夫はベトナム語で何という?家族にまつわるベトナム語をまとめて紹介

夫をベトナム語で何と表現するかをご存じですか?

夫はベトナム語で「chồng」呼びます。

ベトナム語については知る機会が少なく、知らない人がほとんどです。

 

「chồng」以外にも日本語の「旦那」にあたる表現もあるので、本文で詳しく解説していきます。

ベトナム語は、国民の86%を占めるキン族の母語です。

表記はアルファベットですが、上下に記号がついているのが特徴です。

 

当記事では、下記の内容をまとめています。

  • 夫・妻
  • 結婚・独身
  • 家族・親族
  • ベトナムの文化・風習

 

夫以外に祖父母や甥姪など、ベトナム語で家族・親族の名称についてまとめて解説しています。

読み進めていくと、ベトナム語の理解がより深まるでしょう。

最後までぜひ目を通してみて下さいね。

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夫はベトナム語で

夫の言い方はベトナム語で2種類あります。

日本語で夫や旦那と言い回しを変えることががありますが、似たようなことをベトナム語でもしています。

 

下記の2通りがあります。

  • chồng
  • ông xã

それぞれ紹介していきます。

chồng

夫はベトナム語で通常は「chồng」と言います。

「chồng」は日本語でいうところの夫にあたります。

ông xã

もう一つの表現として「ông xã」を使う場合があります。

後に紹介しますが「ông」が祖父という意味です。中国語の「老公(夫の意味)」と同じ使い方をします。

老が入っているので、高齢の方に使われるような印象がありますが、年来は関係なく若い夫にも使用することができます。

妻はベトナム語で

 

妻も夫と同じく2通りの言い方があるので紹介していきます。

vợ

妻はベトナム語で通常は「vợ」と言います。

「vợ」は日本語でいうところの妻にあたります。

bà xã

夫と同様に妻も「bà xã」という別の表現があります。

「bà」が祖母の意味を持っており、中国語では「老婆(妻の意味)」と表記されます。

「bà xã」も年齢は関係なく、どの年代の妻のことも指すことができます。

結婚はベトナム語で

夫婦にちなんで、「結婚する」を表すべトナム語をまとめて解説していきます。

cưới

最も簡単に結婚すると表現できるのが「cưới」です。

「cưới」は単語自体が、日本語の「~と結婚する」という意味を持っています。

男性が女性と結婚する場合は「cưới」に妻を表す「vợ」を足して「cưới vợ」と表現し、意味はそのまま「妻と結婚する」と訳すことができます。

反対に、女性が男性と結婚する場合は「cưới」と「chồng」を足して「cưới chồng」です。

lấy

「lấy」は直訳すると「取る」という意味を持つ単語です。

「lấy」に「vợ」や「chồng」を足すことで、「妻・夫を取る」=「娶る(めとる)」という表現をすることができます。

lập gia định

最後に「lập gia định」という表現があります。意味は「家庭を立てる」です。

日本語でも結婚を「家庭を築く」や「家庭を持つ」と表現するように、少し遠回しに結婚と言いたい時に使われます。

「lập gia định」は「cưới」や「lấy」と同じくらい頻繁に用いられる表現なので、ぜひ使ってみて下さい。

夫婦はベトナム語で

夫と妻を別々に紹介しましたが、夫婦と表現したい時に使えるベトナム語を紹介します。

また、独身と言いたい時もあるかもしれないので合わせて解説していきます。

vợ chồng

夫婦とベトナム語で表したい時は、日本語と同じで「夫」と「妻」を合わせるだけで大丈夫です。

妻の意味を持つ「vợ」と夫の意味を持つ「chồng」を合わせて「vợ hồng」となります。

日本語と違うのは、「夫」と「妻」の並べる順番です。ベトナムでは先に「妻」を持ってくることが特徴です。
ベトナムはレディーファーストの文化があるので、言葉にも現れています。

独身は「độc thân」

独身はベトナムで語では「độc thân」と表現します。

「孤独な」を意味する「độc」と、「身の上、身体」などの意味を持つ「thân」から構成されています。

日本語と同じように使えるので、「未婚」と言いたい時にも「độc thân」が使えます。

ベトナム語の親族を表す単語一覧

ベトナムでは家族の存在が、社会や文化を形成する上で非常に重要な役割を持っています。
その為、日本より家族と認識している範囲が広いのがベトナムの特徴です。

日本では、両親・兄弟姉妹が一般的で、祖父母も一緒に暮らしている家庭は減ってきています。

 

しかし、ベトナムでは祖父母はもちろんおじ・おば家族とまで一緒に住んでいるということが当たり前です。

ここからはそんな関わることの多い親族の名称をベトナム語でなんと言うかを順に解説していきます。

父・母

ベトナム語で父は「bố」 または「cha」とといいます。

どちらも意味は同じです。母は「mẹ」といいます。母の言い方は一通りだけになります。

 

ちなみに両親のことは、「bố mẹ」もしくは「cha mẹ」といいます。

夫婦の時と同じで、父と母を組み合わせるだけで大丈夫です。

ただ、順番が夫婦は女性が優先だったのに対して、両親の時は男性が前に来ます。

 祖父母

祖父母の言い方は全部で4通りあります。

日本語と同じように、父方と母方で区別することができるからです。

 

祖父は「ông」祖母は「bà」といいます。

そこに父方の意味を持つ「nội」または母方の意味を持つ「ngoại」を後ろにくっつけます。

  • 父方の祖父:ông nội
  • 母方の祖父:ông ngoại
  • 父方の祖母:bà nội
  • 母方の祖母:bà ngoại

おじ・おば

ベトナム語では、日本語のおじ・おばにあたる言葉がかなり細分化されています。

日本語では、父母の兄にあたる「伯父」、父母の弟にあたる「叔父」、父母の姉にあたる「伯母」、父母の妹にあたる「叔母」の4通りしか存在しません。

 

しかし、ベトナム語では祖父母のように父方か母方で呼び方が変化します。
また、自身に血縁関係のないおじやおば(父の兄の妻など)にも呼び方が存在します。

血縁があるかないかに分けて詳しく解説していきます。

血縁関係のあるおじ・おば

自身の両親と血のつながっているおじ・おばは、男性が細かく表現が分かれてます。

父方の兄・弟は区別があるのに対し、母方の兄・弟は同じ表現を使います。

 

また、父方・母方のどちらでも姉と妹は一括りになっています。

その為、呼び方は下記の通りです。

  • 父の兄:bác(日本の伯父)
  • 父の弟:chú(日本の叔父)
  • 母の兄・弟:cậu(日本の叔父・伯父)
  • 父の姉・妹:cô(日本の伯母・叔母)
  • 母の姉・妹:dì(日本の伯母・叔母)

 

上の3つが日本語の「おじ」にあたり、下の2つが日本語の「おば」にあたります。

日本では、呼び方は「おじ」「おば」の2通りしかないのに、ベトナム語では5つにも分かれています。

家族意識が強いので、呼び方が同じだと、どの「おじ」「おば」か区別がつきづらいことが要因かもしれませんね。

血縁関係のないおじ・おば

今度は血のつながっていないおじ・おばの名称を紹介します。

具体的には、両親の兄弟姉妹の夫もしくは妻にあたる人です。

血縁者とは反対に、女性が細かく表現が分かれています。

 

内容は下記の通りです。

  • 父の姉・妹の夫:dượng
  • 母の姉・妹の夫:dượng
  • 父の兄の妻:bác gái
  • 父の弟の妻:thím
  • 母の兄・弟の妻:mợ

 

上のように、血のつながりのない「おじ」にあたる人は呼び方が1つしかありません。

しかし、「おば」にあたる人は、3通りあります。

 

日本では呼び方が2通りしかない「おじ」「おば」が、ベトナム語ではなんと9通りもあります。

これだけ多いと、使い分けるのが大変です。

兄弟姉妹

兄弟姉妹も日本語とは違い、ベトナム語では「弟」と「妹」を表す単語が存在しません。

2つを合わせて「em」と呼びます。

日本語のように「弟」と「妹」を分けて表現したい場合は、「男」を表す「trai」と「女」を表す「gái」をつけます。

 

「兄」と「姉」はそれぞれ独立した単語があります。

下に、兄弟姉妹の言い方をまとめました。

  • 兄:anh
  • 姉:chị
  • 弟:em trai
  • 妹:em gái

 

ベトナムでは、年上を敬う文化がある為、年長者の敬称が多くなています。

反対に、自身より下の年代は敬称が少ないのが特徴的です。

いとこ

ベトナム語でいとこは「họ」と言います。

しかし、「họ」は性別も年上・年下も区別していないいとこ全体を表す単語です。

 

区別したい場合は、上の兄弟姉妹で説明した表現と組み合わせて使います。

自分よりいとこがの方が年上で男なら「anh」を前につけて「anh họ」となります。

いとこが女であれば「chị họ」となり、日本語の従姉と同じ使い方ができます。

 

ただし、妹・弟まで区別することはしません。

自分より年下のいとこなら全員が「em họ」となり、以下のようになります。

  • 従兄:anh họ
  • 従姉:chị họ
  • 従弟・従妹:em họ

息子・娘

ベトナム語では、自身より下の年代を表す語句は少なくなるので、より単純になっています。

日本語の息子と娘にあたる表現は存在せず、「自身の子供」という意味で「con」が使われています。

 

「con」に男と女を意味する「trai」と「gái」をつけることで「息子」と「娘」のように使っています。

  • 息子:con trai
  • 娘:con gái

甥・姪

甥・姪も息子・娘と同じように区別が存在しません。

かわりに「おじ・おばの子供」という意味の「cháu」があります。

 

「cháu」に男という意味の「trai」女という意味の「gái」をつけて「甥」と「姪」を表現します。

  • 甥:cháu trai
  • 姪:cháu gái

ベトナムの文化・風習

ベトナムの方と関わることになれば、当然出てくる問題が文化の違いです。

ベトナムに行った際に失礼な印象を持たれないように、下記内容について事前に予習していきましょう。

  • 家族が優先
  • 年長者を敬う
  • 信頼が大切

家族が最優先

ベトナム人を夫に持つなら、必ず押さえておきたいことが、家族を最優先に考える風習です。

ベトナムでは、社会や文化の中心が家族だと考えられており、仕事よりも家族を優先することはごくごく当たり前とされています。

 

家族構成も日本と違い、親以外に祖父母の世代や親の兄弟家族も一緒に住んでいる、もしくは近くに住んでいることが少なくないです。

家族は助け合うのが普通であり、成人した子供が親を養うこともあります。

 

ベトナムに行くと、家族付き合いに慣れるまでは大変と言われるのは、日本との文化の違いがあるからです。

まずは、親族の名称を覚えてみましょう。

年長者は尊敬される

ベトナムでは、中国系の儒教思想の仏教が広く信仰されています。

その為、年長者を敬う文化が根付いています。

理由は、年齢が上であればあるほど、知識や経験を豊富に持っていると考えられているからです。

 

年長者といる場合には、どんな場面でも年長者の意見を尊重することがあります。
おじいちゃんおばあちゃんの意見にはみんなで耳を傾けるということですね。

また、節目の60歳や70歳には日本の還暦や喜寿と同じようにお祝いするのが風習となっています。

お祝いすることで、感謝や敬意を年長者に示しています。

ベトナム人と家族になった際には、年長者を立てて支えてあげてみて下さい。

信頼がすべて

ベトナム人は、謙虚で真面目な性格と言われており日本人に似ているところがあります。

仕事への姿勢は、熱心に取り組み責任感が強いことも特徴的です。

 

しかし、性格が日本人と似ているが、人とのかかわり方は慎重そのものです。

ベトナム人と友達や恋人、さらにはビジネスの関係であっても信頼関係を築くのにはかなり時間が必要になります。

親密な関係になりたい場合は、時間がかかることを頭に入れてゆっくり焦らず、徐々に仲良くなることを心がけることができるといいですね。

まとめ

ベトナムでの家族・親族の表現や特徴については以下の通りでした。

  • 夫は「chồng」妻は「vợ」
  • 親族は表現が日本語より複雑
  • 年長者になるほど細かく分類されている

 

また、ベトナムと日本の文化も紹介しましたが、生活の中での家族の比重がすごく大きいので、日本との違いに驚くと思います。

しかし、一度家族になれば親身に接してくれること間違いなしです。

 

ベトナム人家族と仲良く過ごすために、文化や風習の違いを事前に知っておいて損はないです。

その手始めに、今回紹介した家族・親族の名称から覚えてみるのもいいかもしれませんね。

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