「夫の家事の割合はどれくらいが一般的?」
「夫の家事の割合を増やしてもらうにはどうしたらいい?」
「夫の家事の割合が低くて納得いかない!」
といったお悩みを抱えていませんか?
掃除や洗濯といった主な家事以外にも、細々とやることが多く、主婦の仕事は本当に大変ですよね。
特に共働き世帯の妻は、夫の家事の割合に不満を抱くことも多いでしょう。
当記事では
- 夫の家事の割合はどれくらい?
- 夫の家事の割合を増やしてもらうための5つの方法
- 夫の家事の割合に不満がある場合の注意点
といった内容を徹底解説していきます。
夫の家事の割合に不満がある方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、夫の家事の割合を増やす方法がきっと見つかるはずです。
夫の家事の割合はどれくらい?
夫が全然家事を手伝ってくれないと
と不満を抱きますよね。
一般的に夫の家事の割合はどれくらいなのでしょうか?
- 夫が1~2割の家庭が多い
- 共働きでも割合はあまり変わらない
- 夫と妻で認識のズレがある
といった内容について、詳しく解説していきます。
夫が1~2割の家庭が多い
ひと昔前までは、妻が家事を行ない、夫が外でお金を稼ぐのが一般的でした。
しかし、1997年以降は専業主婦世帯よりも共働き世帯の方が多くなっています。
夫も妻も外で働いている以上、家の中の仕事も分配したいというのが、妻の切実な願いですよね。
全体の割合では、妻が家事の8~9割をこなし、夫が1~2割を担っている家庭が多いようです。
共働きでも割合はあまり変わらない
共働き世帯の場合、専業主婦に比べて妻が家にいない時間は長くなります。
貴重な在宅時間ですべての家事をこなさければならないため
と思うのも無理はありません。
とはいえ、内閣府の調査によると、共働き世帯の家事分配割合は下記の通り。
さらに正規従業員でない場合は、妻の家事分担割合もかなり高くなっています。
夫と妻で認識のズレがある
夫婦間で認識のズレがあることも、妻のイライラポイントのひとつでしょう。
妻が不満に思っていても、夫側は
と思っている可能性があるのです。
三井住友カードの調査では、下記のような結果が出ています。
ちょうど半数の妻が、夫の家事分担割合が2割以下であると回答しています。一方、同じ質問を夫にしてみると、第1位だった回答は「夫3:妻7」で24%、第2位は「夫2:妻8」で22%、第3位が「夫4:妻6」で16.5%でした。
つまり4割近くの夫が「自分は全体の3割以上は家事を分担している」と思っていることがわかりました。
それぞれの認識がズレていると、お互いの不満につながることも。
家事の分担に不満がある場合は、お互いに話し合う必要があるのでしょう。
夫の家事の割合を増やしてもらうための5つの方法
夫にもっと家事をやってほしいのであれば、まず大切なのは「話し合い」です。
不満として伝えるのではなく、もっと助けて欲しいことを伝えてみましょう。
とはいえ、話し合ったからといってすぐに夫が変わってくれるとは限りません。
話し合いの後に、夫の家事の割合を増やしてもらうには下記の方法がおすすめです。
- 得意なことをやってもらう
- 夫を頼る
- 家事の内容を可視化する
- やってくれたら褒める
- モチベーションを上げる
それぞれの方法を具体的に解説していきます。
得意なことをやってもらう
まずは夫の「得意なことをやってもらう」ことがポイントです。
毎日家事をこなしている女性なら分かることですが、一言で『家事』といっても、内容はさまざま。
料理が得意な人もいれば、掃除が好きな人もいるでしょう。
仮に最初はやってくれたとしても、長続きしないでしょう。
進んでやりたい家事がないとしても、夫に向いている仕事があれば、思い切って任せてみるのもひとつの方法です。
夫を頼る
次は「夫を頼る」ことが挙げられます。
基本的に男性は頼られることが好きで、お願いされると断れない性質です。
男性も家事をするのが当たり前ではありますが、まずはお願いから始めてみましょう。
嫌そうな素振りを見せたら
と持ち上げながら、お願いしてみてください。
家事の内容を可視化する
次のポイントは「家事の内容を可視化する」こと。
毎日しなければいけない仕事は、掃除、洗濯、料理といった主な家事ばかりではありません。
細かい家事については、夫も気づいていない可能性があります。
たとえば『掃除』といっても、やるべきところは一か所ではありません。
など、掃除をすべきところは数多くあります。
まずは名もなき家事も含め、すべての家事を可視化してみてください。
そのうえで、夫とどこの家事を担当するか話し合いましょう。
可視化することで、どれだけの家事をやっているかが分かりやすくなり、感謝も芽生えてくるはずです。
やってくれたら褒める
「やってくれたら褒める」ことも忘れないようにしましょう。
褒められれば、誰でも嬉しいものです。
特に妻から褒められれば、喜ばない夫はいないでしょう。
などと、大げさに褒めるのがポイントです。
頼られ、褒められることで、夫も家事を進んでやってくれるようになるでしょう。
面と向かって褒めるのは恥ずかしいと感じる人も、家事をやってほしいのであれば、褒めるように努力してみてください。
モチベーションを上げる
最後は「モチベーションを上げる」ことが挙げられます。
家事を気分よくこなすと、次もやりたいと思いやすくなるからです。
たとえばお気に入りの音楽をかけると、楽しく取り組みやすくなります。
また
などと、終わった後のご褒美を決めるのもおすすめ。
せっかくやるのですから、気分よく家事を行なった方が捗りますよね。
「家事=大変なこと」という認識を変えることで、夫がより家事に協力的になってくれる可能性もあるでしょう。
夫の家事の割合に不満がある場合の注意点
夫の家事の割合に納得がいかなかったとしても、下記のような言動には注意してください。
- 家事の質を責めない
- 求めすぎない
- 正論を振りかざさない
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
家事の質を責めない
まずは「家事の質を責めない」ことが大切です。
夫の家事に納得がいかないこともあるでしょうが、文句を言うのはグッと堪えましょう。
たとえば
など、不満があることも。
とはいえ、夫側としてはせっかくやったのに、文句を言われればやる気が失せるのも当然です。
という夫も。
まずはお礼を伝え、もし直してほしいところがあれば具体的に伝えましょう。
イライラしたり怒るのではなく
など、冷静に伝えることを意識してみてください。
プライドが高い夫の場合は、指摘すら嫌がる可能性も。
その場合は
など、さりげなく気づかせることがポイントです。
求めすぎない
次の注意点は「求めすぎない」ということ。
公平な家事の割合を目指すと、ついついいろいろなことをやってもらいたくなってしまいがちです。
しかし、慣れていないのですから、妻よりも時間がかかるのは当たり前のこと。
妻がやれば15分で終わる家事が、夫には倍以上の時間がかかる可能性もあります。
少しずつやってもらって、家事に慣れることを目標にしましょう。
慣れてくれば時間も短縮され、他の家事までできるようになっていきます。
最初から多くを求めすぎず、少しずつお願いすることがポイントです。
正論を振りかざさない
最後は「正論を振りかざさない」ことが挙げられます。
確かに共働き世帯が増えてきている現代において、男性も家事をするのが当たり前でしょう。
しかし
という態度では、お互いにイライラするだけです。
同じ時間だけ働いているのだから、家事も半々にすべきだという正論は、心のうちに留めておきましょう。
まとめ
内閣府の調べによると、夫の家事の割合は1~2割程度という結果になっています。
共働き世帯も増えており
と思うのも無理はありません。
夫の家事の割合を増やしてもらうには下記の方法がおすすめです。
- 得意なことをやってもらう
- 夫を頼る
- 家事の内容を可視化する
- やってくれたら褒める
- モチベーションを上げる
お互いを思いやり、夫婦喧嘩を避けるためには、まず夫婦で話し合うことが大切でしょう。
と思ってしまいますが、言葉にすることでスムーズに家事の分担ができます。
限られた時間の中で、お互いに助け合い、時間を有意義に過ごしていきましょう。
家事に協力的でない夫への対処法は、下記の記事でもまとめていますのでぜひ参考にしてください。
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