「離婚したい時は誰に相談したらいいの?」
「離婚したいけど誰にも相談できない……」
「離婚したいと誰に相談したらいいか迷ったら?」
などとお考えではありませんか。
離婚したいという思いを抱えていると、誰かに悩みを吐き出したくなりますよね。
とはいえデリケートな問題ですし、誰に相談したらいいか分からないという方も多いことでしょう。
当記事では
- 離婚したい時は誰に相談したらいい?身近な相談先5選
- 離婚したいけど誰に相談したらいいか迷ったら!
- 誰かに離婚相談をする際の注意点
といった内容を徹底解説していきます。
離婚したいというお悩みを誰かに相談したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、離婚したい場合に誰に相談したらいいか、適切な相談先が分かるはずです。
離婚したい時は誰に相談したらいい?身近な相談先5選
離婚したいという思いを抱えながら、毎日生活していくのは辛いことでしょう。
と思うのも無理はありません。
主な相談先としては下記が挙げられるでしょう。
- 自分の身内に相談する
- 離婚経験者の友人に相談する
- 夫婦共通の友人に相談する
- 親しい友人に相談する
- 相手の親に相談する
それぞれに相談するメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
自分の身内に相談する
まず思いつくのは「自分の身内に相談する」ことでしょう。
両親や兄弟など、自分をよく知ってくれている人に相談したいと思うのは自然なことです。
身内に相談する一番のメリットは「相談しやすい」という点でしょう。
時間の都合をつけやすいですし、気軽に相談できる相手です。
またあなた自身の身内ですから、あなたの味方になってくれるに違いありません。
ただしアドバイスが偏ってしまうというのがデメリットです。
離婚経験者の友人に相談する
「離婚経験者の友人」の顔が思い浮かぶ人もいるはずです。
自分の離婚経験に基づいたアドバイスがもらえれば、あなたも心強いことでしょう。
離婚していかに幸せか、今の気持ちを聞くことで離婚の後押しをしてもらえることもあります。
友人ですので、気兼ねなく相談できるのもメリットのひとつです。
とはいえ、友人の離婚経験が自分のケースに当てはまるとは限りません。
たとえば友人が揉めることなくスムーズに離婚できたとしても、あなたも同じように離婚できるとは限らないのです。
夫婦共通の友人に相談する
「共通の友人に相談する」という選択肢もあります。
夫と妻、どちらのことも知っている友人であれば、中立の意見をもらえそうですよね。
確かに共通の友人であれば、偏った意見にはならないでしょう。
とはいえ、友人ですからどちらかに味方をしないケースも考えられます。
内心では
と思っていても、あなたとの関係を壊したくないために曖昧な意見を言うのです。
また夫婦間の問題に、友人を巻き込むことになるのもデメリットのひとつといえます。
いくら友人とはいえ、できれば夫婦間のゴタゴタに巻き込まれたくはないですよね。
親しい友人に相談する
あなたの一番「親しい友人に相談する」という方法もあります。
気心の知れた相手なら、自分の悩みや愚痴を吐き出しやすいですよね。
あなたの話を親身になって聞き、あなたの決断を後押ししてくれることでしょう。
親しい友人に話を聞いてもらうことで、あなた自身も気持ちがスッキリするはずです。
とはいえ、やはりあなたの友人ですから中立の意見は求められません。
おそらくたとえあなたに非があったとしても、夫ではなくあなたの味方をしてくれることでしょう。
相手の親に相談する
最後は「相手の親に相談する」方法です。
夫のことを誰よりも知っている相手ですので、的確なアドバイスがもらえる気がしますよね。
しかし夫の両親はあくまでも夫の親族です。
さらに夫に相談内容が伝わってしまう可能性も高くなります。
夫の両親に相談するのは、離婚の話が夫婦間でまとまってからにするべきです。
離婚したいけど誰に相談したらいいか迷ったら!
身近な相手に相談することには、メリットとデメリットがあることが分かりました。
とはいえ今のまま、悩みを抱えているとあなたの精神的ストレスになってしまいます。
身近な相手に相談できない時には、下記の相談先を利用しましょう。
- 弁護士に相談する
- 離婚カウンセラーに相談する
- 地方自治体や女性センターを探す
- 精神科や心療内科を受診する
- 厚生労働省の相談窓口を利用する
それぞれの相談先について、具体的に紹介していきます。
弁護士に相談する
まずは「弁護士に相談する」方法です。
弁護士に相談するメリットは、やはり法律の知識が豊富だという点が挙げられます。
既に離婚を決めており、スムーズに離婚したい方法を知りたい方にはおすすめの相談先です。
たとえば
などといった場合には、弁護士を頼りましょう。
過去に離婚を扱ったことのある弁護士なら、経験を生かしたアドバイスをもらうこともできます。
とはいえ弁護士に相談するとなると、ある程度の費用がかかるので覚悟が必要です。
弁護士費用を払えないという方は、法テラスの利用も検討してみてください。
法テラスは法務省所轄の公的法人で、一定の条件を満たしていれば無料で相談できます。
離婚カウンセラーに相談する
「離婚カウンセラーに相談する」という方法もおすすめです。
まだ離婚するかどうか決めかねている場合は、弁護士ではなく離婚カウンセラーに相談しましょう。
離婚カウンセラーは、離婚だけでなく夫婦間の問題にアドバイスをしてくれます。
最終的に離婚を選択しなかった場合でも
といった相談にも乗ってくれるでしょう。
直接の相談だけでなく、電話相談に対応しているカウンセラーもいます。
料金がかかる場合がほとんどですので、事前に費用を確認してから相談するようにしましょう。
地方自治体や女性センターを探す
「地方自治体や女性センターを探す」という方法もあります。
地方自治体や女性センターなら無料で専門家に相談できるところがほとんどです。
離婚するかどうか迷っている方は、ぜひ相談してみましょう。
とはいえ、夫婦関係の修復に関するアドバイスをもらうことはできません。
法的アドバイスが欲しいのであれば、弁護士が行なっている相談窓口を探しましょう。
精神科や心療内科を受診する
「精神科や心療内科を受診する」のもひとつの方法です。
離婚したいという悩みが大きくなると、心身に支障が出てきます。
なかにはうつ病などの精神疾患を患う方もいるほどです。
辛いという気持ちを何とかしたい場合は、精神科や心療内科に相談しましょう。
医学的なサポートを受け、心身の回復を図ることができます。
厚生労働省の相談窓口を利用する
最後は「厚生労働省の相談窓口を利用する」方法です。
厚生労働省では、悩みを抱えた人が相談できるように窓口を設けています。
話すことで気持ちが楽になることもあるでしょう。
また必要があれば、専門機関を紹介してくれるケースもあります。
という方は、まず電話で相談してみるという方法もおすすめです。
誰かに離婚相談をする際の注意点
相談先がどこであれば、離婚についての相談をする際は下記の点に注意しましょう。
- 相談内容をまとめておく
- 事実をありのまま伝える
- 最終的に決断をするのは自分自身
それぞれの注意点について具体的に解説していきます。
相談内容をまとめておく
まずは「相談内容をまとめておく」ことがポイントです。
弁護士や相談窓口などでは、相談できる時間が限られている場合もあります。
相談内容がまとまっていないと、時間が無駄に過ぎてしまうことでしょう。
たとえば
など聞かれた時にすぐに答えられるようにしておくと、相談時間を有効に使うことができます。
DVや借金、浮気などの証拠があれば、持参することもおすすめです。
持参して損はないので、持っていくか迷った場合は必ず持参しましょう。
事実をありのまま伝える
次に「事実をありのまま伝える」ことも大切です。
夫婦間の問題の中には、他人に知られたくないこともあるでしょう。
などと不安になる気持ちは自然なことです。
とはいえ、真実を伝えなければ弁護士も自信を持って弁護することができなくなります。
特に裁判になれば、弁護士との信頼関係はもっとも重要なポイントになるに違いありません。
信頼関係を築くためにも、事実をありのまま伝えることは大切です。
最終的に決断をするのは自分自身
「最終的に決断をするのは自分自身」だという点も頭に入れておきましょう。
と思っても、本当に離婚した方がいいのか迷うのは当然のことです。
アドバイスが欲しくて、友人や公的機関に相談することもあるでしょう。
とはいえ、夫婦の問題ですから最終決定はあなたと夫がするべきです。
まとめ
離婚したいと思った時に、自分で思いつく主な相談先としては下記が挙げられるはずです。
- 自分の身内に相談する
- 離婚経験者の友人に相談する
- 夫婦共通の友人に相談する
- 親しい友人に相談する
- 相手の親に相談する
しかし身近な人に相談することには、メリットとデメリットがあります。
身近な人に相談するよりも、下記のようなプロに相談することがおすすめです。
- 弁護士に相談する
- 離婚カウンセラーに相談する
- 地方自治体や女性センターを探す
- 精神科や心療内科を受診する
- 厚生労働省の相談窓口を利用する
とはいえ、離婚の相談を見ず知らずの人に相談するのは抵抗がありますよね。
一人で悩んでいては苦しくなるばかりです。
話を聞いてもらうだけでも、気持ちは楽になるはずですよ。
苦しいほど離婚したい時の相談先については、下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。
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