「夫の小遣い平均金額はどれくらい?」
「夫の小遣いの金額はどう決めたらいいの?」
「夫の小遣いの内訳のルールはある?」
といったお悩みを抱えていませんか?
独身時代とは違い、もらった給料を好き放題に使うわけにもいきません。
とはいえ、ママ友や友人にも相談しづらいお金の問題、一般的な常識が知りたいと思うのも当然でしょう。
当記事では
- 夫の小遣い平均金額は?
- 夫の小遣いの金額はどう決める?
- 適切な夫の小遣い金額を決めるための3つのステップ
- これは小遣いに含まれる?決めておきたい使い道ルール
といった内容を徹底解説していきます。
夫の小遣い平均にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、夫の小遣いの平均を知り、小遣いの適切な金額がわかることでしょう。
夫の小遣い平均金額は?
夫の小遣いの平均額はどれくらいなの?とお悩みではありませんか?
当項目では夫小遣いの平均金額を紹介していきます。
- 条件や環境により金額に差がある
- 手取りの1割が目安
それぞれの項目ごとに、詳しく見ていきましょう。
条件や環境により金額に差がある
新生銀行グループの調査によると、夫のお小遣いの平均額は月3万円程度とされています。
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2018/180628okozukai_j.pdf
とはいえ、家庭によってそれぞれ収入や事情は異なるので、ふさわしい金額は変わってくるでしょう。
例えば、夫が管理職だったり、夫婦共働きだったりすると収入は増えます。
その分お小遣いに回せる金額も高くなるでしょう。
家族が増えれば当然食費は増えますし、教育費や将来の学費の積み立ても必要です。
住宅をローンで購入していれば、月々の返済も発生するでしょう。
このように、日々の生活費にゆとりがなければ、夫のお小遣いを削って生活費に補填せざるを得なくなるのです。
手取りの1割が目安
お小遣いの平均金額を知っても、そのまま自分の家庭にあてはめるのは難しいでしょう。
そこで、お小遣いの一つの目安として『毎月手取りの1割を設定する』という方法があります。
また、「今月は残業して頑張って稼いだのに、お小遣いが変わらない」と夫が不満を持つこともあるかもしれません。
その点、手取りの1割がお小遣いになるというシステムなら、収入の変動にも柔軟に対応できます。
「今月は収入が少ないのに、こんなにお小遣いとして渡したくない…」と家計がカツカツになる状況を防ぐことができます。
夫の小遣いの金額はどう決める?
夫の小遣いの金額はどのように決めたらいいの?とお悩みではないですか?
当項目で夫の小遣いの決め方を紹介していきます。
- 家計内でのバランスを見る
- 夫の金銭感覚に合わせる
- 定期的に見直しも必要
夫の小遣いの金額について悩んでいる方は是非ご覧ください。
家計内でのバランスを見る
まずは、家計の収支内訳を把握する必要があります。
月に必ず発生している出費はいくらなのかを明確にしていきましょう。
また、貯金に回す金額も忘れずに計算しましょう。
お小遣いはあくまで家計のゆとりから捻出するものです。
収支のバランスが分かれば、適切なお小遣い金額が見えてくるでしょう。
夫の金銭感覚に合わせる
お小遣いを渡すときには、夫の性格や金銭感覚を考え、お小遣いの金額や支給するタイミングを決めていきましょう。
金銭感覚バッチリの夫であれば、多少ルールが緩くても問題ありません。
自分でやりくりし、残ったお金は翌月のために貯金できるでしょう。
逆に、あればあるだけお金を使ってしまうような、金銭感覚に不安がある夫の場合はどうでしょうか。
多めにお金を渡したり、まとめて渡したりすることは避ける方が無難といえます。
定期的に見直しも必要
家計の収支は常に同じではありません。
出世により収入が増えたり、子どもの誕生やマイホーム購入などのライフイベントで出費が膨らんだりなど、状況に応じて変動します。
そのため、夫のお小遣いも定期的な見直しが必要となるでしょう。
あまりシビアにお金を締め付けすぎると、ストレスが溜まったり、家庭内がひもじい雰囲気になったりすることもあります。
趣味や外食、レジャーなどにお金を使う余裕も大切にしましょう。
適切な夫の小遣い金額を決めるための3つのステップ
適切な小遣いの金額はいくらなのか、迷う方も多いことでしょう。
昼食代や洋服代などは、特に家庭によって考え方が異なるところです。
小遣いを決めるためのステップは、下記になります。
- 【ステップ1】生活費とお小遣いの範囲を明確にする
- 【ステップ2】夫婦全体のお小遣いの金額を算出する
- 【ステップ3】夫と妻のお小遣いの割合を決める
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
【ステップ1】生活費とお小遣いの範囲を明確にする
お小遣い制を導入するなら、何がお小遣いに含まれるかを決めるのは重要なポイントです。
ここがアバウトだと、お小遣いに含めるべきところを生活費として処理してしまい、家計を圧迫してしまいます。
【ステップ2】夫婦全体のお小遣いの金額を算出する
お小遣いに何が含まれるかを明確にしたら、次に世帯の月収から、夫のお小遣いの金額を算出します。
仮に、夫の手取り月収が30万円なら、25%で7.5万円、15%で4.5万円となります。
【ステップ3】夫と妻のお小遣いの割合を決める
最後に、【ステップ2】で算出した全体のお小遣い金額を元に、夫のお小遣い金額、妻のお小遣い金額を決めましょう。
ランチ代をお小遣いに含む、含まないなどによっても金額が変わります。
これは小遣いに含まれる?決めておきたい使い道ルール
「小遣い」といっても、どこまでが小遣いに含まれているのか、迷う方も多いことでしょう。
ガソリン代やスマホ代などは、特に家庭によって考え方が異なるところです。
小遣いに含まれるものとしては、主に下記が挙げられます。
- 子どもにかかる費用
- 車のガソリン代
- スマホ代
- 外食代、散髪代
それぞれの内訳について、詳しく見ていきましょう。
子どもにかかる費用
学費や習い事といった子どもにかかる費用は、当然ながらお小遣いから捻出する必要はありません。
子ども費という項目を設けて、そこに計上するとよいでしょう。
しかし、前述のように、なかには子どもに着させたい服、一緒に遊ぶためのオモチャなど、親自身が買い与えたくて購入するものもあります。
車のガソリン代
車のガソリン代は、基本的には車費を設けてそこに計上した方がベターです。
ほかにも車のメンテナンス代、車検代、駐車場代なども同様です。
生活に必要なのか、それとも好きでやっているのかを見極めることが大切です。
スマホ代
現代はスマホや携帯電話なしでの生活は考えにくい時代です。
家族割などを使ってまとめて引き落としている場合には「通信費」として家計の支出になるでしょう。
外食代、散髪代
その他、外食代は友人とのランチ、仕事中にとる食事、同僚との飲み会を問わず、基本的にはお小遣いから賄います。
散髪は美容代の一部として捉え、お小遣いから出しましょう。
まとめ
当記事では上記について解説しました。
夫の小遣いの平均額は下記になります。
- 条件や環境により金額に差がある
- 手取りの1割が目安
夫の小遣いの平均額について知りたい方は上記の記事をご参考にしてみてください。
夫の小遣いを決める方法3選は下記です。
- 家計内でのバランスを見る
- 夫の金銭感覚に合わせる
- 定期的に見直しも必要
お小遣い制は、出費をある程度コントロールできるため、さまざまな家庭で導入されています。
家庭によって事情が違うため金額に差はありますが、家計や夫婦間の金銭感覚に合わせ、無理のないように運用していきましょう。
お小遣いでまかなう範囲を夫婦でしっかり話し合い、お小遣い内に収まるようにやりくりすることが大切です。
家計が苦しくなると、お互いに余裕がなくなり、夫婦関係がギクシャクしてしまうこともあります。
ストレスが溜まらないように、夫婦が納得したルールを設定しましょう。
また夫の小遣い額についてと年代別の平均金額について、詳しく説明した内容のページもありますので、あわせてご覧いただけると幸いです。
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