「もう無理だから離婚したい!」
「無理という理由で離婚はできるの?」
「無理という理由で離婚する方法が知りたい!」
上記のような悩みを抱えていませんか。
もう無理だから離婚したいって思ったとき、どのようにしたらいいかは不明点が多いですよね。
無理という理由で離婚できるの?と思うことも多いでしょう。
当記事では
- もう無理!離婚したいと思うようになったきっかけ
- 無理という理由で離婚はできるのか
- 無理という理由で離婚する方法
上記の内容をご紹介していきます。
もう無理!離婚したいと思うようになったきっかけ
もう無理!離婚したい!とおもうきっかけってなんなのでしょうか。
当項目ではもう無理!と思ったときのきっかけを紹介していきます。
- 態度が冷たい
- 見た目に気を使わなくなった
- ATM扱いする
- 子育てばかりで構ってくれない
- セックスレス
もう無理で悩んでいる方は是非ご覧ください。
態度が冷たい
離婚したいというきっかけは、相手の態度が冷たいということが考えられます。
たとえば、朝起きたときや出かけるとき、帰ってきたときの挨拶もなくなりますし、食事の時にもほとんど話をしなくなるのです。
食事を一緒にとらなくなることもあります。
最低限の言葉を交わすときにも、目も合わさなくなることも多いです。
相手は離婚したいと望んでいるのですから、もはやこちらとはかかわりあいを持ちたくないと考えているからです。
見た目に気を使わなくなった
恋人同士や新婚時代にはファッションもメイクも華やかで自慢だったのに、見た目に気を遣わなくなったときに離婚を考えるきっかけになります。
体重が増えて明らかにぽっちゃりしてきたと、おばちゃん、おじちゃん体型まっしぐらの相手を見て幻滅を感じることも多いでしょう。
ATM扱いする
「あなたは仕事をするしか能がないんだから」「さっさとお金を稼いできて」と、相手の価値をお金にしか見出してくれないことに対して、憤りを覚えて離婚したいと思うことがあります。
「愛する家族のため」と思うことで辛い仕事を乗り切れる一面があることは事実です。
子育てばかりで構ってくれない
子供がいる夫婦の場合には、幸せそうに見えますが子供がいても幸せだと感じていない場合もあります。
子供がいるけど離婚したい心理を抱く人の多くは、寂しいと感じています。
これは相手が子育てばかりで孤独を感じているからです。
もちろん多くの人は、子育てに対して協力しようと努力しています。
セックスレス
相手に対してマイナスの感情が湧いてきてしまうきっかけとして、見逃せない原因がセックスレスです。
頼み込んでなんとか応じてもらえても明らかに気乗りのしない相手の様子に興ざめしてしまいます。
かといって不倫・浮気に走れば自分の立場が不利になるだけなのも分かっているので、行き場のない思いを持て余して悶々としてしまうでしょう。
無理という理由で離婚はできるのか
では無理という理由で離婚するためにはどうしたらよいのでしょうか。
当項目では無理という理由で、離婚するのが可能なのか説明していきます。
- 相手のモラハラ・不倫などの事実があれば可能
- 離婚はできても父親の親権獲得は難しい
無理という理由で離婚する不安がある方はみていきましょう。
相手のモラハラ・不倫などの事実があれば可能
夫婦間の話し合いで離婚の合意が得られなかった場合、家庭裁判所に申し立てることで調停・裁判へと進むこともできます。
その際、もし日常的にモラハラを受けている・相手が不倫しているという事実があれば、法的な離婚事由に該当するとして離婚が認められるケースも多いのです。
離婚の話し合いを始めてからでは相手にも警戒されてしまいますので、離婚を切り出す前になるべく多くの証拠を集めておきましょう。
離婚はできても父親の親権獲得は難しい
離婚は出来たとしても一般的に父親が親権者となることは難しいのが現実です。
相手のモラハラ・不倫が原因で離婚することになった場合でも、そういった離婚事由と子供の親権をどちらが獲得するかは法律上別の問題として捉えられます。
フルタイムの職場で働く父親は、どうしても普段から子供と接する時間を取りにくいこともあって、 より育児に関わることの多い母親のほうが親権を獲得しやすいといわれています。
無理という理由で離婚する方法
当項目では無理という理由で離婚する方法4つを紹介していきます。
- 離婚理由を明確にする
- 離婚意思を冷静にハッキリ伝え、相手の人格は否定しない
- 金銭面で譲歩できる条件を用意しておく
- 別居の準備をする
無理という理由で離婚する方法で悩んでいる方は是非ご覧ください。
離婚理由を明確にする
性格の不一致や愛情が冷めたなどの曖昧な理由を、まずは明確にする必要があります。
具体的に相手のどこがどう嫌なのか、紙に書き出してみましょう。
「心配かけたくない」「恥ずかしい」などの理由で友人・知人・家族に相談しづらい人は、夫婦カウンセラーや離婚カウンセラーに相談してみるのも良いでしょう。
離婚理由を言葉にすることで、原因が明確になることも相手の嫌なところを紙に書いたり話しているうちに、最初は曖昧だった離婚理由が言語化・明確化されていきます。
自分でも意外な真相が隠れていたことに気付けるかもしれません。
たとえば「気持ち悪い、生理的に無理」という理由も、実は精神的虐待や経済的DV、性的DVが原因だったということがあるのです。
自分では単なる性格の不一致だと思い込んでいたとしても、弁護士目線で見ると法定離婚事由の“その他婚姻を継続し難い重大な事由”に該当する可能性もあります。
離婚意思を冷静にハッキリ伝え、相手の人格は否定しない
離婚したい理由を明確にできたら、配偶者に離婚の意思をきっぱりと伝えましょう。
その際に重要なのは、感情的にならないこと、そして相手の人格そのものを否定しない(侮辱しない)ことです。
また、「生理的に無理」「そもそも結婚前から好きじゃなかった」などと相手の存在や生き方、結婚生活自体を否定してしまうのもやめましょう。
何の落ち度もないのに一方的に離婚を切り出された上に、人格まで否定されたら、誰でも深く傷つきます。
相手に恨まれて、離婚をより一層強く拒否されてしまうおそれもあるでしょう。
本音はともかく、表面上は相手に対する尊敬と感謝の念を一貫して強調することが大切です。
金銭面で譲歩できる条件を用意しておく
そして金銭面での譲歩が重要となります。
何の落ち度もない相手に離婚を受け入れてもらうためには、金銭面以外でも様々な条件を妥協する必要が生じるでしょう。
とくに未成熟の子どもがいるのであれば、親権や面会交流などの条件についても話し合いをしなければなりません。
自分だけで交渉するのが難しいと感じたときは、早めに弁護士に相談してください。
別居の準備をする
一定期間別居をしていると、夫婦関係の破たんが認められやすくなります。
実家に帰る、新居を探しておく、などの準備を整えておくのもお勧めです。
相手に何も告げないまま突然失踪するように家出をすると、後々トラブルに発展しかねません。
相手によるDV・モラハラなどの事情がないのであれば、別居する意思を事前に伝えるようにしましょう。
まとめ
当記事では次の内容について解説しました。
無理という理由で離婚したい場合、離婚できるかどうかの不安な点は下記3つが挙げられます。
- 相手のモラハラ・不倫などの事実があれば可能
- 離婚はできても父親の親権獲得は難しい
離婚したいのに特に理由がなくて躊躇している場合は上記の記事をご参考にしてみてください。
無理という理由で離婚する方法は下記です。
- 離婚理由を明確にする
- 離婚意思を冷静にハッキリ伝え、相手の人格は否定しない
- 金銭面で譲歩できる条件を用意しておく
- 別居の準備をする
「もう無理!」というシンプルな理由であっても、夫婦で話し合いを行った結果合意を得ることができればそのまま離婚をすることは可能です。
ただし、相手が離婚を拒否したり、話し合いが上手くまとまらなかったりした場合には、調停や裁判で決着をつけることになります。
そうなると相手のモラハラや不倫などの離婚事由がない限り、法的に離婚が認められることは難しいでしょう。
また、離婚が成立しても親権は母親のほうに与えられることが多く、子供と離れたくない父親にとっては厳しい現実が待ち構えていることもあります。
もし「どうしても子供の親権を獲得したい」という思いがあるなら、1度弁護士に相談してみて、より自分の望みに近い形での問題解決を目指しましょう。
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