「離婚したいけど踏み切れない!」
「離婚したいけど踏み切れない理由は何?」
「離婚に踏み切るための対処法はある?」
上記のような悩みを抱えていませんか?
離婚したいけど踏み切れないとき、どのようにしたらいいのかと悩む点は多いですよね。
離婚したいけど踏み切れないときの理由にはどんなものがあるの?と思うことも多いでしょう。
当記事では
- 離婚したいけど踏み切れない7つの理由
- 離婚する勇気を出すための5つの対処法
- 離婚する前に準備・検討しておくべきこと
上記の内容をご紹介していきます。
離婚したいのに踏み切れない場合、どのように対処したらいいのだろうと思う方はぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただければ、離婚したいけど踏み切れない理由や対処法がわかるでしょう。
離婚したいけど踏み切れない7つの理由
離婚したいけど踏み切れない理由って何なの?とお悩みではありませんか?
当項目では離婚したいけど踏み切れない理由を7つ紹介していきます。
- 子供がいるから
- 生活が苦しくなりそうだから
- そのうち状況が改善すると考えているから
- 離婚の手続が面倒だから
- 世間体が気になるから
- 再婚できるか不安だから
- 相手に対して情が残っている
離婚したいけど踏み切れなくて悩んでいる方は是非ご覧ください。
子供がいるから
離婚に踏み切れない理由でよく聞くのが、「子供の存在」です。
子供なしの夫婦に比べて、子供がいる夫婦は、どうしても離婚に抵抗が生まれてしまいます。
実際、子供にとって親の離婚は大きなできごとですし、決して歓迎すべきものではありません。
中には、親の離婚が原因で人生に大きな影を落としてしまう子供もいますので、考慮はするべきです。
子供のためにどちらを選ぶべきかは、子供の様子を見て、しっかりと考えてあげなくてはいけないでしょう。
生活が苦しくなりそうだから
経済的な不安が理由で離婚に踏み切れない女性も多いですね。
とくに、今まで専業主婦をやってきた場合は、離婚したあとでちゃんとお金を稼げるのか不安になってしまいます。
離婚したあとも生活は続くので、最低限の生活費はどうしたって必要になるのです。
実際、離婚を考え出したなら、経済的な部分は先にしっかり調べておくようにしましょう。
たとえば、
- 今の自分はどんな仕事ができるのか
- 離婚後の生活費はどれくらいかかるのか
- 子供を引き取る場合にかかるお金はどのくらいか
- 国の補助金にはどのようなものがあるのか
といったことです。
そのうち状況が改善すると考えているから
自分が我慢していれば、そのうち状況が改善するのではないかと考えて離婚を踏み止まっている方も多いでしょう。
しかし、我慢はいずれ限界を迎えてしまいますし、何もしなければ状況が改善することはないと言っても過言ではありません。
離婚の手続が面倒だから
離婚というと、手続きがとても大変そうというイメージがあるかもしれません。
離婚自体は離婚届一枚を提出するだけで済みますが、引っ越しや名義変更など離婚に伴う手続きや財産分与や親権など話し合うべき内容が多いことから「大変そう」という印象があるでしょう。
世間体が気になるから
世間体が気になるというのも、離婚に踏み切れない理由の1つです。
周囲の人に離婚したことをどう思われるのか不安になったり、会社で離婚したことを話したくないと考えたりします。
また、バツイチと呼ばれることに抵抗がある方もいるでしょう。
とくに、近所の人と家族ぐるみでの付き合いがあったりすると、どうしても気になるものです。
女性が社会で活躍し始めたこともあり、生涯結婚しない女性も多いです。
それよりも、離婚まで考えてしまうような問題を我慢している方が、よっぽど良くない状況といえます。
再婚できるか不安だから
離婚しても次に再婚できると思えず、離婚する勇気が出ないという方もいます。
また、子供がある場合は、生涯一人親で育てていくのも不安に思う場合もあります。
相手に対して情が残っている
まだ相手に情が残っていて、離婚することができないという場合もあります。
この場合は、自分の気持ちとしっかり向き合う必要性が出てきます。
そして、「結局は自分がどうしたいか」を優先させてください。
ただ、どうすれば良いのかが分からず、何も決断できないまま、ずるずると結婚生活を続けてしまう人もいます。
離婚する勇気を出すための5つの対処法
では、離婚する勇気を出すためにはどうしたらいいのでしょうか。
当項目では離婚する勇気を出し、離婚に踏み切るために、どうしたらいいかを説明していきます。
- 経済力をつける
- 離婚の知識を得ておく
- 離婚後に受けられる支援を知っておく
- 心身の健康を維持する
- 離婚のメリット・デメリットを考える
勇気がなくて離婚ができない場合の対処法をみていきましょう。
経済力をつける
お金や住まいがなければ、離婚したいと思っても離婚に踏み切れないのは当然です。
そのため、まずは離婚する前に経済力をつける準備を始めましょう。
専業主婦の場合は、離婚に踏み切る前に安定した収入が得られる仕事に就いておくことが大切です。
仕事が見つかり、十分な経済力がつけば離婚後の生活の不安も和らぐはずです。
また、離婚の状況によっては、財産分与や慰謝料など相手から受け取ることができるお金もあります。
離婚の知識を得ておく
離婚する勇気を出すためには、あらかじめ離婚の知識を得ておくことも大切です。
どうすれば離婚後の生活が幸せなものになるかを考え、どのような条件で離婚を切り出せばそれが叶えられるのか。
またどうすれば主張する離婚条件が認められるのかについて知識をつけておきましょう。
離婚後に受けられる支援を知っておく
離婚後に受けられる支援を知っておくことも大切です。
DVなど、すぐに離婚したほうが良い場合や幼い子供を連れて離婚する場合は、離婚後の生活が不安になるでしょう。
自治体ごとによって受けられる支援の内容や受給条件は異なるため、あらかじめ、離婚後にどのような支援を受けられるのかを自治体の窓口やHPなどで調べておきましょう。
心身の健康を維持する
心身の健康を維持することも大切です。
離婚後に病気やケガをしたらどうしようと不安に考える方もいるでしょう。
特に子供がいれば、「子供のためにも絶対に健康を維持しなければならない」と考えるのは当然です。
離婚のメリット・デメリットを考える
離婚する勇気を出すためにも、冷静になって離婚するメリットとデメリットについて考えてみましょう。
一方、金銭面や世間体など離婚によるデメリットもあるため、デメリットが解決できるものかどうかについても考えてみてください。
離婚する前に準備・検討しておくべきこと
離婚する前に準備・検討しておくべきことはなにがあるでしょうか。
当項目では離婚する前に準備・検討しておくべきことを説明していきます。
- 慰謝料請求について話し合いをする
- 財産分与について決めておく
- 親権をどうするか決めておく
- 養育費について話し合いをする
後悔しない離婚をしたい方は参考にしてください。
慰謝料請求について話し合いをする
離婚時に発生する金銭として、すぐに思いつくのは慰謝料ではないでしょうか。
しかし、慰謝料はどんな場合でも発生するとは限りません。
女性であれば必ず受け取れるものではありません。
慰謝料を請求する側は、相手の行為を証明できる客観的な証拠を用意する必要があります。
相手に離婚を切り出す前に、必ず証拠集めを行いましょう。
財産分与について決めておく
離婚時には、それまで夫婦で協力して築き上げた財産を分け合うことになります。
これを財産分与といい、稼いできた金額にかかわらず、原則的には半分ずつに分けることになるのです。
財産分与の対象となるのは、婚姻期間中に夫婦が形成・維持した財産で、
- 預貯金
- 不動産
- 有価証券
- 保険解約返戻金
等です。
また、婚姻期間中に納めた厚生年金の保険料納付記録も、離婚時に半分に分け合うことができ、この制度を年金分割といいます。
親権をどうするか決めておく
子供がいる場合は、親権者を決めなければ役所に離婚届を受け付けてもらえません。
この親権を行使する際には、“子供の利益”を第一に考えなければなりません。
親権者を当事者間の協議で決められない場合、調停や審判、裁判で決めることになります。
裁判所は、それまで主に監護してきた親や、離婚後の監護環境が整っている方の親を親権者と定める傾向にあるのです。
子供が15歳以上であれば、本人の意思も尊重されます。
養育費について話し合いをする
養育費は、離婚後に子供を育てるにあたって必要となる生活費のことで、子供を監護していない方の親から監護している方の親へと支払われます。
養育費の月額は、裁判所のウェブサイトでも公開されている“養育費算定表”を用いて決めます。
算定表は子供の人数や年齢別に種類が分かれており、自分の家族構成に該当する表に夫婦の年収を当てはめることで、簡単に相場を算出することができるのです。
こうして定めた養育費は、「養育費を相手に請求したとき」から「子供が成人するとき」まで受け取れることになっています。
まとめ
当記事では次の内容について解説しました。
離婚したいけど踏み切れない7つの理由は下記が挙げられます。
- 子供がいるから
- 生活が苦しくなりそうだから
- そのうち状況が改善すると考えているから
- 離婚の手続が面倒だから
- 世間体が気になるから
- 再婚できるか不安だから
- 相手に対して情が残っている
離婚したいけど踏み切れない理由は上記の記事をご参考にしてみてください。
離婚する勇気を出すための5つの対処法は下記です。
- 経済力をつける
- 離婚の知識を得ておく
- 離婚後に受けられる支援を知っておく
- 心身の健康を維持する
- 離婚のメリット・デメリットを考える
離婚は簡単に決められるものではありませんが、先延ばしにすることで問題が悪化するケースもあります。
重要なのは、それでも離婚するという強い意志と、離婚後の生活に向けた準備をしておくことです。
離婚する勇気を出すためにも、離婚してやっていけるのか、どのような条件で離婚すべきかなど、弁護士に相談してみることをおすすめします。
旦那が嫌いなのに離婚しない妻の心理については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしていただけると幸いです。
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