「うちは旦那の小遣いが多い?少ない?」
「旦那の小遣いはみんなどうしてる?」
「旦那の小遣いってどれくらいが妥当?」
と悩んでいませんか?
一言に小遣いといっても家庭の状況や経済状態はそれぞれ異なりますので、いろいろと悩みますよね。
そこで今回は、世の一般家庭がどうしているのか、旦那の小遣いについて徹底的に調べました。
この記事の中で紹介する内容は、こちらです。
- 世の中の家庭の旦那の小遣い平均っていくら?
- 旦那の小遣いを決める時に考慮するポイントとは?
- 夫婦で小遣いについて喧嘩をしないコツは?
旦那の小遣いの金額や内訳について悩んでいる方はぜひ、最後までお読みください。
世の中の家庭の旦那の小遣い平均っていくら?4万円弱が平均!
男性のお小遣いの平均額は、4万円弱です。
新生銀行による2018年度の小遣い調査結果には、次のデータが載せられていました。
「2018 年サラリーマンのお小遣い調査」結果の主なポイント
- 男性会社員のお小遣い額は 39,836 円(前年比2,408 円の増加)。2015 年から 37,000 円台が 3 年連続で続いていたが、2014 年の 39,572 円とほぼ同水準に回復。
- 女性会社員のお小遣い額は、前年比903 円増加し、34,854 円。
- 男性会社員の昼食代は前年比20 円減少の 570 円。
- 男性会社員の 1 ヵ月の飲み代は前年比531 円増加の 12,506 円。
上記のように男性の小遣い平均額は4万円弱ですが、平均収入や年齢によりお小遣い額の平均に違いが出てきます。
この項目では、家庭の状況の違いや年齢別の小遣い平均についても考えましょう。
年齢別の小遣い平均を紹介
年齢別の小遣い平均額についても、上記と同じ新生銀行の小遣い調査に載せられていました。
上記の小遣い額は、昼ごはん代も含まれています。
上記の調査によると、20代、50代の男性の小遣いの平均額は4万円を超えているのに対し、30代、40代の小遣いの平均額は3万円台です。
30代、40代というと子育てをしていたり、家を購入したりする時期ですので必然的に給料が減ってしまうことが垣間見れます。
30代、40代の男性は飲み会でも部下たちにおごってあげる年代です。
3万円台の小遣い内に飲み会代や昼ごはん代を納めているのであれば、お小遣い額に余裕があるわけではないことが読み取れるのではないでしょうか?
家庭の状況による小遣い額の違いについて
家庭の状況による小遣い額の違いについても、上記と同じ新生銀行の調査に載せられていました。
上記のように、男性の小遣いの額にはさまざまな要素が関係していることがわかります。
例えば次の要素です。
夫婦で共働きの場合、家庭の収入額が高くなりますので旦那の小遣いも高くなりがちです。
小さな子供がいる家庭や小学生から高校生がいる家庭では、子供の教育費や交際費など子供にかかるお金が必要となってくるため、小遣い額は低い傾向が見られます。
子供が大学生以上になり、成長してくると旦那のお小遣い額も増えがちです。
旦那自身の給料が上がってきたことや、子供がバイトなどを始めて独立してきたことが考えられるでしょう。
上記で考えた通り、男性の小遣いの平均額は4万円弱ですが、年齢や家庭の状況などさまざまな要素が関係してくるため簡単に一括りにはできません。
結局は家庭できちんと話し合って、妥当な額を考えると良いでしょう。
月に1万は少ない?
と悩んでいませんか?
主婦であれば子供のための教育費や、老後の蓄えを少しでも残しておきたいと考えますよね。
旦那の小遣いを1万円と決め旦那も納得しているのであれば、問題ないでしょう。
1万円の旦那の小遣いに何が含まれているかによっても、大きな違いがあります。
例えば……
上記の2つでは、状況が大きく異なります。
お昼ご飯代や飲み会代、趣味のお金を含めずに1万円で、旦那も満足しているのであれば問題ありません。
参考までに、男性が1日で使うお昼ご飯代の平均額は570円です。
1ヶ月分に換算すると……
570円×20日分=11400円
旦那の昼ごはん代を含めて月の小遣いが1万円だとすると、お昼ご飯代もカバーできません。
旦那の小遣いを1万円とするのであれば
などの工夫が必要となるでしょう。
世の中の主婦は旦那の小遣いについてどう思っている?
旦那に小遣いを渡すことに対して、妻が思いがちな主な心境は次の通りです。
- 小遣いの範囲が曖昧で困る
- 旦那の小遣いが家計を圧迫している
- もっと貯金をしたい
この項目では、旦那の小遣いに対する妻たちの本音について紹介します。
小遣いの範囲が曖昧で困る
小遣いの範囲が曖昧でよくわからないという意見が多くあります。
など、どこまでが小遣いの範囲になるのか分からずに、気がつけば旦那に渡すお金のせいで家計が圧迫してしまいがちです。
旦那と小遣いの境界線についてきちんと話し合いができていないことについて、悩んでいる妻は少なくありません。
旦那の小遣いが家計を圧迫している
朝からまたイライラ。愚痴です。
うちは旦那の小遣いが1番高いの。食費よりレジャー費より。小遣いが他のおうちに比べてすごく高いわけではないけど。
なのにお金がないアピールされるとほんとに腹立つ。いや。私たちのがだいぶ我慢してるし。— アユミ(チームおかん) (@hinayumi318) September 30, 2018
旦那の小遣いが原因で家計が圧迫されているように感じる妻も珍しくありません。
例えば
などの意見があります。
「旦那の小遣いは必要だ」「旦那が家族のために働いてくれていることに感謝だ」とはわかっているものの、家計を預かる身としては
と思ってしまうのも仕方がありません。
もっと貯金をしたい
旦那の小遣いみんな何万ぢゃろうー。
貯金したいーT^T— キリン (@noopokirin196) July 9, 2013
旦那の小遣いを減らしたり、無くしたりしてその分を貯金に回したいと思っている妻も少なくありません。
など、切り詰めて生活している中で旦那の小遣いが邪魔になっているように感じています。
もっと貯金をしたい人にとって、旦那の小遣いはネックになっているようです。
旦那の小遣いを決める時のポイントとは?
など、旦那の小遣いを決める時にはさまざまな疑問が出てきますよね。
この項目では、旦那の小遣いを決めるにあたって押さえておくと良いポイントについて紹介します。
抑えておくと良いポイントは次の通りです。
- 小遣いの内訳を話し合っておく
- 給料の何割が妥当なのか理解しておく
- 家族構成や共働きなど家族の状況を考慮する
小遣いの内訳を話し合っておく
旦那と小遣いの額を話し合う際には、小遣いの内訳を決めておきましょう。
具体的には次のことを話し合えます。
などです。
その中でも特に飲み会や趣味にかかる費用は曖昧になりがちなので、きちんと話し合いましょう。
例えば旦那の趣味が家電関係の場合、新しい家電を買い替えるお金は家計から出すのか、それとも旦那の小遣いから出すのかなどは曖昧になりがちです。
小遣いに含まれるものが何かを明確にしておくことで、後に喧嘩になるのをふせげます。
給料の何割が妥当?目安は給料の1割!
一般的に言われているの旦那の小遣いの目安は、給料の1割です。
もちろん家庭の状況にもよりますが、給料の1割を超えたお小遣いだと家計を圧迫しているように感じることが多くなります。
と悩んでいる場合、まずは手取りの1割を目安に考え家庭の状況に合わせて変えていきましょう。
手取り20万円だといくらが妥当?
手取りが20万円の場合、20万円の1割の2万円が小遣いになります。
と思う必要はありません。
手取りが20万円なのですから、自分たちの家計の状況に合わせて小遣いの額も変動させる必要があるのです。
確かに2万円内で昼ごはん代や付き合いにかかる費用を賄うとすると、少なく感じるのも無理はありません。
- 弁当にする
- なんとなくの理由でコンビニの物は買わない
- 衣服代などは家計から出す
などを意識することで、2万円内に抑える必要が生じます。
家族構成や共働きかによる違い
旦那の小遣いを考える時に、家族構成や共働きなどの家族の状況を考慮して決めましょう。
上記でも紹介した通り共働きだと夫婦共に持てる小遣いの額が高くなりなりがちです。
子供が小さいうちは、将来に備えてできるだけ貯金をしたいと思うでしょう。
それらの状況をよく考慮して2人で話し合いながら、夫婦にとって一番良い方法を見つけましょう。
夫婦で小遣いについて喧嘩をしないコツとは?
夫婦喧嘩の原因として上位に挙げられるのは「お金の使い方、金銭感覚の違い」だということをご存知でしたか?
例えば、マイナビの調査には「お金の使い方や金銭感覚の違い」が夫婦喧嘩の5大原因の1つに挙げられていました。
(4)お金について
・「金銭関係のこと。いつも意見が合わない」(男性/27歳/建設・土木/その他)
・「休みの日にひとりで出かける。自分だけ趣味にお金を使う」(女性/32歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
旦那の小遣いが理由で喧嘩になることも十分に考えられますので、喧嘩になる前に対策をしておきましょう。
旦那の小遣いのせいで喧嘩にならないためのコツはこちらです。
この項目では、喧嘩になるのを防ぐコツを具体的に紹介します。
旦那と妻の小遣いの割合を決める
旦那と妻、双方の小遣いの割合について話し合うことは大切です。
夫婦のうちどちらか片方だけに小遣いがあると、不満やストレスの原因ともなりかねません。
旦那と妻の小遣いの割合を話し合って決めましょう。
それぞれの生活パターンや、起こりうる状況を考えて決めるなら、その後、小遣いの喧嘩の割合が減る可能性があります。
内訳について夫婦で話し合う
小遣いの内訳について夫婦で話し合いましょう。
上記でも紹介した通り、小遣いの内訳に昼ごはんの料金を含むか含まないかによって必要な小遣い額は大幅に変わってきますので内訳を話し合うことは大切です。
また細かく内訳を話し合うことで、小遣いの境界線がハッキリします。
などのストレスからも軽減されるでしょう。
お互いの小遣いの使い道に文句を言わない
一度お互いの小遣いの額や内訳を決めたなら、お互いの小遣いの使い道に文句を言わないようにしましょう。
と言いたくなるとしてもグッと抑えましょう。
無駄なことに小遣いを使っていると感じるのはお互い様です。
旦那は、小遣いの範囲内で好きなことをしているわけですし、小遣いの額や内訳はすでに話し合って決めているわけですから文句は言えません。
ただし、小遣いの範囲を超えて好きなことをしてお金を請求する場合は別です。
ボーナスの時には小遣いアップなどをする
ボーナスの時には小遣いアップをするなどのルールを決めると、おすすめです。
など、互いのモチベーションを保ちやすくなります。
どれくらいの額をアップするのかなどは、家庭の状況によって異なります。
2人で話し合って決めましょう。
旦那の小遣いに含まれるものとは?
と悩みますよね。
もちろん小遣いの内訳は家庭の状況によってそれぞれ異なりますので、夫婦で決定しなければいけません。
この項目では参考までに、多くの家庭での旦那の小遣いの内訳を紹介します。
旦那の小遣いに含まれるものは次の通りです。
食事代、飲み会代
食事代、飲み会代などが小遣い代の中に含まれている家庭は多くあります。
どこまでを食事代と言うのかに関しては、家庭によって異なりますが例えば次の通りです。
上記でも紹介した通り、単純計算すると毎月必要な昼ごはん代は11400円前後かかりますので、昼ごはん代を食事代に含んでいる場合の小遣いの額は比較的高い傾向にあります。
反対に昼ごはん代を小遣いと別に出してもらっている家庭や、弁当を持参している家庭は小遣い額が低くても問題ないと感じがちです。
格好品代
格好品代を小遣いの中から出してもらっている家庭も多くあります。
などさまざまなものが格好品としてあげられます。
普段からお酒もタバコも摂取しない旦那は、小遣いの中で格好品が占める割合が少ないようです。
趣味のために使う
趣味のために必要なお金を小遣いから出している家庭は少なくありません。
明らかに旦那と趣味が家計と関係がない場合は、旦那の趣味に関することを100%小遣いから出してもらえるでしょう。
旦那の趣味が家計と関係する場合があります。
例えば次のケースです。
かかる費用を全て家計から出すのか、旦那の小遣いから出すのか、半分ずつ出すのかについて話し合って決める必要があります。
旦那に小遣いなしは残酷すぎる?
「旦那の小遣いはなし」という家庭も存在します。
結論から言うと、旦那の小遣いがないのは残酷すぎることはありません。
旦那によっては、小遣いなしの状況に満足していることもあるのです。
と悩む人のために、小遣いなしでも上手にやっている家庭の状況を紹介します。
共働きだから小遣いなし
夫婦ともに共働きなので、小遣いなしにしているケースも少なくありません。
など生活に必要な費用はお互いの給料から出し、残りのお金はそれぞれ自分たちの好きなように使っている家庭です。
小遣いはありませんが、自分の自由になるお金が多く好きなことにお金を使えるので満足だと感じています。
小遣い制度はないけど好きなものは買っている
小遣い制度はないけれど、自分が欲しいものは買っているから別に何も不満はない旦那もいます。
「小遣い」と言う具体的な制度がないだけで、衣料品や飲み会代、趣味にかかる費用など自分の好きなことをするためにかかるお金は家計から全てまかなえているケースです。
自分の必要としているものはちゃんとあり不足しているわけではないので、今の現状に満足しています。
まとめ
男性の平均小遣い額は4万円弱ですがこの額はあくまで平均であり、未婚者や既婚者が含まれている金額です。
家族構成、旦那の年齢、夫婦共働きかによって小遣い額には次の変動があります。
- 20代、50代の小遣い平均額は4万円台
- 30代、40代の小遣い平均額は3万円台
- 子供がいる家庭の小遣い平均額は低い
- 共働きだと小遣い額は高い
旦那の小遣いに関して多くの妻が思いがちな本音はこちらです。
- 小遣いの範囲が曖昧で困る
- 旦那の小遣いが家計を圧迫している
- もっと貯金をしたい
小遣い額を決める時に考慮すると良いポイントは次の通りです。
- 小遣いの内訳を話し合っておく
- 給料の1割が妥当であることを理解しておく
- 家族構成や共働きなど家族の状況を考慮する
小遣いが原因で喧嘩にならないためにできることを、再度まとめました。
- 旦那の妻の小遣いの割合を決める
- 内訳について夫婦で話し合う
- お互いの小遣いの使い道に文句を言わない
- ボーナスの時は小遣いアップなどをする
旦那の小遣いの額や、内訳はそれぞれの家庭が自分たちの状況を考慮して決定する必要があります。
「旦那の小遣いの額は多すぎるのだろうか?」と悩んだ時には、給料の1割が目安であることを覚えておくと便利です。
小遣いが原因で喧嘩にならないように、小遣いの内訳をきちんと話し合っておきましょう。
旦那に転勤をしてもらいたい人や、旦那が非正規であることに悩んでいる方は次の記事を参考にされてください。
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