「旦那が嫌い……もう離婚したい」
「旦那のことは嫌いだけど、離婚となると迷ってしまう」
「大嫌いな旦那とは赤ちゃんがいても離婚すべき?」
上記のような不安を抱えていませんか?
浮気や暴力(DV)、モラハラや価値観の違いなど、さまざまな理由から旦那のことが嫌いになってしまうのは不自然なことではありません。
しかし、今後の生活や金銭面のことを考えると、離婚をすべきか悩んでしまいますよね。
そんな妻たちのために、今回は離婚すべきか悩んだときの判断基準や1歩踏み出すために必要な離婚準備の進め方などついて解説してきます。
具体的な内容は次の通りです。
- 離婚を悩んだときの判断基準とは
- 実際に離婚するときの手順を徹底解説!
- 旦那が嫌い!離婚した妻の声を紹介
- 旦那が嫌い!それでも離婚しない妻の本音を紹介
旦那のことが嫌いで、離婚を迷っている場合はぜひ参考にしてください。
旦那が嫌い!離婚を悩んだときの判断基準とは
いくら旦那のことが嫌いでも、離婚後の生活や将来のことを考えると不安になってしまいますよね。
離婚すべきなのか、あるいは関係修復に努めて結婚生活を続けるべきなのか、迷いのループから抜け出せない人も多いでしょう。
とはいえ、ストレスを溜めたままの生活は心身をむしばむだけ。
これから離婚すべきか迷ったときの判断基準を紹介しますので、いまの自分の状況と見比べながら離婚すべきか否か考えてみてください。
離婚したほうがいい妻とは
まずは離婚を決断してもいい状況下にある妻について解説していきます。
次の3つの条件のうち1つでも当てはまる場合、我慢して今の生活を続けるよりも新しい生活を始めた方がいいでしょう。
- 旦那の給料がなくても生活していける
- DVやモラハラに悩んでいる
- 金銭面や育児などを助けてくれる人がいる
上記3つの条件に付いて詳しく解説していきます。
旦那の給料がなくても生活していける
離婚に1番必要なのは、なんといってもお金です。
よって社会的に自立していて、旦那の給料がなくても生活していける妻は離婚を決断しても良いでしょう。
とはいえ離婚は思った以上のお金がかかるため、経済力だけでなくある程度の貯金も必要です。
離婚時にかかる費用についてまとめてみました。
もちろん必要ない項目もあると思います。
自分にはどの項目が必要なのか、またトータルでいくらぐらいかかるのかシミュレーションしてみましょう。
DVやモラハラに悩んでいる
旦那のDVやモラハラに悩み、心身が壊れそうなときは今すぐ離婚を決断してください。
上記のように思っている妻も多いかもしれません。
しかし、もしも妻が専業主婦やパートなどで経済力がなかったとしても、旦那に婚姻費用を請求することは可能です。
別居後の生活費は、「婚姻費用」として相手に請求できることがあります。基本的に、相手の収入の方が多いケースでは請求できるでしょう。
というのも、夫婦間には、それぞれが同じ生活レベルを送れるようにする義務があるからです。別居しているとはいえ夫婦であることに変わりはないので、お互いの収入や財産等に応じて、婚姻費用を分担していかなければなりません。引用元:離婚弁護士ALG
また、内閣府ではDVについて専門員に相談できる『DV相談プラス』という窓口を設けています。
連絡先は下記の通りです。
- 電話(24時間対応):0120-279-889、または#8008
- メール:https://form.soudanplus.jp/mail
- チャット:https://form.soudanplus.jp/ja
小さな相談にも対応してもらえますし、必要であれば安全な居住地を提供してもらえることもあります。
『DV相談プラス』以外にも、全国にある『配偶者暴力相談支援センター』でも相談を受け付けていますので、まずは思い切って相談し専門員からアドバイスをもらいましょう。
関連する内容の記事がありますので、こちらのご覧ください。
金銭面や育児などを助けてくれる人がいる
実家や兄弟姉妹、友達など、金銭面や育児を手助けしてくれる人がいるのであれば、離婚を考えてもいいでしょう。
その場合、いつまでお世話になれるのか、あらかじめ期限を確認しておくことをおすすめします。
期限が過ぎても「新しい住居を決めていない」「給与のいい仕事を探していない」などダラダラしてしまうと、協力者とトラブルになる恐れがあります。
離婚するのであれば協力者に負担をかけ過ぎないよう、また経済的にも精神的にも自立できるよう頑張ってみてください。
離婚しないほうがいい妻とは
離婚は衝動的にするものではなく、ある程度の準備が必要です。
次の3つの条件に当てはまる場合は、準備期間を経たのちに離婚を考えることをおすすめします。
- 貯金が無い
- 仕事をしていない
- 我慢の余地がある
上記3つの条件に付いて解説していきます。
貯金が無い
離婚をするには、ある程度のお金が必要です。
前述した「旦那の給料がなくても生活していける」に離婚時にかかる初期費用のことを記載していますので、そちらを参考にある程度の貯金が貯まってから離婚を進めるようにしましょう。
上記のような場合、銀行のフリーローンでお金を借りることは可能です。
しかし審査が厳しく、審査に通ったとしても借入利息が年間2%~15%ほどかかるのであまりおすすめはできません。
貯金が少ないため離婚に先立つ費用を安く抑えたい場合は、次のような方法があります。
- 新しい住居は民間のアパートなどではなく公営住宅を検討する
- 家具や家電製品などはリサイクル品を利用する
- 弁護士に相談するときには費用が比較的安い法テラス(※)を利用する
※法テラスとは、国が設立した法的トラブル解決の総合案内所のことです。費用は無料~月額5,000円から10,000円程度の分割払いができます。
離婚が成立する前にかかった生活費用は“婚姻費用”として旦那に請求可能ですが、すぐに支払われるケースは少ないようです。
離婚したい気持ちが先走り、カードローンや消費者金融からお金を借りてしまうと利息が高額になることがあるので充分に注意しましょう。
仕事をしていない
離婚直後からの生活費、例えば食費や家賃、光熱費などが賄えない状態であれば離婚は思いとどまったほうが良いでしょう。
離婚や別居をした場合、その直後から生活費が発生します。
専業主婦でも、ある程度の貯金があってしばらくは生活ができそうであれば離婚は可能です。
そうでない場合は、離婚よりも先に給与のいい仕事を見つけましょう。
離婚はいつでもできますので、まずは自立する基盤地を固めておくと、離婚に向けて動きやすくなりますよ。
我慢の余地がある
「旦那のことは嫌いだけど、それなりにメリットもあるから我慢できる」という場合も離婚を思いとどまったほうがいいでしょう。
旦那と暮らすメリットとは次のようなものです。
離婚は最終手段です。
「旦那のことは嫌いだけど、まだ我慢できそう」という感情が残っているのであれば、今は離婚準備期間と捉え、来るべき日のために準備を整えておくことをおすすめします。
旦那が嫌い!実際に離婚するときの手順を徹底解説!
いざ離婚するとなると、何から始めたらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、いざというときに役立つ離婚の準備と手順について解説していきます。
具体的には次の内容です。
- お金を貯めておく
- 仕事・住居を確保しておく
- 証拠を押さえておく
- 専門家に相談しておく
- まずは別居という方法も
順に解説していきます。
お金を貯めておく
離婚するときも離婚後にも、さまざまなお金が必要です。
前述した「旦那の給料がなくても生活していける」の記事内に記載しましたが、離婚するときには次のようなお金が必要になります。
旦那が嫌いになり、離婚が頭をよぎったときにはお金を準備するところからスタートしましょう。
仕事・住居を確保しておく
仕事をしていない妻の場合、離婚後に自立して生活していけるよう仕事を探す必要があります。
ハローワークや求人情報誌、地元紙の求人コーナーなどで仕事が探せますが、もしも子連れ離婚を考えているのであればマザーズハローワークがおすすめ。
子連れでも行きやすいキッズコーナーが設けてあるのはもちろん、仕事と子育てが両立しやすい仕事の提供もおこなっていますので、ぜひ足を運んでみてください。
また、離婚時に家を出る予定であれば新しい住居も探し始めましょう。
家賃や間取り、交通の便などを考え、早い段階で目星を付けておくことでいざというときに動きやすくなりますよ。
証拠を押さえておく
浮気やDVなどが原因で離婚する場合は、確固たる証拠を押さえておきましょう。
もしも旦那が離婚を拒み、裁判に発展したとしても証拠を掴んでおくことで離婚が認められやすくなります。
浮気の場合は、次のような証拠が有効です。
- 旦那と相手女性との密会写真
- 2人の会話を録音したボイスレコーダー
- メールやLINEのやり取りの写真
不貞行為がおこなわれたことが確証できる証拠をなるべくたくさん集めておきましょう。
DVの場合の証拠は次のようなものが良いでしょう。
- 旦那の暴言や暴行が記録されたボイスレコーダー
- 旦那に負わされた怪我の写真
- 怪我で病院にかかったのであれば診断証明書
旦那がしらばっくれても逃げられないよう、証拠は複数用意しておいてください。
専門家に相談しておく
「旦那に離婚を反対されたらどうしよう」
「離婚後に生活していけるだろうか」
「慰謝料はどのくらい取れるかな」
離婚となると、さまざまな悩みや疑問が生じます。
そんなときに頼りになるのが専門家です。
相談するのは勇気がいるかもしれませんが、専門家ならではの見解や詳細なアドバイスを貰えることもあります。
離婚の相談にのってくれる専門家を下記にまとめましたので、ぜひ利用してみてください。
- 弁護士事務所…民間の弁護士事務所では、相談料初回無料や弁護士費用あと払い制度導入など、さまざまなサービスを用意しています。
- 法テラス…国が設立した法的トラブル解決の総合案内所。比較的安い料金で利用できます。
- 家事手続案内…全国区の家庭裁判所内にある公的な相談所。協議離婚で揉めた場合、調停離婚に持ち込めるかどうか、また持ち込む場合の申請方法といったアドバイスがもらえます。
- DV相談プラス…配偶者のDVについて相談できる公的な機関。
- 配偶者暴力相談支援センター…DV相談プラスと同様に、配偶者のDVに悩む妻の相談支援をおこなう公的機関。
まずは別居という方法も
離婚を迷っている場合、しばらくの間別居するという方法もあります。
お互いに距離を置き、冷静になることで新しい答えが見つかるかもしれません。
また「俺の経済力がないと生活していけないだろう」「どうせ俺とは離婚できないだろう」と高を括っている旦那にプレッシャーを与えることもできます。
すぐに答えを出すのではなく、まずはお互いに別々に暮らし、時間を掛けながら答えを探るという方法も頭に入れておいてくださいね。
旦那が嫌い!離婚した妻の声を紹介
旦那のことが嫌いになり、離婚に踏み切った妻の声を紹介します。
離婚してよかったこと、後悔したことなど、先輩妻の本音を聞いてみましょう。
離婚して心底良かったです!子供も居るから悩みに悩んだけど、旦那さんを見る目が余りにも無かった…。
今は子供と二人でとーっても気楽に幸せ(^-^)ただ、子供からパパを奪う権利は無いので、たまには会わせてます。引用元:ガールズちゃんねる
こちらの女性は、悩みに悩んだ末に離婚。
だけど、現在はお子さんと2人で幸せに暮らしているそうです!
良かったことしかないよ。
でもそれは私にとってはってだけで、子供にとってはどうなのかなとそれだけは考えてる。
あんな男でも、子供の前ではいい父親やってたからね。
浮気するし働かない最低野郎だったけど。結局養育費も払われずだった。引用元:ママスタコミュニティ
自分は離婚して良かったと思うけど、子どもにとってはどうだったのか分からないという女性の声もありました。
浮気して働かない旦那でも、子どもにとってはよい父親だったとしたら複雑な心境になる気持ちも分かりますね。
私は十年前に離婚し、子供を引き取りました。
私も離婚はスッキリしたんですがそのあとの生活が大変でした。家の家族にも手伝ってもらいましたが、父親代わりまで全部自分だし、経済的にもその当時は正社員ではなかったので、経済的不安、子育ての不安、漠然とした未来の不安、こんな時に支えてくれる人が欲しいと何度思った事か。人づたいで、元旦那が再婚したと聞き、自分ばっかり幸せになってと思ったり。(中略)その後寂しさや辛さに襲われていますが、時が解決してくれるのを待つしかないのかなと思います。
引用元:発言小町
離婚後の生活が思った以上に大変であったこと、そこに追い打ちをかけるように元旦那の再婚話を聞いたことにより心が疲れてしまったようです。
ご本人も言われているように、時間が解決してくれればいいですね。
旦那が嫌い!それでも離婚しない妻の本音を紹介
旦那のことは嫌いだけど、離婚せずに夫婦関係を続ける妻もいます。
なぜ離婚しないのか、離婚しない妻の本音を聞いてみましょう。
旦那がモラハラ気味なので離婚したい気持ちはありますが、私一人では障がいある子供を育てられないし、旦那は手取り16万しかないので養育費も払えないと思います。
だから一生離婚するつもりはありません。引用元:ガールズちゃんねる
育児とお金のために離婚しないという妻がいました。
お子さんに障がいがあってワンオペでは育てられない、また旦那の収入が低く養育費をもらえないのであれば、離婚しないという選択も間違っているとは言えません。
ダメージを与えるにはまだ早いから。
引用元:ママスタコミュニティ
離婚は「今じゃない」という妻もいましたよ。
最大限にダメージを与えられるタイミングを狙っているようです。
夫婦としては 終わってますが 友達としてなら やっていけますから…
子供と主人 子供と私 なら成り立ちます。
何年か前迄は 絶対離婚してやると 躍起になってましたが…だんだん 歳をとると もぉ~どうでもよくなってきました。
お互い好きな事をしてますし、自分の生活を邪魔されなければ それでいぃかなぁという感じ
ずーと苦しいが続くと慣れて苦しいと思わなくなるんです引用元:ヤフー知恵袋
こちらは“夫婦ではなく同志”という形になり、離婚はしないとのこと。
苦しい期間を経験したあとにあるのは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」なのかもしれません。
まとめ
旦那のことが嫌いになったとしても、その次にくるのは「すぐに離婚」だけではありません。
「今は離婚しない」「別居」などさまざまな方法がありますので、どの形が自分にとってベストなのか、しっかり考えてみてください。
ただし、DVやひどいモラハラなどにより精神が壊れそうとなれば話は別です。
相談、または支援してくれる公的機関がありますので、積極的に利用して身を守りましょう。
関連する内容の記事がありますので、こちらもご覧ください。
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