態度」を取ってください。
物に当たる旦那に萎縮して、つい意見を聞いてしまいたくなる気持ちも分かります。
しかし折れてしまうと、次からも物に当たるようになるでしょう。
毅然とした態度で、自分勝手な要望には従えないことを伝えてください。
冷静に理由を聞く
旦那と話せるようであれば「冷静に理由を聞く」ことも重要です。
話を聞き出すことで、不満を引き出してあげましょう。
後述しますが、うまく言葉に出来ずに物に当たっている可能性もあります。
と冷静に聞いてみてください。
理由が分からない場合でも、分からないままにしないで一緒に考えてもらう必要があります。
物を置かないようにする
普段から「物を置かないようにする」ことも必要です。
やはり思い出の品や大切な物は壊されたくないでしょう。
カッとなると目に付く物に当たってしまいます。
高価な物や大切な物でも関係なく壊してしまう可能性があるのです。
旦那も手ごたえがないので、当たるのをやめる可能性があります。
近所迷惑になることを伝える
「近所迷惑になることを伝える」ことも、対処法の一つです。
第三者の目を意識することで、一瞬冷静になることもあります。
物に当たれば、少なからず音が出るでしょう。
ただし誰が言ったか具体的に言ってしまうと、トラブルになる可能性があります。
と伝えるだけでも、自然と行動がストップしやすいでしょう。
否定しない
旦那を「否定しない」こともポイントです。
もちろん物に当たることはNGですが、否定されるとヒートアップする可能性があります。
など、相手の存在を否定するような発言は避けましょう。
物に当たる旦那を見ると、頭に来るのも分かります。
しかしグッと我慢して、冷静になるように心がけましょう。
カウンセリングを受けさせる
ひどい場合には「カウンセリングを受けさせる」ことも検討してください。
精神科や心療内科を受診させましょう。
カウンセリングを受けることで、治療することができます。
病院に連れて行くのは大変でしょうが、冷静な時に話し合いをしてみましょう。
内閣府では暴力や物に当たるなど、DVに悩む方のための相談窓口を設けています。
24時間対応なので、まずは一度相談してみることもおすすめです。
物に当たる旦那の心理5選
妻としては
と思いますよね。
物に当たる旦那の心理としては、以下のものが挙げられます。
- 自分のイライラに気づいてほしい
- 怒りが抑えられない
- 妻を見下している
- 自分の要求を通したい
- 言葉でうまく伝えられない
それぞれの心理を詳しく見ていきましょう。
自分のイライラに気づいてほしい
まず考えられるのが「自分のイライラに気づいてほしい」ことです。
ということを妻に分かってほしいのでしょう。
理解してもらうことが目的なので、妻に分かってもらうまで物に当たり続けます。
仮に妻に否定されれば、さらにヒートアップするので注意しましょう。
と責任転嫁されることもあります。
責められ続けると妻も次第に
と思い始める可能性もあるので注意しましょう。
怒りが抑えられない
「怒りが抑えられない」ことで爆発してしまった可能性もあります。
物に当たることで、ストレスを発散させているのです。
しかし実は物に当たることで怒りの感情が強くなるいうデメリットがあることが分かっています。
頭に血が上って、つい手元にある物を投げたり壊したりした事はありませんか?怒りを感情が赴くままに表現し、ストレス発散をするアプローチは『プライマルセラピー』と呼ばれます(ちなみに「プライマル」とは「原始的な」という意味です)。しかしこの手法を実践すると、むしろ怒りの感情が強くなってしまうのです。
つまり物に当たっても怒りを鎮められないばかりか、余計に怒りの感情を強めてしまいます。
物に当たるのではなく、問題の根本原因を解決することを提案してみましょう。
妻を見下している
「妻を見下している」旦那も、物に当たる傾向にあります。
物に当たると、その場には緊迫した空気が流れるでしょう。
緊迫した空気を自分が流すことで
ということを示したいのです。
この場合、妻が怯えたような態度を取ると、支配欲が満たされてしまいます。
自分の要求を通したい
物に当たることで「自分の要求を通したい」と思っている可能性もあります。
過去に旦那が物に当たった時、恐怖心や驚きからつい要求を呑んでしまったことはありませんか?
一度、自分の思い通りになった経験があると、次からも物に当たるようになります。
口で言うよりも、容易に要求が通りと学習しているからです。
言葉でうまく伝えられない
自分の気持ちを「言葉でうまく伝えられない」がために、物に当たってしまう人もいます。
小さい子供が怒って泣きわめいたり、手が出てしまうのと同じです。
あなたに口喧嘩ではかなわないと分かっている旦那は、怒りが物に向いてしまう可能性があります。
と冷静に問いかけ、旦那の不満を聞き出してあげましょう。
夫婦喧嘩で物に当たるのは病気の可能性も!
あまりにも激しく物に当たる人は、病気の可能性もあります。
病気の場合は、専門家に相談することで解決への糸口が見つかる可能性もあるでしょう。
主に考えられる病気は「間欠性爆発障害」と「適応障害」です。
それぞれの病気を具体的に解説していきます。
間欠性爆発障害
まず挙げられるのは「間欠性爆発障害」です。
間欠性爆発障害の場合、物に当たるだけでなく、人に手を挙げてしまうこともあるので危険な病気です。
間欠爆発症は、急激に怒りや感情を爆発させ、激しい言葉で攻撃する障害です。時に暴力を振うこともありますが、通常、相手が負傷したり物が壊れたりするほど激しくはありません。発生する頻度は3カ月平均で週2回ほど、30分もたたないうちに収まるのが典型的です。ただ、より重度の場合は、人にけがをさせたり、物を壊したりするほど激しい爆発的な行動を起こします。
頻度はそれほど高くはなく、1年に3回程度と言われています。
大抵は相手の言い方が気に入らなかったり、話が長いなどといった些細なことです。
原因はまだ解明されていませんが、脳の疾患の可能性もると言われています。
あなたに対してだけでなく、日常的に怒りが爆発している人は「間欠性爆発障害」を疑ってみるといいでしょう。
適応障害
次に考えられるのは「適応障害」です。
適応障害
出来事や環境といったストレスにより神経が過敏になり、強い不安や過剰な心配、逆にイライラして攻撃的になる、物にあたるといった症状が出現し、社会生活に支障をきたしてしまう疾患です。
転職など、大きな環境の変化により症状が出ることが特徴です。
考えられる出来事がある場合には、早めに心療内科を受診しましょう。
薬の処方だけでなく、ストレスとの付き合い方のアドバイスも受けられます。
物に当たる夫と離婚はできる?
直接的な暴力がないとはいえ、旦那が物に当たると、怖い思いをする女性は少なくありません。
日常的に物に当たられると、離婚を考えることもあるでしょう。
物に当たる旦那と離婚はできるのでしょうか?
協議離婚の場合と離婚調停の場合で、詳しく見ていきましょう。
協議離婚の場合
まず協議離婚の場合です。
協議離婚とは、夫婦が話し合いで離婚を決めることを指します。
協議離婚とは?
夫婦が話し合いをし、離婚する旨の合意が成立すれば、後は離婚届を市区町村に提出するだけで離婚が成立します。
協議離婚の場合、理由が何であれ、お互いが合意すれば離婚が可能です。
両親や知人に間に入ってもらうなど、十分に注意しながら協議離婚を進めていきましょう。
DVなら離婚調停で離婚も可能
旦那が離婚に合意しない場合、残念ながら協議離婚は成立しません。
次のステップとして、離婚調停に進むのが一般的です。
調停離婚とは?
夫婦間で話し合いをしたが離婚について合意できない、相手が話し合い自体に応じない場合には、調停による離婚をめざすことになります。
調停委員(男女1名ずつの場合が多い)と呼ばれる人が中心となって夫婦双方の話を聞き、離婚の合意や財産分与等の離婚の条件についてそれぞれの意見の調整を行ってくれます。
物に当たることで妻が恐怖を感じているのであれば、精神的DVとみなされ、十分に離婚は認められるでしょう。
DVと聞くと、殴る蹴るといった身体的暴力が一般的です。
その場の状況にもよりますので、自分の場合が精神的DVに当たるかどうかは、弁護士に相談してみることがおすすめです。
物に当たる旦那を抱える妻たちの体験談
物に当たる旦那に頭を抱える妻は少なくありません。
ネット上でも、お悩みの声が多く寄せられていました。
今回は
- 子供の前でも物に当たる旦那
- 怒ってすぐに物を壊す旦那
- キレると物に当たる旦那と離婚
といった声をご紹介していきます。
子供の前でも物に当たる旦那
自分だけならまだしも、子供の前で物に当たる旦那に悩んでいる妻の体験談です。
旦那は、ケンカになると、物にあたります。手をあげられたことはありませんが、手に持っていた物を投げたりするので、結果、物が壊れたことが何回もあります。ボールペンや箸、洗濯ばさみなど、高いものではないので、旦那は、気にしていないと思います。
今日は、子供がいる前で、イスとドアを蹴りました。以前は、子供用のイスを蹴り(子供は、イスには座っていません)、そのイスが、子供のおもちゃに当たったこともあります。壊れはしませんでしたが、傷がつきました。
普通なら腹が立っても理性で怒りを抑えます。
しかし怒りが理性を上回ってしまっているのでしょう。
子供への影響があることを伝え、せめて子供の前では物に当たらないようにしてもらいたいものです。
怒ってすぐに物を壊す旦那
物に当たると、どうしてもいろいろな物が傷ついたり壊れたりします。
旦那が怒るとすぐ物にあたって、いろんなものが壊れてしまいます。
新婚当時、ささいな喧嘩から怒り、買ったばかりのテーブルに傷をつけたのを初めに、妊婦の私に向かって動いている扇風機を投げて扇風機を壊した上に壁紙まで破ったり、今日はシンクの扉を蹴って壊しました。
だいたい半年に一度はこのようなことがあります。
傷ついた物や壊れた物を見るたびに、妻として悲しくなってしまうことでしょう。
物に当たる以外は良い旦那だと、離婚も思いとどまってしまう妻は少なくありません。
キレると物に当たる旦那と離婚
直接的に手を挙げられなくても、物が当たって怪我をする可能性もあります。
私はそれでキューブ型のワックス投げられて額から血出てきたよ。直ぐに離婚っていうのは好きじゃないけど、私は結局離婚しました。対処法はその人のことを怒らせないようするしか方法は私には分かりません。
一緒に生活することでストレスを感じるのであれば、離婚も視野に入れるべきでしょう。
まとめ
日常的に旦那が物に当たる時は、以下の対処法を試してみてください。
- 気持ちを伝える
- 毅然とした態度を取る
- 冷静に理由を聞く
- 物を置かないようにする
- 近所迷惑になることを伝える
- 否定しない
- カウンセリングを受けさせる
物に当たる旦那の心理としては、以下のものが挙げられます。
- 自分のイライラに気づいてほしい
- 怒りが抑えられない
- 妻を見下している
- 自分の要求を通したい
- 言葉でうまく伝えられない
カッとなって物に当たる旦那と過ごすことは、女性にとって恐怖やストレスを感じる要因でしょう。
精神的ストレスは知らない間に悪化し、気が付かないうちにうつ病などの精神疾患を患う危険もあるでしょう。
旦那が物に当たることでお悩みの方は、心療内科やDV相談窓口に相談してみることをおすすめします。
物を投げる旦那の対処法については下記の記事を参考にしてみてください。
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