「パチンコ依存症の旦那とは離婚するべき?」
「旦那のパチンコが原因で離婚に繋がる理由とは」
「パチンコ依存症の旦那と勝手に離婚できない?」
などと悩んでいませんか。
生活費までパチンコに使われたら家族が路頭に迷ってしまいますよね。
旦那にパチンコ依存症だと自覚をしてもらって、治療をするサポートを妻が行わなければいけないのです。
今回は、旦那がパチンコ依存症だったら離婚するべきなのか徹底的に調べました。
当記事で紹介する内容は、次の通りです。
- パチンコ依存症の旦那と離婚するべきか
- 旦那のパチンコが原因で離婚に繋がる理由
- パチンコ依存症の旦那と勝手に離婚することができない
- パチンコ依存症の旦那離婚を決めたら
- 旦那がパチンコにハマる理由
パチンコ依存症の旦那と離婚するべきか迷っている方は、ぜひ最後までお読みください。
当記事をご覧になったら離婚をするかどうかひとつの目安になるでしょう。
パチンコ依存症の旦那と離婚するべきか
パチンコ三昧の旦那と離婚をしようか迷っている妻は多いはずです。
しかし、
- 旦那に借金があるなら離婚したいけど子供がいる
- 旦那のことを愛している
など葛藤もあるのではないでしょうか。
パチンコ依存症の旦那と離婚したほうがいいのか迷っている妻に、ご紹介します。
- 旦那に借金があるのか
- 旦那と結婚生活を続けるメリット
- 旦那と結婚生活を続けるデメリット
- デメリットを受け入れられない・メリットもなければ離婚を視野に
それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
旦那に借金があるのか
旦那に借金があるのかが重要です。
パチンコで借金が出来てしまうのであれば、離婚の判断基準になります。
なぜなら、下記のようなことが法律で定められています。
配偶者の借金が悪意の遺棄とは認められない場合でも、法律で定められた離婚原因である「その他婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当する可能性があります。
ただ、この場合にも単に借金をしているだけではなく、夫婦関係が実質的に破たんしている状態であることが求められるケースがほとんどです。
借金の理由がギャンブルや性風俗店の利用、ブランド品の買いあさりなど、自分勝手な浪費であり、それによって夫婦関係が修復できないほど悪化しているような状態であれば、離婚が認められる可能性は高くなります。
上記のような記事が該当するので離婚を検討しても良い状態です。
旦那が借金をしているか気になるなら、
借金が高額なら、離婚を視野に入れて話し合いを進めていくべきですし、返せる金額で旦那が心を入れ替えてくれるのであれば夫婦で支え合って結婚生活を続けていくことも可能かもしれません。
旦那と結婚生活を続けるメリット
パチンコ依存症の旦那と結婚生活を続けるメリットを考えてみましょう。
例えば…
- 旦那を愛している
- 子供はパパが大好き
などです。
できるだけ細かく考えた方が正しい判断ができるかもしれません。
旦那と結婚生活を続けるデメリット
パチンコ依存症の旦那と結婚生活を続けるデメリットも同時に考えてみましょう。
例えば…
- 生活費まで使ってしまう
- パチンコばかりで子供と遊んでくれない
- パチンコで負けると機嫌が悪い
など、パチンコをする旦那と結婚生活を続けるデメリットです。
旦那に「パチンコをやめて」と言っても、妻の意見を聞いてくれなかったり、話が通じないということもあるかもしれません。
嫌だと言ってもやめてくれない状況は、人間関係においてもとても苦痛なことでしょう。
やめてと言ってもやめようとしない理由が、
- 依存症のせい
- 夫婦間に不合理な上下関係がある
ということなのか、しっかり見極める必要があります。
デメリットを受け入れられない・メリットもなければ離婚を視野に
パチンコ依存症の旦那と結婚生活を続けるデメリットとメリットを考えて書き出してみましょう。
双方を見比べて、デメリットが受け入れられずメリットがあまりないのであれば離婚をした方が良い状態だと思います。
旦那と妻の価値観が違う状態でも旦那を受け入れ支えていく覚悟が、この先幸せな結婚生活を送る秘訣なのかもしれないですね。
旦那と結婚生活を続けるのなら、妻だけが我慢することにならないように旦那にも協力してもらうべきです。
旦那のパチンコが原因で離婚に繋がる理由
パチンコは絶対に嫌だ言う人もいますが、パチンコは悪いものではありません。
ストレス解消になったり、お金が手に入ることもあるのでパチンコに助けられた人もいるのではないでしょうか。
しかし、パチンコが好きでも上手に付き合うことができないと家庭崩壊いてしまうこともあるのです。
旦那のパチンコが原因で離婚に繋がる理由は、次の通りです。
- 借金してまでパチンコをする
- 生活費を入れない
- 家事や育児に協力しない
- パチンコをやめるように言うと逆ギレする
それぞれの内容について解説していきます。
借金してまでパチンコをする
パチンコをしてはいけないという決まりはないので、パチンコに行っただけでは離婚理由にはなりません。
ただし、
旦那の借金が原因で離婚したい場合は、法律でも定められています。
ギャンブル狂や浪費、怠惰
健康な夫が、怠け者で働こうとせず、徒食浪費してサラ金から借金をしたり、ギャンブル癖があり収入をつぎ込んで長期間家庭に生活費入れない場合は、夫婦の扶養義務違反に当たり、悪意の遺棄として離婚原因として認められます。浪費癖やギャンブル狂などを離婚原因として認めてもらうには、法定離婚原因を満たすだけの根拠と、事実を証明できる証拠(レシート、通帳のコピー、日記)を集める必要があります。
どのくらい借金をしたのかわかるように明細書やレシートなどを証拠として集めておくのが良いでしょう。
生活費を入れない
生活費も入れずにそのお金をパチンコに使ってしまうケースです。
収入がある旦那から生活費がもらえなければ生活していくのが困難になってしまうでしょう。
生活費を妻に渡さないのは悪意の遺棄に該当する可能性があり、離婚理由として認められています。
民法に離婚原因の一つとして定められている「悪意の遺棄」として、離婚が認められる可能性が高いです。
「悪意の遺棄」とは、夫婦が同居し、互いに協力し扶助し合わなければならないという義務に不当に反することで、生活費を渡さない、正当な理由なく同居を拒否する、異性と同棲している、仕事をしないなどがこれに当たります。
裁判所が悪意の遺棄があったと認めれば、最終的に離婚することができるのです。
家事や育児に協力しない
家事や育児は基本的に妻が担当している家庭が多いと思いますが、旦那がやらなくてもいいというわけではありません。
妻の方が携わる時間が長いだけで、旦那も協力する義務があるのではないでしょうか。
家のことは妻にすべて任せて旦那はパチンコに行ってしまうということも悪意の遺棄に該当する可能性もあります。
パチンコをやめるように言うと逆ギレする
パチンコをやめてほしいと思う妻も多いと思いますが、すんなり受け入れてくれる旦那ばかりではありません。
妻の思いに対して「うるせーな!」と怒鳴ったり暴力をする旦那もいます。
パチンコで負けて不機嫌になり、妻や子供に八つ当たりする旦那もいるのです。
このような環境は夫婦関係が壊れてしまい、離婚の原因にも繋がってしまうでしょう。
物理的な暴力は、不法な有形力の行使として、それ自体が刑法の暴行罪(刑法208条)にあたり、怪我をさせた場合は傷害罪(刑法第204条)にあたります。
物理的な暴力が犯罪となる場合 怪我の有無 罪名 刑罰 怪我なし 暴行罪 2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料 怪我あり 傷害罪 15年以下の懲役又は50万円以下の罰金
精神的DVを受けていることは、十分な離婚理由となります。
離婚の方法の主なものとしては、当事者が協議して離婚に合意し、離婚届を役所に提出する協議離婚、家庭裁判所において調停委員の仲介で話し合いを行って合意する調停離婚、離婚訴訟で家庭裁判所の裁判官に強制的に離婚を認めてもらう裁判離婚があります。
精神的に追い込まれているのであれば、まず法律事務所などに相談することをオススメします。
その際に、証拠も集めておくと良いかもしれません。
パチンコ依存症の旦那と勝手に離婚することができない
「パチンコに依存している旦那なんて今すぐ離婚してやる!」と言いたいところですが、パチンコ依存症の旦那と離婚するのは、簡単ではありません。
夫婦はお互い協力しなければいけないという法律があり、パチンコ依存症の旦那と勝手に離婚することは許されないのです。
この項目では、
- パチンコ依存症は病院や専門の窓口に相談
- 自分(妻)に支払い義務がないか必ず確認する
それぞれの内容について解説していきます。
パチンコ依存症は病院や専門の窓口に相談
最初は娯楽として楽しんでいたパチンコもだんだんエスカレートして莫大なお金を使うようになったら問題です。
生活費や子供の養育費に使うお金まで手を出してしまったり、借金までしてパチンコにつぎ込む旦那もいます。
パチンコ依存症の症状が進んでしまったら、妻の力ではどうすることもできません。
その場合は、
自分(妻)に支払い義務がないか必ず確認する
婚姻期間中にできた借金でも旦那がパチンコのために作った借金は妻に返済義務はありません。
しかし、
督促がきた場合は、妻に支払いの義務はないので拒否すれば良いのです。
パチンコ依存症の旦那と離婚する時は、あらかじめ離婚に詳しい弁護士に相談して旦那の借金問題を解決しておくことが良いでしょう。
配偶者がギャンブルや所得に見合わない借金をした場合、配偶者ではなく借りた本人が「返済の義務を負う」のが原則です。
また、協議離婚で話し合いを行い、相手が納得しない場合は調停離婚、離婚裁判という手段もあるので、離婚が成立するよう手続きを進めれば、金銭感覚の合わない相手と婚姻関係を継続する必要はありません。
法律の解釈としては、婚姻中に配偶者が作ってしまった多額の借金は「特有財産」となりもう一方の配偶者に返済の義務は生じません。
離婚弁護士への相談をおすすめします。
パチンコ依存症の旦那と離婚を決めたら
パチンコ三昧の旦那とはもう結婚生活ができないと感じているなら離婚を選択するしかありません。
離婚を決めたらまず何をやるべきなのでしょうか。
- 住む場所を確保
- 勤務先に社会保険制度が整っているか確認
それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
住む場所を確保
離婚を決めたらまずは、住む場所を確保しましょう。
パチンコばかりしている旦那を家から追い出す方法もありだと思います。
家族の平穏な生活を守るためには離婚を決断する必要があるのです。
住む場所を確保したら、
勤務先に社会保険制度が整っているか確認
旦那と離婚をするとなると勤務先の社会保険制度を利用していけたら有利です。
パート勤務でも社会保険に加入できる環境なのかを確認するといいかもしれません。
今まで旦那の不要で国民健康保険に加入していた場合、離婚することで勤務先の社会保険に入ることになります。
できるなら
補足:旦那がパチンコにハマる理由
旦那がパチンコ三昧だと妻は家計のやりくりに困ってしまうでしょう。
生活費もパチンコに使われてしまうと生活するのも大変になってきてしまいます。
パチンコは一種の麻薬のようなものです。
一度味わった高揚感からなかなか抜け出すことができません。
旦那がパチンコにハマる理由は次の通りです。
- ストレス発散
- 借金返済のために儲けようとしている
- 損を取り返そうとしている
- 過去に儲けた快感を忘れられない
それぞれの内容について詳しく解説していきます。
ストレス発散
社会でのストレスを溜め込んでしまい、旦那はどう発散したらいいのかわからないのです。
「自分の価値は何だろう」などという気持ちを抱えているとパチンコで得をすることで「自分の居場所はここかも」と勘違いをしてしまうこともあります。
旦那がパチンコで得をしたことを知らない妻が1度でも旦那からお金をもらって感謝してしまったら
と感じてしまうかもしれません。
パチンコで大儲けをしている人に対して周囲に羨ましく思われることの感覚もストレスの発散に繋がりやすいということも考えられます。
借金返済のために儲けようとしている
パチンコにハマって、借金を作ってまで繰り返してしまう人は、借金の返済のために効率よくお金を稼げる気がしてパチンコに行ってしまいます。
本当は、借金があるなら更なるギャンブルは厳禁なのですが、追い込まれているのでその判断能力がなくなっているのです。
パチンコ依存症とは、
損を取り返そうとしている
パチンコで損をすると、
- もう2度とやらない
- 損した分を取り返さなきゃ
と感じるタイプの2つに分かれます。
真面目な人ほど、損したことに罪悪感を感じて取り返そうとしてしまうのです。
例えば、仕事で失敗してしまった時真面目な人の方が自分の失敗を挽回しようと必死になります。
パチンコでも同様なことが言えるでしょう。
過去に儲けた快感を忘れられない
1度は遊びのつもりでも大儲けをした経験がある人は、その時に感じたスリルや高揚感をなかなか忘れることができません。
と感じてしまって再度パチンコに行ってしまうのです。
次に1度感じた高揚感を得られなければ、得られるまで繰り返し足を運んでしまうでしょう。
再度また高揚感を感じてしまうと、麻薬のように中毒になってしまいます。
感覚が得られなければ得られるまで繰り返し、再度得られれば虜になってしまうというのがギャンブルの特性です。
まとめ
パチンコ依存症の旦那と離婚するべきかまとめました。
- 旦那に借金があるのか
- 旦那と結婚生活を続けるメリット
- 旦那と結婚生活を続けるデメリット
- デメリットを受け入れられない・メリットもなければ離婚を視野に
旦那のパチンコが原因で離婚に繋がる理由は、次の通りです。
- 借金してまでパチンコをする
- 生活費を入れない
- 家事や育児に協力しない
- パチンコをやめるように言うと逆ギレする
パチンコに依存してしまうと、この辺でやめておこうという判断ができず「もっと儲けられる」「お金を取り返さなきゃ」と良くも悪くもプラスの考えが働いてしまいます。
パチンコのために借金をしたり、家事や育児に協力しない場合は夫婦関係が悪くなってしまい、法律で定められた離婚理由に該当する可能性があるでしょう。
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