「頑固な夫に腹が立つ!上手く付き合うにはどうすればいいの?」
「頑固な夫を謝らせるにはどうしたらいいの?」
「夫が年々頑固になっていくのはなぜ?どう接すればいいの?」
上記のようなお悩みをお持ちではありませんか。
夫が自分の話を聞こうとしなかったり、夫が悪いのに謝らなかったりすると、とてもストレスがたまりますよね。
どうしたら頑固な夫と円満な結婚生活を送れるかが分からず、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
そこで、当記事では、頑固な夫に悩まされている方のリアルな声を紹介しつつ、頑固な夫と上手に付き合うための7つの方法を解説していきます。
- 頑固な夫は自尊心をくすぐって上手にのせるとよい
- 「夫を立てている」と思わせて協力的にさせる
- 自分の主張を夫に押し付けることをいったん止める
- 「良くも悪くも夫はこういう人」と受け入れてあげる
- 先に自分から謝ると夫も謝罪がしやすくなる
- 夫婦がお互いに謝らないと子供に悪影響だと伝える
- 年々頑固になる夫に対しても自尊心をくすぐるのが効果的
当記事をご覧いただければ、頑固な夫を上手く扱う方法や、謝罪の引き出し方、歳とともに頑固になっていく夫への対処法について理解できるでしょう。
ぜひご一読ください。
どんな時に夫は頑固だと感じる?悩める妻のリアルな声を紹介
夫の頑固さが結婚生活の障害、ストレスの原因になっているケースは多々あります。
ここでは、2つの実例について見ていきましょう。
- 夫婦喧嘩の責任を全て妻に押し付け、自己正当化する
- 夫は自尊心が高く、何か言われると人格を否定されたような態度をとる
夫婦喧嘩の原因はすべて妻にあると言って譲らない
頑固な夫から夫婦喧嘩の責任を全て押し付けられていて、悩んでいる方の声を紹介します。
頑固な夫に疲れました。
私と夫はよく価値観が合わず喧嘩になります。
その時夫に言われるのは「世間一般的には俺が正しい。他の人に聞いたら全員俺の言ってる方が正しいと言うから絶対謝らないし俺は悪くない」と言います。
世間的な意見ではなく、私に寄り添って欲しいと話しても全く折れず、いつも私が折れています。
その割には夫の世間的に少数派なところを直して欲しいというと「俺はこういう人間だから直すことは出来ない」と言われます。
この部分はこれが夫だ、と私も分かっているので直せないなら直せないで構いません。
でも、それなら私のことも多めに見て欲しいのです。
私の意見を全部通して欲しいのではなく、せめて話し合いがしたいんです。
向こうから謝ってくることは期待していませんが、夫が少しも歩み寄って来ないのが許せません。
また今回も同じようなことで喧嘩し、もううんざりしました。
夫が私に譲歩してこない限り許したくありません。
何も私の意見を100%通して欲しいのではなく話し合いたいのです。
でもそうすると一生許せないと思います。
向こうは謝っても来ないと思うので。
男性はここまで頑固なものですか?
今まで付き合って来た人達は優しい方だったので本当に疲れました。
自分のことを棚に上げて、相手だけを責めるなんておかしいですよね。
夫は自尊心が高く、すぐに自分を否定されたと思い込む
次は、自尊心が高くて頑固な夫に悩まされている方の声を紹介します。
頑固で自尊心の高い旦那について。
毎回同じようなことが気になって、毎回同じやりとりをしています。
旦那は頑固者で自尊心が高い人間だと思います。
旦那は自分の都合の悪いことから逃げているようにしか思えません。
ありがとうやごめんなさいを素直に言いません。
こうゆうことで私が何か言うと、 とにかくムスッとしてまったく喋らなくなります。
強引に私が意見を求めると、 あきらかにイライラした表情で 「はぁ?お前の言ってることは、俺を否定してるだけだろ!」とか 最終的に「はいはいわかりました、 じゃあそうすりゃいいんでしょ」 と投げやりな態度。
嫌なことから逃げているようにしか思えません。
旦那の機嫌をとる方法は知っています。
褒めて、すごいね~って言って、なんでも従う。
きっとそれを守り続ければ争いもなく平和に過ごせるんです。
でもそれじゃあだめなんです。
どんどん調子に乗るだろうし。
常識のない人間になってほしくないんです。
こんなワガママで、調子のいい夫では、気苦労が絶えませんよね。
頑固な夫に腹が立つ!上手くやっていくにはどうすればいいの?
実は、頑固な夫と上手くやっていくためには、夫の自尊心をくすぐって、自分の望む方向に変化させるかことが肝心なのです。
夫に自分の考えを押し付けてもそれほど効果は期待できません。
自分から大人になって、夫の良い部分も悪い部分も受け入れてあげることで、今後の夫婦関係を良くしていくためのアプローチを見つけることができます。
ここでは、頑固な夫と上手くやっていく方法について紹介します。
- 怒るよりも、甘えたり、お願いしたりすることで自尊心をくすぐる
- 感謝や褒め言葉を使って上手にのせる
- 「夫は良くも悪くもこういう人」といったん受け入れると、どう接すれば良いかが見えてくる
夫を責めるとさらに頑固になるので、自尊心をくすぐると良い
夫の頑固さは妻に怒られても変わりません。
むしろ、さらに頑なになる場合もあります。
しかし、夫に甘えたり、お願いしたりすると、協力してくれることが多いです。
男性の自尊心は単純なものです。
責められれば頑固になり、おだてられれば柔軟になります。
下記のような言い回しに変えることで、夫の協力を引き出すことができるのです。
- 「〇〇してよ!」ではなく「〇〇してくれるととても助かる」と言う
- 「なんで〇〇しないの!」ではなく「〇〇してくれると嬉しい」と言う
甘えられたり、お願いされたりすることで、夫は自尊心をくすぐられ、態度を変えることでしょう。
感謝したり褒めたりして夫を上手にのせる
感謝したり、褒めたりして夫に「妻に尊敬されている」と思わせることも効果的です。
夫の自尊心が満たされている状態を作ることで、夫の頑固な態度が和らぎ、夫婦喧嘩の数を減らすことができるでしょう。
夫を立てることで夫婦関係が良くなったという声を紹介します。
結婚して4年。息子も3歳になり、仕事も慌ただしくなってきたころ、夫との関係がギクシャクし始めました。
仕事も家事育児もがんばっていましたが、そのストレスが家庭内にも及んでいるという感じで。
「私だって働いてる!」という気持ちも強く、夫と折り合いをつけるのが難しい状況がしばらく続きました。
でもある夏に、家族でキャンプにいったときに、とても大切なことに気がついたんです。
そのときのバーベキューは、下準備は私がして、夫は火を起こしたり焼いてくれたり。
「パパがおいしく焼いてくれたよ~」と息子と楽しく食べていると、夫はとても満足げな様子。
その日はとても機嫌がよく、片づけもテキパキしてくれました。
「夫を立てるといい効果が出る」と学習した私は、それからは「大事なところでは夫を立てて褒める」夫婦生活を心がけました。
すると夫の様子が落ち着いて、仕事にも集中できるようになったのか昇進まで!
もちろん「お給料アップ」の嬉しいおまけつきでしたよ!
自分の主張を押し付けずに、夫の良い部分も悪い部分も受け入れる
自分の気持ちや主張を夫に押し付けてばかりでは、頑固な夫を変えることは難しいでしょう。
頑固な夫と上手にやっていくためには、夫の良い部分も悪い部分も受け入れてあげることが大切です。
「夫は良くも悪くもこういう人」といったん受け入れてあげることで、次のようなアプローチが取れるようになります。
- 夫の言葉や行動にいちいち怒らず、大きく構える
- 夫の行動パターンを読んで先に対策を打っておく
- 夫の機嫌が良い時を見計らって話し合いをする
- 夫のことを忘れてリフレッシュする時間を作る
- 夫と話し合って夫婦の役割分担を決める
- 我慢したり、怒ったりするかわりに、笑って許してあげる
- 自分にも何か悪いところがあったかを落ち着いて考えてみる
実際に、夫の欠点を受け入れたことで、夫が変わったという声がありました。
うちも若いときは喧嘩ばかりしてました。
喧嘩するか我慢するかの二択だったと思います。
色んな修羅場を乗り越え、私が旦那の欠点を全て受け入れられるようになると、旦那から「ごめんなさい」や「ありがとう」の言葉が増えました。
意見が違ってもお互い譲歩するようになったので、もう何年も喧嘩はしてないです。
昔は自己中だった旦那が私の気持ちを第一に考えてくれるようになりました。
相手を変えようとせず、自分が寛容になることで相手が変わる場合もあります。
我慢ではなく、笑って許す(?)感じです。
欠点も含めての彼なのです。
良いところもあるなら欠点は見逃してあげた方が良いです。
それはあなたにとっても得になります。
そしてどうしても譲れないことはさらっと言うのがいいです。
文句、嫌味、責めるような感じにならないように。
こんなことしかアドバイスできませんが、頑張って下さい!
相手を変えたいなら、まず自分から変わるのが有効です。
頑固な夫をどうやったら謝らせられる?
夫婦喧嘩の時に、夫が逆ギレして謝らない場合は、以下の方法で謝罪を引き出すことができます。
- 自分も悪かったと先に謝り、夫にも謝罪してほしいと言う
- お互いに謝罪して歩み寄らないと、子供に悪影響だと伝える
自分から謝り、夫にも謝ることを求める
自分から謝ることで、夫が謝罪しやすい雰囲気を作りましょう。
ただし、自分から謝る時に、夫にも謝って欲しいとはっきり伝えることが大切です。
自分から謝罪することで、夫に謝ってもらえた体験談を紹介します。
旦那は素直に謝らない時があります。喧嘩しても曖昧にしたり、時間が解決するのをまったり…。
うやむやにするのはあまりよくないと思うので、私はとことん話し合って、お互いダメだったところや悪い所を話し合います。
反省点や改善点をあげて、自分からまず謝り、相手の嫌だったところを伝えて、お互い反省して謝り合うようにしています。
夫婦が歩み寄らないと子供に悪い影響があることを伝える
夫に謝らせたい時には、いつまでも夫婦仲が険悪だと子供の教育に悪いことを伝えてみましょう。
子供同士の喧嘩が起きた時に「お互いに謝って仲直りするように」と言って叱ることがあるかと思います。
しかし、叱る側の大人たちが意固地な姿を子供に見せるようでは良い手本にはなりません。
なぜ夫は自分が間違っていることを認められないのか?
夫が自分の間違いを認めないことには下記の理由があります。
- プライドが高く、自分が正しいと信じているから
- 妻に謝るタイミングが掴めないから
- 謝らなくても大丈夫だろうと思っているから
プライドが高く、自分が悪いと感じなければ謝らないから
一般的に、男性はプライドが高く、自分が悪いと感じない限り謝らない傾向があります。
男性と女性の謝罪に対する捉え方が異なっていることが原因です。
- 女性は正しい、悪いに関わらず、相手を不快にさせたことに対して謝る
- 男性は、自分から見て正しいか悪いかで、謝るかどうかを決める
多くの場合、男性は、仲直りしたい、面倒臭い、有利に話を進めたいという理由では謝罪をしたがりません。
妻に謝りたいが、タイミングが掴めないから
夫が妻に謝りたくても、きっかけが掴めないことがあります。
妻に感情的な言葉を浴びせられ続けると、夫もいつ謝れば良いのか分からなくなるものです。
夫は謝らないのではなく「謝りたいけど、妻が感情的になりすぎていて取りつく島がない」と感じているのかもしれません。
謝らなくても妻が許してくれると思っているから
夫が妻に甘えていて、謝らなくても許してもらえるだろうと思っている場合があります。
結婚前から、謝らなくても女性から許してもらえた経験の多い男性に見られる傾向です。
夫が年々頑固になっていくのはなぜ?どう接すればいい?
若い頃は柔軟だった夫が、年々頑固になってしまう原因には下記があります。
- 年齢的な衰えから精神的な余裕がなくなってきている
- 会社での立場が不安定になってきていて焦っている
- 定年退職をして社会的な肩書きが無くなり、肩身が狭いと感じている
夫が抱える不安や孤独感が頑なさの原因になっているので、夫ができること、頑張っていることを積極的に褒めてあげることで夫婦関係を良くすることができるでしょう。
夫は年齢的な衰えや社会的な立場の変化に戸惑っている
夫が年々頑固になる原因には、「頼りがい」や「社会的な立場」といった、男性の自尊心のベースが揺らいでしまっていることがあります。
夫の自尊心が揺らいでしまう要因をまとめました。
- 年齢と共に体力、理解力、判断力が衰えてきている
- 定年によって社会的な肩書きを失ってしまった
- 定年退職によって一家の大黒柱ではなくなり、第2の人生も築けていない
- テクノロジーの進化についていけず、会社での立場が不安定になっている
- 社会の価値観や、働き方の急速な変化についていけていない
また、一般的に、男性は女性ほどコミュニケーション能力や共感性が高くない傾向があると言われています。
自分の悩みを打ち明けることが難しいため、一人で問題を抱えてしまうことも多いのです。
「妻に対して頑なな態度を取ることで、男としての威厳をかろうじて保とうとしている」という見方をすれば、夫が年々頑固になる原因が理解できるでしょう。
夫ができること、頑張っていることを褒めてあげると夫婦関係が良くなる
夫がこれ以上頑固にならないように、夫ができること、頑張っていることを褒めてあげるようにしましょう。
褒めたり、励ましたり、感謝することで、夫の頑固さの根底にある不安や孤独を解消してあげることができるからです。
また、定年退職した夫は、社会的な立場を失ったことや、子供や妻が自分よりも強くなっていることに戸惑っています。
中には、今まで会社中心の人生を生きてきて、セカンドライフについ考える余裕がなかった方もおられるでしょう。
夫の理不尽な言動を全て我慢する必要はありませんが、夫が前向きに人生を歩めるように妻がリードしてあげることで、夫の頑固な態度を改めさせていくことが大切です。
夫の頑固な態度にいちいち反応しても、かえって夫を調子にのらせることになります。
まとめ
頑固な夫と上手くやっていく方法は下記の通りです。
- 自尊心をくすぐって態度を和らげさせる
- 「夫を立てている」と思わせて協力的にさせる
- 夫の良い部分も悪い部分も受け入れてあげる
- まず自分から謝り、夫にも謝って欲しいと言う
- 夫婦がお互いに謝らないと子供に悪影響と言う
- 自尊心をくすぐることは年々頑固になる夫に対しても有効
夫に自分の気持ちや主張を伝えるだけでなく、夫の自尊心を上手にくすぐりながら、夫の変化を引き出していくことが大切になります。
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