「夫と離婚して後悔はしない?」
「夫との離婚を後悔したくない時の判断基準は?」
「夫との離婚を後悔した場合の対処法はある?」
などとお考えではありませんか?
結婚と同じく、離婚も人生を左右する大きな出来事のひとつ。
後悔しないように決断したいと思うのも、無理はないでしょう。
当記事では
- 夫と離婚したら後悔する?迷った時の7つの判断基準
- 夫と後悔のない離婚をするための方法
- 夫との離婚に後悔した場合の対処法
といった内容を徹底解説していきます。
夫との離婚を後悔したくないとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、夫との離婚を後悔しないための方法がきっと分かるはずです。
夫と離婚したら後悔する?迷った時の7つの判断基準
夫と離婚するか迷った時は、下記の基準を参考にしてください。
- 冷静に判断できているか
- 経済的に自立しているか
- 愛情が上回らなくなっているか
- 離婚条件に納得できるか
- 離婚後の生活をイメージできるか
- 離婚のメリットがデメリットを上回るか
- 離婚後にサポートは得られるか
それぞれの判断基準を詳しく見ていきましょう。
冷静に判断できているか
まずは「冷静に判断できているか」が大切です。
喧嘩の後などに、感情的になり離婚を考えるのはよくある話でしょう。
これ以上、一緒に暮らしていくのが辛いと、どうしても離婚を考えてしまいがちですよね。
とはいえ、感情的な離婚は後悔しやすいので注意しましょう。
感情的に離婚を進めると、慰謝料などで損をすることも多くなります。
経済的に自立しているか
次の判断基準は「経済的に自立しているか」どうかです。
離婚をすれば、当然夫の収入はなくなります。
妻の収入だけで生活していけるかどうかを、細かく計算して考えてみましょう。
子供を連れて家を出るとなると、働く時間も限られてしまいます。
教育費や食費もかかりますので、余裕を持って計算してみてください。
愛情が上回らなくなっているか
次に「愛情が上回らなくなっているか」が判断基準になります。
夫婦として一緒にいる以上、不満があるのは自然なこと。
しかし、短所以上に愛情が上回っていれば、夫婦で関係を修復できることも。
反対に夫の短所ばかりが目につき、愛情がなくなっていれば、修復してもうまくいきません。
今の夫の長所を見るようにし、愛情がどの程度残っているかを判断しましょう。
離婚条件に納得できるか
次に「離婚条件に納得できるか」も大切なポイント。
という理由で、納得のできない条件を飲むことのないようにしましょう。
その場は丸く収まっても、後悔する結果になりかねないからです。
一度、合意してしまうと、離婚後に条件を覆すことは厳しくなります。
子供の養育費や面会交流、また財産分与など、条件は細かく確認しておきましょう。
約束を反故にしないよう、離婚協議書を作成しておくことをおすすめします。
離婚後の生活をイメージできるか
「離婚後の生活をイメージできるか」どうかも、判断基準のひとつ。
離婚できたものの
と後悔する妻は少なくありません。
経済面では特に、思ったようにいかないケースも多いでしょう。
公的サポートについて調べるなど、離婚後の生活をイメージしながら、計画的に離婚を進めてください。
お金だけでなく、住居についても決めておく必要があります。
敷金礼金でまとまったお金が必要になるケースも多いので、注意しましょう。
離婚のメリットがデメリットを上回るか
「離婚のメリットがデメリットを上回るか」どうかも、検討してみてください。
どんな離婚でも、メリットだけでなくデメリットがあるはずです。
考えられる主なデメリットとしては、下記が挙げられます。
しかし、ストレスから解放されるなど、メリットがあるのも事実です。
デメリットを少しでも潰して、メリットが上回るように離婚をすれば、後悔も少なくなるでしょう。
離婚後にサポートは得られるか
「離婚後にサポートは得られるか」どうかも、立派な判断基準のひとつ。
離婚したとはいえ、一人で生活していくのは大変なことです。
特に子供が小さければ、苦労も大きくなるでしょう。
親や親族のサポートがあれば、子供の世話を助けてもらえる可能性も。
親に頼れない場合でも、ベビーシッターや病児保育などのサポート制度を検討してみてください。
夫と後悔のない離婚をするための方法
夫と後悔のない離婚をするために、下記の方法を取りましょう。
- 計画的に離婚する
- 必ず書面に残す
- 弁護士に相談する
それぞれの方法を具体的に解説していきます。
計画的に離婚する
まずは「計画的に離婚する」ことが大切です。
離婚は計画的に行なってこそ、離婚後の生活を安定したものにできます。
計画的に離婚を進めるうちに、離婚すること自体を踏みとどまる可能性もあるでしょう。
証拠があれば、有利に離婚を進めることができます。
動画や音声データで残し、証拠を揃えてから離婚を切り出すことをおすすめします。
必ず書面に残す
「必ず書面に残す」ことも、後悔しない離婚をするための方法です。
離婚条件を口頭で決めても、相手が守ってくれるとは限りません。
正式な書面に残す場合は、公正証書の手続きをしておきましょう。
公正証書(こうせいしょうしょ)は、二人以上の間における権利や義務に関する契約を法令に定めた方式で公文書として作成した証書のことを言います。
平易な言い方をしますと、公証役場で公文書として作成した契約証書を言います。
公正証書にしておけば、いざ約束を守れなかった場合にも強制回収が可能です。
公正証書は公証役場で作成することができます。
弁護士に相談する
最後は「弁護士に相談する」ことがおすすめです。
絶対に後悔したくないのであれば、離婚のプロである弁護士に相談するのが一番。
離婚問題が得意な弁護士なら、自分の状況に適したアドバイスをもらうことができるでしょう。
自分の希望に沿った離婚条件で、離婚を進めてもらうことも可能です。
夫との離婚に後悔した場合の対処法
慎重に離婚を進めたとしても、夫との離婚を後悔することもあるはずです。
離れてから夫の良さに気づくこともあるでしょう。
夫との離婚に後悔した場合は、下記の対処法を試してみてください。
- 復縁を申し出る
- 気持ちを切り替える
- 弁護士に相談する
それぞれの対処法を具体的に解説していきます。
復縁を申し出る
まずは「復縁を申し出る」ことができるでしょう。
当然、離婚まで至った夫婦が復縁するのは容易いことではありません。
とはいえ、離婚後に復縁し、幸せな家庭を築いている夫婦がいるのも事実です。
ただし、離婚後に復縁するというのはまだまだ少数派です。
周りからの好奇の目に耐えなければならないことは、覚悟しておきましょう。
気持ちを切り替える
「気持ちを切り替える」ことも大切です。
後悔しても、離婚をなかったことにはできません。
元夫に復縁を申し出ても、受け入れてもらえない可能性もあるでしょう。
育児などに行き詰った時に、ふと過去のことを思い出して後悔するのはよくある話です。
気持ちを切り替えて、目の前の生活に集中するのも大切でしょう。
弁護士に相談する
離婚条件で後悔している場合は「弁護士に相談する」こともできます。
離婚条件を変えるのは厳しいですが、絶対にできないというわけではありません。
条件によっては、変更できるものもあるでしょう。
弁護士は離婚のプロです。
一度、弁護士に相談してみるといいでしょう。
夫と離婚したことを後悔した妻たちの体験談
夫と離婚したことを後悔した妻たちの体験談をご紹介します。
- 別れてから元旦那の良さに気づいた
- やり直せずに後悔
- 一時の感情で浮気して離婚
それぞれの体験談を詳しく見ていきましょう。
別れてから元旦那の良さに気づいた
別れをきっかけに、元旦那の良さに気づく人は少なくありません。
旦那と離婚してから半年が過ぎましたが今でも好きで好きで仕方がありません。結婚して14年。出会って16年。
「離婚して改めてあなたの存在の大きさが分かりました。もう1度、私達と家族に戻って下さい。」と伝えましたが「1度、離れてしまった感情はもう元には戻らないよ。俺も今は1人で寂しい毎日を送っているけど、すごく気が楽になった。」と返事が来ました。
14年間、一緒にいた夫をそう簡単に忘れられる人はいないはずです。
離婚してすぐは、寂しさで後悔することもあるでしょう。
しかし、年月が経つうちに解決することもあります。
やり直せずに後悔
夫とやり直す道を選択せず、離婚してしまったことを後悔する妻も。
私は可愛げもなく、離婚を回避せず、感情的に別れました。
もちろん自分の非など認めもせず、なんなら元夫を責めていました。冷静になって考えると、元夫は優しく家族・私に尽くしてくれ、娘にも子煩悩で育メンでした。
今ようやく、自分の元夫に対する言動を改め、毎日、涙が止まりません。娘や元夫に、謝罪の気持ちでいっぱいで、苦しいです。
どの夫婦でも、離婚が頭をよぎる瞬間はあるはずです。
しかし、感情的に離婚しては、上記の方のように後悔する結果になりかねません。
夫婦関係を修復できないか、まずは道を模索してみましょう。
一時の感情で浮気した夫と離婚
浮気をされると、ついついカッとなってしまいがち。
離婚理由は元主人の浮気でした。浮気相手とは別れたのですが、別れるまでにいろいろあり、腹立たしい気持ちで元主人への憎しみがあるのと意地を張ってしまい離婚することになりました。しかし、今はすごく後悔しています。
先のことを考えずに離婚をしてしまいました。高校生の子供が2人います。子供達が大きいとはいえ、頼れる旦那が居ないままこの先、生活して行く事に不安を感じます。
子供がいると、離婚は家族に大きな影響を与えます。
子供の成長過程で、離婚を後悔することも増えるでしょう。
しかし、怒りに任せて離婚をすると、後悔しかねませんので注意しましょう。
まとめ
夫と離婚するか迷った時は、下記の基準を参考にしてください。
- 冷静に判断できているか
- 経済的に自立しているか
- 愛情が上回らなくなっているか
- 離婚条件に納得できるか
- 離婚後の生活をイメージできるか
- 離婚のメリットがデメリットを上回るか
- 離婚後にサポートは得られるか
夫と後悔のない離婚をするために、下記の方法を取りましょう。
- 計画的に離婚する
- 必ず書面に残す
- 弁護士に相談する
離婚にはメリットがあると同時に、多くのデメリットもあります。
後悔しない離婚をするためには、メリットとデメリットを具体的に挙げていきましょう。
デメリットをできる限り潰しながら、計画的に離婚を進めることがポイントです。
離婚のメリットやデメリットは下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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