「夫の小遣い平均金額はどれくらい?」
「夫の小遣い平均相場が年代別に知りたい!」
「夫の小遣い平均額には何が含まれる?」
といったお悩みを抱えていませんか?
独身時代とは違い、もらった給料を好き放題に使うわけにもいきません。
とはいえ、ママ友や友人にも相談しづらいお金の問題、一般的な常識が知りたいと思うのも当然でしょう。
当記事では
- 夫の小遣い平均金額は38,710円!
- 【年代別】夫の小遣い相場
- 夫の小遣いに含まれるものは?やり繰りする方法も!
といった内容を徹底解説していきます。
夫の小遣い平均にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、夫の小遣いの平均を知り、適正額を取り分けられるようになることでしょう。
夫の小遣い平均金額は38,710円!
既婚者の人たちが平均でどれくらいのお小遣いをもらっているのか、参考にしたいと思う人は少なくありません。
もちろん年収や地域などで差もありますが、平均額が知りたいところですよね。
新生銀行グループが毎年行っている「サラリーマンのお小遣い調査」から、結果を見ていきましょう。
2021年度の調査は、20代から50代の有職者男女約2,700名を対象に行われました。
その結果、男性会社員の毎月の平均お小遣い額は38,710円という結果になっています。
男性会社員の月額平均お小遣い額は 38,710 円と前年比709円の減少となりました。近年の男性会社員のお小遣い額の推移は増加と減少を 1 年ごとに繰り返し、金額で大きな変化は見られません。
とはいえ、上記の調査は既婚・未婚にかかわらず、すべての男性が対象の調査です。
子供がいる世帯の場合は、平均額も3万円前半と、少なくなる傾向にあるようです。
教育費や食費もかかりますので、夫への小遣いが少なくなるのも無理はありません。
【年代別】夫の小遣い相場
夫の年齢によって、収入も変わりますので、当然小遣いの額も違ってきます。
年代別の小遣い相場も見ていきましょう。
- 20代:45,581円
- 30代:40,710円
- 40代・50代:3万円台前半~半ば
それぞれの年代ごとに、詳しく見ていきましょう。
20代:45,581円
20代男性の小遣いは、年代別でももっとも高く45,581円となっています。
20代の場合は、まだまだ未婚の人も多く、平均額も高くなるようです。
ちなみに年齢にかかわらず未婚者の小遣い平均額は45,969円。
各年代でももっとも高い結果となっています。
子供がいない家庭で夫婦共働きであれば、自由に使える金額はそれだけ多くなります。
30代:40,710円
30代男性の小遣い平均額は40,710円。
20代に比べると、平均額は少なくなりますが、まだ4万円台と高い数値を保っています。
しかし、30代であればまだ独身の男性もおり、子供にもそれほどお金がかからないので、小遣いの平均額も高くなっているのでしょう。
40代・50代:3万円台前半~半ば
40代~50代になると、お小遣いの平均額は3万円前半~半ば。
20代・30代に比べると、急激に下がっていることが分かります。
役職につき、収入も上がる一方で、高校や大学など子供の教育費にもお金がかかるようになってくるのでしょう。
さらに20代・30代の頃に比べると、飲み会やファッション費用で使う額が減っていることも考えられます。
夫の小遣いに含まれるものは?やり繰りする方法も!
「小遣い」といっても、どこまでが小遣いに含まれているのか、迷う方も多いことでしょう。
昼食代や洋服代などは、特に家庭によって考え方が異なるところです。
小遣いに含まれるものとしては、主に下記が挙げられます。
- 昼食代
- 携帯電話代
- 趣味のための費用
- ファッション費用
- 飲み代
- 美容関係
それぞれの内訳について、詳しく見ていきましょう。
昼食代
最初に挙げられるのが「昼食代」です。
一番多いのは、昼食代を一日500円に設定し、500円×20日分=10,000円を小遣いとは別に渡すというパターン。
外食した時など足りない分は自分の小遣いから出しているようです。
携帯電話代
「携帯電話代」も小遣いに含める家庭と、含めない家庭で分かれるポイントでしょう。
パケット代の超過や、電話のし過ぎで高額になり、喧嘩になる家庭も少なくありません。
基本額は家計から出し、それを超過した分はお小遣いから出してもらっているというケースも。
趣味のための費用
「趣味のための費用」は小遣いに含めている家庭が多いでしょう。
趣味のお金を際限なく家計から出していれば、当然赤字になってしまいます。
たとえば
など、趣味に使うお金はお小遣いから出してもらいましょう。
とはいえ、そのためにお小遣いの額を高くしては元も子もありません。
決まったお小遣いの中でやり繰りして、余ったお金で趣味を楽しんでもらうのがおすすめです。
ファッション費用
次に挙げられるのが「ファッション費用」でしょう。
スーツや私服、靴下や下着など、一言でファッションといってもその内訳は様々です。
靴下や下着は毎日使うものですので、日用品として妻が買ってくるという家庭は少なくありません。
またスーツも仕事で必要なものですし、高頻度で買うわけではないので、家計から出しているという家庭も。
飲み代
「飲み代」はお小遣いの範囲内でやってもらうという家庭も多いようです。
毎週、飲みに出かけて、その都度家のお金から出していれば、当然家計は苦しくなるでしょう。
とはいえ、忘年会や送別会など、会社関係でどうしても出なければならない飲み会もあります。
内容や金額に応じて、臨機応変に対応することがおすすめです。
飲み過ぎを防ぐためにも、小遣いから捻出してもらうという家庭もあります。
美容関係
難しいのは「美容関係」でかかる費用です。
美容関係には散髪代やスキンケアグッズなどの費用が含まれます。
オシャレで月に何度も美容院に行ったり、美意識が高く、高級な化粧品を購入しがちな夫は、小遣いから出してもらった方が無難です。
しかし、小遣いを浮かせようと、美容院にまったく行かなくなる夫もいるので要注意。
清潔感がないと、夫の仕事にも大きく影響しますので、ある程度の身だしなみは整えてもらうようにしましょう。
夫のお小遣い金額を決める方法
夫と妻の言い分が食い違い、なかなかお小遣い金額が決まらないという夫婦も。
何を基準にして、お小遣いの額を決めればいいのでしょうか?
お小遣い額の設定は、下記を参考にしてください。
- 内訳を明確にする
- 収入に対する割合を決める
- ルールを決める
それぞれの基準について、詳しく見ていきましょう。
内訳を明確にする
まずは「内訳を明確にする」ことが大切です。
上記で挙げたように、どこまでをお小遣いに含めるかどうかは家庭によって異なります。
たとえば平日のランチ代は家計なのか、それともお小遣いなのか、意見が食い違うこともあるでしょう。
収入に対する割合を決める
次に「収入に対する割合を決める」ことも大切です。
年収200万円の家庭と、年収1,000万円の家庭では、当然夫の小遣いに割り振れる金額も異なってきます。
たとえば手取り月収が40万円であれば、お小遣いは4万円となります。
割合を決めておくことで、夫の昇給や昇進をお小遣いに反映させることができるでしょう。
稼げば稼ぐほど、お小遣いもアップしますので、働くモチベーションも上がります。
ルールを決める
最後は「ルールを決める」ようにしましょう。
夫が会社員の場合は、毎月の給料以外にボーナスや臨時収入がある場合も。
夫の日頃の頑張りによる収入ですので、全額を家計に回すと不満が生じます。
とはいえ、家計の足しにしたいのも事実でしょう。
その都度、揉めることがないよう、予めルールを決めることがおすすめです。
まとめ
新生銀行グループが毎年行っている「サラリーマンのお小遣い調査」によると、男性会社員の毎月の平均お小遣い額は38,710円という結果になっています。
年代別では、下記のような結果になっていました。
- 20代:45,581円
- 30代:40,710円
- 40代・50代:3万円台前半~半ば
小遣いに含まれるものとしては、主に下記が挙げられます。
- 昼食代
- 携帯電話代
- 趣味のための費用
- ファッション費用
- 飲み代
- 美容関係
お金の揉め事は、夫婦にとって大きな問題です。
家計が苦しくなると、お互いに余裕がなくなり、夫婦関係がギクシャクしてしまうこともあるでしょう。
夫婦円満のためにも、お互いが納得できるように話し合いを行なって、小遣い額を決めていきましょう。
夫の小遣い額については、下記の記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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