「旦那と離婚したい時に必要な準備は?」
「旦那と円満に離婚する方法はある?」
「旦那と離婚したい……デメリットはある?」
上記のような悩みを抱えていませんか?
結婚した当時はラブラブだったのに、日を追うごとに旦那が嫌いになり
と思うようになる妻は少なくありません。
当記事では
- 旦那と離婚したい時に必要な準備7選
- 旦那と円満に離婚する方法5選
- 旦那と離婚したい時に考えておくべき離婚のデメリット
上記の内容を徹底解説していきます。
旦那と離婚したいと思っている方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、旦那と円満離婚したい場合に必要な準備が分かるでしょう。
旦那と離婚したい時に必要な準備7選
旦那と離婚したい時にはしっかりと計画を立てて、準備をする必要があります。
無計画で家を飛び出しても、後悔する可能性があるからです。
旦那と離婚したい時に必要な準備は、主に以下の7つが挙げられます。
- 離婚したい理由を整理する
- 経済的に自立する
- 財産分与の計算をしておく
- 環境を整える
- 旦那に離婚事由がある場合は証拠を集める
- 弁護士に相談する
- まずは別居することも検討する
それぞれの準備を詳しく見ていきましょう。
離婚したい理由を整理する
まずは「離婚したい理由を整理する」ことが大切です。
理由がまとまれば、何をするべきか、旦那と何を話し合うべきかが見えてくるでしょう。
弁護士やカウンセラーに相談する際にも、メモがあると役立つからです。
揉めた理由や離婚を決意した理由をリストアップしてみてください。
書くことで、自分が冷静になれるというメリットもあります。
経済的に自立する
次に「経済的に自立する」ことを目指しましょう。
これは離婚において、最も重要な準備と言えます。
仕事をしていないのであれば、まずは仕事を探してみてください。
特に小さな子供がいる場合は、希望通りの仕事がなかなか見つからない可能性もあります。
しかし経済的に困窮しないためにも、仕事をしながら貯金を始めることは重要です。
財産分与の計算をしておく
次は「財産分与の計算をしておく」ことが挙げられます。
Q1 財産分与とはどのような制度ですか
(A)
離婚をした者の一方が他方に対して財産の分与を請求することができる制度です。
財産分与は,(1)夫婦が共同生活を送る中で形成した財産の公平な分配,(2)離婚後の生活保障,(3)離婚の原因を作ったことへの損害賠償の性質があると解されており,特に(1)が基本であると考えられています。
財産分与の対象となるのは、現金だけではありません。
もちろん自分の取り分を放棄して離婚することも可能です。
しかしどうしても自分の手元に残しておきたいものがあれば、事前に決めておくようにしましょう。
環境を整える
次に「環境を整える」ことが大切です。
特に家を出る場合は、住む場所がなくならないようにする必要があります。
実家を頼れるのであれば、節約のためにも身を寄せられないか聞いてみましょう。
アパートやマンションを借りる場合は、まとまったお金が必要になります。
急激な環境の変化は、子供に大きな影響を及ぼしますので、しっかりと環境を整えておくようにしましょう。
旦那に離婚事由がある場合は証拠を集める
旦那に離婚事由がある場合は「証拠を集める」こともポイントです。
不貞行為やDV等の証拠があることで、離婚はスムーズに進むでしょう。
証拠として認められやすいものとしては、以下のものが挙げられます。
- 写真や動画
- 音声データ
- LINEの会話記録
- 不貞行為の場合はホテルの領収書等
- DVの場合は診断書等
証拠は多ければ多いほど有利になるでしょう。
自分では難しいという方は、探偵に依頼するのもひとつの方法です。
弁護士に相談する
次に「弁護士に相談する」ことも視野に入れましょう。
離婚問題は専門家の力を借りなければ、難しいことも多いのです。
ちょっとした手違いで、取返しがつかないことになるケースも。
地域の市役所によっては、無料で弁護士による無料相談を行っているところもあります。
お住まいの市町村役場で確認してみるといいでしょう。
まずは別居することも検討する
「まずは別居することも検討する」こともできます。
特に旦那が離婚に合意してくれない場合、別居は離婚の前の重要なステップです。
民法では離婚事由が下記のように定められています。
(裁判上の離婚)第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
話し合いで離婚ができない場合は、上記の離婚事由に当てはまるかどうかが問題になるのです。
裁判の場では、夫婦が別居しているという事実が、「婚姻関係破綻」を認定する事情の一つとして考慮されるのです。
どうしても旦那と離婚したい方は、別居から検討してみるといいでしょう。
旦那と円満に離婚する方法5選
どんなケースであっても
と思うものです。
円満に離婚する方法として、下記の5つの方法が挙げられます。
- 協議離婚でとことん話し合う
- 切り出すタイミングを見極める
- 急がない
- 妥協点を設ける
- 旦那の意見にも耳を傾ける
それぞれの方法を具体的に見ていきましょう。
協議離婚でとことん話し合う
まず最初のポイントが「協議離婚でとことん話し合う」ことが挙げられます。
円満離婚はお互いが揉めることなく、離婚に同意することが必要不可欠です。
協議離婚(きょうぎりこん)とは、夫婦で話し合いをしてお互い離婚に合意をしたら「離婚届」を市町村役場に提出するという、日本の約90%が行う離婚方法です。
審判離婚や裁判離婚とは違い「離婚する際に必要な法的な理由」などは関係なく、夫婦が離婚について同意し、離婚届を出せばそれで離婚は成立します。
お互いが納得する条件を提示しなければ、協議離婚は成立しません。
切り出すタイミングを見極める
円満離婚の最も重要なポイントは「切り出すタイミングを見極める」ことでしょう。
タイミングを間違ってしまうと、泥沼離婚になりかねません。
まずは深呼吸して気持ちを落ち着け、冷静に切り出しましょう。
喧嘩のついでに離婚を切り出すのはNGです。
急がない
円満離婚を成立させるには「急がない」ことが大切です。
円満離婚のためには約半年から一年、期間が必要だと言われています。
円満離婚に必要な時間は約半年から一年です。
急いで離婚したいがために
と感情的になると円満離婚ができなくなることも。
感情的になれば、旦那もムキになって離婚を拒否する可能性があります。
円満離婚のためには、焦らないことが肝心です。
妥協点を設ける
次に「妥協点を設ける」ようにしましょう。
離婚の話し合いで、旦那と意見が食い違うのは自然なことです。
旦那との意見の相違はひとつずつ解決していかなければなりません。
たとえば子供との面会などの条件は、揉める要因のひとつです。
旦那の意見にも耳を傾ける
「旦那の意見にも耳を傾ける」ようにしてください。
あなたの一方的なお願いばかりでは、旦那は受け入れてくれません。
旦那がなぜ離婚したくないのか、よく話を聞きましょう。
そして旦那の意見を聞きつつも、自分の意思が固いことを説明していくのです。
旦那と離婚したい時に考えておくべき離婚のデメリット
離婚にはデメリットもあります。
勢いだけでは、後悔することになりかねませんので、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
離婚で考えられる主なデメリットは下記のとおりです。
- 精神的なストレスがかかる
- 金銭面で苦労する可能性がある
- 時間がかかる
- 子供への負担
- 両親も巻き込むことになる
それぞれのデメリットを具体的に見ていきましょう。
精神的なストレスがかかる
まず最初のデメリットは「精神的なストレスがかかる」ことです。
離婚の話し合いを望む人はいません。
たとえ円満離婚だったとしても、お互いに大きな負担になるでしょう。
特に育児中の方にとっては、子供を気遣いながらの話し合いになります。
金銭面で苦労する可能性がある
離婚をすると「金銭面で苦労する可能性」があります。
協議離婚で解決しない場合は、調停や裁判になり、弁護士費用などがかさむでしょう。
弁護士費用は、大きく(1)相談料、(2)着手金、(3)報酬金に分かれます。相談料は30分5000円が一般的です。最初に支払う着手金は、30万円程度の法律事務所が多く、報酬金を含めると100万円を超えることも少なくありません。
さらに離婚成立後も、旦那の収入には頼らずに自分の稼ぎで生活しなければなりません。
金銭面での負担が大きくなるリスクも覚えておくべきです。
時間がかかる
先述したように「時間がかかる」こともデメリットのひとつです。
直接会話することはもちろんのこと、顔を合わせていない時もLINEなどで話し合いを行うことも。
帰宅後の時間や休みの時間は大半が話し合いに費やされるでしょう。
離婚調停で離婚するまでにはある程度の期間が必要になります。離婚調停にかかる期間の平均は半年です。ただ、これはあくまで離婚調停の目安でしかありません。
離婚ケースによってはもっと早く終わることもあれば、長期化することもあります。離婚調停が長期化するケースでは、1年以上の期間を要することもあります。
裁判所に行く日は、会社を休む必要も出てくるでしょう。
離婚は想像以上に話し合いに時間がかかることを理解しておいてください。
子供への負担
子供がいる場合は「子供への負担」も考えましょう。
子供がいないところで話し合いをしても、両親の変化を子供は敏感に察知します。
気を遣って、親を困らせないようにする子もいるでしょう。
影響を受けるのは、小さい子供ばかりではありません。
受験生の子供がいる場合、両親の離婚がストレスになり、勉強に集中できない可能性もあります。
両親も巻き込むことになる
離婚は「両親も巻き込むことになる」ことも頭にいれておくべきです。
夫婦間の問題とはいえ、少なからず両親に影響があります。
可愛がっていた孫と離れ離れになるので、寂しい思いをさせることになるでしょう。
両親にどのように報告をするのか、夫婦でしっかりと話し合いをしておくべきです。
まとめ
旦那と離婚したい時に必要な準備は、主に以下の7つが挙げられます。
- 離婚したい理由を整理する
- 経済的に自立する
- 財産分与の計算をしておく
- 環境を整える
- 旦那に離婚事由がある場合は証拠を集める
- 弁護士に相談する
- まずは別居することも検討する
円満に離婚する方法は下記のとおりです。
- 協議離婚でとことん話し合う
- 切り出すタイミングを見極める
- 急がない
- 妥協点を設ける
- 旦那の意見にも耳を傾ける
離婚は夫婦だけでなく、子供や両親にも影響を及ぼす大きな問題になります。
離婚後に後悔せず、幸せな第二の人生を送れるよう、慎重に進めていくことが大切です。
離婚をせずに、夫婦関係を修復する方法は下記の記事でもまとめています。
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