「離婚したいと義母に相談してもいいの?」
「離婚したいと義母に相談する時の注意点はある?」
「離婚したいと義母に相談するベストタイミングが知りたい!」
とお悩みではありませんか。
特に夫に問題があったのであれば、身近な義母に相談したいと思いますよね。
義母に相談して、夫を説得してほしいと考えるのも無理はありません。
当記事では
- 離婚したいと義母に相談する場合の注意点5選!
- 義母に相談するベストタイミングは離婚が決まってから!
- 離婚したいと義母に相談した体験談
といった内容を徹底解説していきます。
離婚したいと義母に相談するか、迷っておられる方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、離婚したい時に義母に相談するベストタイミングがきっと分かるはずです。
離婚したいと義母に相談する場合の注意点5選!
離婚したいと思った時に、義母に相談すべきかどうか迷う方も少なくありません。
義母に相談する際には、下記の点に注意してください。
- 夫に許可を取ってからにする
- 離婚を説得されてしまう可能性もある
- 味方になってくれるとは限らない
- 離婚が不利になるリスクがある
- 両家の問題に発展しかねない
それぞれの注意点を詳しくみていきましょう。
夫に許可を取ってからにする
まずは「夫に許可を取ってからにする」ことが挙げられます。
そもそも離婚は夫婦の問題です。
夫婦間で協議せず、勝手に義母に相談すると問題はややこしくなってしまいます。
夫が怒って、離婚の話し合いが進まなくなってしまうこともあるでしょう。
離婚を説得されてしまう可能性もある
「離婚を説得されてしまう可能性もある」ことも頭に入れておきましょう。
と思うのは、親として当然の心理です。
確かに離婚せずに、やり直して円満な夫婦関係を続けられるのであれば、それに越したことはありません。
しかしやり直せるかどうかは、夫婦で決めるべき問題です。
夫婦で決めたにもかかわらず、義母に説得されると問題はまた再燃してしまう可能性があります。
説得されたくないのであれば、夫婦そろって「相談」ではなく「報告」するのが一番です。
味方になってくれるとは限らない
義母に相談したところで「味方になってくれるとは限らない」ことも覚えておきましょう。
何歳になっても、義母にとっては可愛い息子なのです。
仮に夫の浮気やDVが原因だったとしても、息子を擁護する可能性があります。
たとえば
などと理不尽に責められる可能性があるのです。
離婚が不利になるリスクがある
「離婚が不利になるリスクがある」ことも注意すべき点のひとつでしょう。
義母が夫に入れ知恵することで、親権や財産分与で揉めるケースも実際にあります。
義母が孫や息子可愛さのあまり、どうしても夫寄りの意見になってしまうのも当然でしょう。
本来であれば離婚の話し合いは、当事者である夫婦で行うべきです。
両家の問題に発展しかねない
義母に相談すると「両家の問題に発展しかねない」ので、注意が必要です。
と相談を考える人もいるでしょう。
とはいえお互いの両親を巻き込むと、両家の問題に発展しかねません。
結婚の顔合わせとは違い、離婚は親としても良い気持ちにはならないものだからです。
義母に相談するベストタイミングは離婚が決まってから!
離婚したいと思っても、義母に相談するのは離婚が確定してからにするべきです。
さらに離婚が確定して、あまり日を開けずに報告するのがベストでしょう。
離婚が確定しているのに報告が遅くなれば、相手に対して失礼に当たります。
これまでお世話になったのですから、最低限のマナーを守って挨拶しましょう。
と相談するのではなく
という挨拶が適切です。
離婚したいと義母に相談した体験談
離婚したいと義母に相談し、あまり良い結果にならなかった体験談をご紹介します。
同じような失敗をしないよう、ぜひ参考にしてください。
- 身内の悪口を言われた
- 女が我慢するものだと言われた
- 息子を怒れない義母
- 反対に義母に怒られた
それぞれの体験談を詳しく見ていきましょう。
身内の悪口を言われた
夫を擁護するだけでなく、妻の身内の悪口を言われたという体験談です。
不倫、浪費。相談したけど、息子に怒れない。うちの子に限って…
話聞くだけならお前にわざわざ言う必要ないだろ。
しまいに代わりに怒った私の母の悪口言ってた。
上記の方のように自分の母親の悪口を言われれば、嫌な気持ちになりますよね。
不倫や浪費が原因であったとして、親としてはなかなか認められないのでしょう。
何も言い返すことができず、結果として身内の悪口に発展した可能性があります。
女が我慢するものだと言われた
「女が我慢するもの」と古い考えを持っている人もいます。
何でも女が我慢するの、我慢してたら男は家に機嫌良く帰って来るんだから…って…こういう人が女の価値を下げてるんだって思った。
しかし男女平等が一般的になっている現代では、時代錯誤の考え方と言えるでしょう。
もちろん結婚生活を続ける以上、ある程度の我慢は必要です。
とはいえ「女性だから」という理由での我慢は理不尽だと感じてしまいますよね。
息子を怒れない義母
息子を怒れない義母も少なくないようです。
ギャンブル、借金、浮気、何を知っても旦那を怒らない。浮気は信じなかったけど、旦那の職場の方に教えてもらったって言ったら自分達の体裁を気にして旦那に怒ってた。
妻としては
と期待して、相談したくなってしまいますよね。
とはいえ実の息子であっても、強くは言えないという義母も少なくありません。
怒れないどころか、嫁の話を信じてくれさえしないケースもあるでしょう。
反対に義母に怒られた
相談したことで、反対に義母に怒られた妻もいます。
ウチも小遣いの事相談したら、義母に怒られた!
義母は『○○(旦那)可哀想に…』だとさ。そのあと腹が立ったのは、隠れて旦那に小遣いあげていた事だわ。
そんなに甘やかすから、旦那は金銭感覚がなくなるんだよ!
どんなにダメな夫であったとしても、義母にとっては可愛い息子です。
何かあった時は息子の味方をするのも、当然のことでしょう。
分かってはいても、実際に義母に怒られると腹が立ちますよね。
離婚したいと迷った時の相談先
離婚したいと思うようになると、精神的にも苦しい毎日が続きます。
義母にも相談できず、一人で悩みを抱える人も多いことでしょう。
離婚問題は友人や知人に、気軽に相談できる問題ではないですよね。
苦しい時には下記のような相談機関を活用しましょう。
- 離婚カウンセラー
- 家庭裁判所の相談室
- 厚生労働省
離婚カウンセラー
最初に挙げられるのは「離婚カウンセラー」です。
離婚カウンセリングでは、離婚問題に関するアドバイスや精神的なサポートを受けられます。
離婚を迷っている人や、離婚について第三者の意見を聞きたい人におすすめです。
たとえばNPO法人である「結婚生活カウンセリング協会」は設立25年の実績があります。
離婚相談も扱っていますので、チェックしてみましょう。
家庭裁判所の相談室
家庭裁判所の「家事手続案内」を利用するという方法もあります。
「家事手続案内」では,家庭内や親族間における問題を解決するために家庭裁判所の手続を利用できるかどうか,利用できる場合にはどのような申立てをすればよいかなどについて説明,案内します(「家事手続案内」の時間は,1件につき概ね20分以内を目安としています。)。
詳しい時間帯は、お近くの家庭裁判所に問い合わせてみましょう。
家事手続案内では、離婚調停の手続きや必要書類を教えてくれます。
離婚の決意が自分の中で決まってからの相談先として活用しましょう。
厚生労働省
離婚したいという辛い気持ちを抱えているのであれば、厚生労働省の電話相談もおすすめです。
厚生労働省では悩みの内容に応じて、電話相談窓口が設けられています。
話を聞いてもらえるだけで、楽になることもあるはずです。
第三者の意見を聞くためにも、ぜひ電話で相談してみましょう。
まとめ
離婚したいと義母に相談する際には、下記の点に注意してください。
- 夫に許可を取ってからにする
- 離婚を説得されてしまう可能性もある
- 味方になってくれるとは限らない
- 離婚が不利になるリスクがある
- 両家の問題に発展しかねない
離婚したいと思っても、義母に相談するのは離婚が確定してからにするべきです。
離婚が確定して、あまり日を開けずに報告するのがベストタイミングでしょう。
義母との関係性も検討しながら、ベストタイミングを夫と相談しながら決めてください。
感情だけで行動すると後悔する結果になりかねません。
こんな時だからこそ、冷静さを忘れずに判断するようにしましょう。
夫からの暴力で離婚を考えている方は、ぜひ下記の記事も参考にしてください。
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