「夫に育休を取ってもらうのにおすすめのタイミングは?」
「夫の育休をタイミングよく取ることでどんなメリットがある?」
「夫の育休タイミング、みんなはどうしてる?」
といったお悩みを抱えていませんか?
最近では男性も積極的に育休を取ることが推奨されています。
せっかく育休を取るなら、ベストなタイミングで取ってほしいと思うのも当然でしょう。
当記事では
- 夫の育休におすすめのタイミングは?
- 夫が育休を取ることで得られるメリット
- 夫が育児休暇を取るデメリット
といった内容を徹底解説していきます。
夫の育休取得をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、夫の育休にベストなタイミングがきっと分かるはずです。
夫の育休におすすめのタイミングは?
夫の育休におすすめのタイミングはいくつかあります。
人によって大変と感じる時期が異なりますので、どこをサポートしてほしいか、考えてみるといいでしょう。
おすすめのタイミングとしては、下記が挙げられます。
- 出産直後
- 産後半年頃から
- 妻の育休終了後
それぞれのタイミングで育休を取るメリットを詳しく見ていきましょう。
出産直後
最初のタイミングとしては「出産直後」が挙げられます。
特に里帰りしない人にとっては、おすすめのタイミングといえるでしょう。
出産直後といっても、1週間程度は入院期間がありますので、その期間は育休を取る必要はありません。
退院日に合わせて、育休を取ってもらいましょう。
この時期はほぼ徹夜で授乳をする時期です。
夜間のサポートをしてもらったり、日中に見てもらって仮眠を取るなど、パパの役目はたくさんあります。
産後半年頃から
「産後半年頃から」育休に入ってもらうという人もいます。
生後半年頃からは、活動量も増え、目が離せなくなってくる時期でしょう。
なんでも口に入れてしまうため、床はいつもキレイに片付けておかなければなりません。
さらに離乳食も始まり、ママの負担も増えてきます。
また、生後半年頃から夜泣きが始まる子も。
6か月~
夜泣き、お母さんもつらいですね
夜泣きが最も多いのは7~9ヵ月お母さんも泣きたくなるけれど、もう少し育つまで待っていてくださいね。
待てないときには、夫や家族、身近な人に相談したり、市町村保健センターなどを利用することもできますよ。
夜通し泣き止まない子供をあやして、寝不足が続くママも少なくありません。
妻の育休終了後
「妻の育休終了後」のタイミングで、夫に育休を取ってもらうという妻も。
1歳まではママが育休を取り、その後夫にバトンタッチするという取り方です。
同時に育休を取ると、どうしても夫は妻のサポート役になりがち。
また、保育園に入れてすぐは、子供が風邪など体調を崩すことも多い時期です。
その都度、会社を休む必要がありますが、夫が育休を取ってくれていれば、ママが休まなくても済むというメリットがあります。
夫が育休を取ることで得られるメリット
そもそも夫が育休を取ることを、迷っている方もおられるでしょう。
夫の育休取得で、どのようなメリットがあるのかを考えてみてください。
夫が育休を取ることで、下記のようなメリットが挙げられます。
- 家族の絆が深まる
- 妻のサポートができる
- 父親の自覚が芽生える
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
家族の絆が深まる
まずは「家族の絆が深まる」ということです。
一日中、子育てをする大変さは体験した人にしか分かりません。
反対に、子育てをしていて感じられるささやかな喜びや感動も当事者にしか分からないことでしょう。
さらに、子育てが始まるとなかなか夫婦の時間が取りづらくなります。
できるだけ空いた時間は寝ておきたいママと、仕事から疲れて帰ってきたパパ。
ゆっくり会話する時間も取れないことでしょう。
上の子がいたとしても、大人の手が増えることで余裕を持った子育てができるでしょう。
夫が育休を取ることで、家族の絆を深めることができるのです。
妻のサポートができる
次に「妻のサポートができる」という点が挙げられます。
と思っている男性は少なくありません。
しかし、実際は赤ちゃんのお世話や家事のサポートなど、できることはたくさんあります。
子供を見てもらって、1時間眠るだけでもママにとっては体力の回復に繋がります。
妻のサポートができるというのは、育休の大きなメリットでしょう。
父親の自覚が芽生える
最後は「父親の自覚が芽生える」ことです。
男性は妊娠も出産も経験しないため、女性よりも親の自覚が芽生えるのに時間がかかります。
生まれた我が子を見ても
という男性もいるほどです。
育休を取り、子供と接することで、父親の自覚が芽生えやすくなります。
毎日オムツを替えたり、ミルクをあげるなど、育児に関わることで、我が子への愛情も深まっていくことでしょう。
夫が育児休暇を取るデメリット
夫が育休を取ることで考えられるデメリットも考えておく必要があります。
と後悔することのないよう、夫婦でよく話し合いましょう。
主に考えられるデメリットは下記の通り。
- 収入が減る
- 出世に響くことも
- 言動によっては妻にストレスを与えることに
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
収入が減る
一番大きな問題は「収入が減る」という点です。
収入が減ることを危惧して、男性側の育休取得に踏み切れないという家庭は少なくありません。
とはいえ、収入減をサポートするために、下記のような給付を受けることができます。
男性も受け取れる「育児休業給付金」は、最初の6ヵ月が日給の67%、その後は50%です。
確かに収入は減りますが、社会保険料が免除になるため、思ったよりも手取りは減らなかったという声も。
育休中は無給となる会社が多いですが、その代わりに最大で休業前月収のおよそ6割となる「育児休業給付金」が雇用保険から支給されます。加えて「社会保険料の免除」と「税金の減額」により、およそ3割以上の負担軽減が発生します。そのため手元に残るお金で考えれば、最大で休業前月収の9割以上をカバーすることができるのです。
出世に響くことも
育休を取得することで「出世に響くことも」あると言われています。
もちろん、育休は権利として認められているので、取得することで不利益がないよう決められています。
しかし、年配の管理職社員にとっては、まだまだ男性の育休取得制度は浸透していません。
そのため理解を得られない可能性も。
なんてこともないとは限りません。
言動によっては妻にストレスを与えることに
残念ながら夫の「言動によっては妻にストレスを与えることに」なりかねないので、覚えておきましょう。
育休を取ったからと言って、すべての夫が妻のサポートをしてくれるとは限りません。
それどころか、食事の用意も増え、家事が増える可能性も。
また休みなのに何も手伝ってくれない夫を見て、妻のストレスが増えることも考えられます。
夫の育休の特徴
男性が取得できる育児休暇も、基本的には女性の育休と変わりません。
夫の育休の特徴をまとめていきます。
- 育休期間は最長で一年!
- 二回に分けて取得することも
女性の育休とは異なる部分もありますので、詳しく見ていきましょう。
育休期間は最長で一年!
男性の育休期間は、女性と同じく最長で一年が原則です。
子供が一歳の誕生日を迎えるまでに、取得するのが基本となっています。
しかし、パパママ育休プラス制度を利用すると、子供が1歳を過ぎても育休を取得することが可能です。
上記の制度を利用することで、ママとバトンタッチで育休を取得することもできるようになります。
二回に分けて取得することも
女性の育休と大きく違うのが「二回に分けて取得することも」できるという点でしょう。
生後8週間以内に育休を取得すると、父親の育休を二回に分けることができるのです。
これは「パパ休暇」という制度を利用した方法。
まとめ
夫の育休取得でおすすめのタイミングとしては、下記が挙げられます。
- 出産直後
- 産後半年頃から
- 妻の育休終了後
夫が育休を取ることで、得られるメリットは下記の通りです。
- 家族の絆が深まる
- 妻のサポートができる
- 父親の自覚が芽生える
夫に育休を取ってもらって助かったという女性は少なくありません。
とはいえ、ベストタイミングがいつなのかはその家庭によって異なります。
第一子の場合と、第二子以降の場合でも違ってくるでしょう。
また専業主婦なのか、仕事に復帰予定なのかによっても、ベストタイミングは変わってきます。
産後にイライラする原因や対処法については、下記の記事でもまとめています。
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