「妻のモラハラを理由に離婚したいと言われたら?」
「妻のモラハラが原因で離婚したいと言われた場合の診断基準は?」
「離婚したいと言われたけど別れたくない!モラハラ妻は治る?」
といったお悩みを抱えていませんか?
夫からの突然の離婚宣告に、妻が戸惑うのも無理はありません。
モラハラの自覚がなければ、ショックも大きいことでしょう。
当記事では
- 妻のモラハラが原因で離婚したいと言われた!9つの診断基準
- 妻のモラハラを理由に離婚したいと言われたら?別れを回避する方法
- 離婚したくない!モラハラを治す方法は?
といった内容を徹底解説していきます。
妻のモラハラを理由に離婚したいと言われている方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、妻のモラハラが理由で夫が離婚したいと言っていても、離婚を回避する方法がきっと分かるはずです。
妻のモラハラが原因で離婚したいと言われた!9つの診断基準
妻のモラハラが原因だと言われても、自覚がないと納得もできません。
モラハラは精神的なDVのため、判断が難しいのが特徴です。
モラハラとは、モラルハラスメントの略です。
モラルとは倫理や道徳といった意味であり、ハラスメントは嫌がらせといった意味ですから、倫理や道徳に反した嫌がらせ、という意味合いです。
自分がモラハラかどうか分からないという方は、下記の判断基準を参考にしてください。
- 気に入らないと無視する
- 夫の発言をすべて否定する
- 収入や会社の地位を馬鹿にする
- 容姿や人格を非難する
- 睨みつけて威圧する
- 子供に悪口を吹き込む
- 大きな音を出す
- 夫にお金を渡さない
- 過度な束縛をする
それぞれの判断基準を具体的に解説していきます。
ポイント①:気に入らないと無視する
まずは「気に入らないと無視する」言動が挙げられるでしょう。
モラハラ妻の中でも、特に多いといわれています。
もちろんイラっとした時や喧嘩の際に、1~2度無視することはあるでしょう。
無視をされ続ければ、夫も精神的にダメージを受けます。
相手を困らせようとする、悪意のある無視はモラハラになるので気をつけましょう。
ポイント②:夫の発言をすべて否定する
「夫の発言をすべて否定する」のも、モラハラ妻の特徴のひとつです。
夫婦である以上、お互いの意見や考え方が食い違うこともあるでしょう。
そのような場合、普通の夫婦であれば、お互いの意見を尊重し合いながら、妥協点を探すものです。
しかし、夫をコントロール下に置きたいと考える妻は、夫の意見を聞きません。
意見を言おうとする夫に
などと言い、反論は許さないのです。
ポイント③:収入や会社の地位を馬鹿にする
モラハラ妻は「収入や会社の地位を馬鹿にする」ことも少なくありません。
収入や会社の地位は、男性にとって大事なステータスです。
それを馬鹿にすることで、夫の自尊心は傷つけられます。
たとえ裕福ではなくとも、夫が家族のために働いて稼いだお金に違いはありません。
その収入を馬鹿にしたり、一方的に罵倒するのは立派なモラハラ行為にあたります。
ポイント④:容姿や人格を非難する
「容姿や人格を非難する」ことも、モラハラといえるでしょう。
容姿や人格を否定されると、男性女性にかかわらず、精神的に嫌な思いをするものです。
たとえば「太っている」「禿げている」など、外見についての悪口は相手を傷つけます。
さらに
などといった、性格に対してのネガティブな発言も人格否定にあたるでしょう。
もちろん、夫の外見を心配しての発言なら仕方のないことです。
しかし、外見や人格を馬鹿にしたり、見下すような言動は慎みましょう。
ポイント⑤:睨みつけて威圧する
「睨みつけて威圧する」モラハラ妻もいます。
モラハラ妻が多用するのは、言葉の武器だけではありません。
時には言葉を発さずに、態度で夫を威圧します。
特に子供や第三者が同じ空間にいる場合は、この方法を取るモラハラ妻も多いでしょう。
威圧的な態度は、夫を精神的に追い詰めます。
睨まれると罪悪感を抱き
と思ってしまう人も少なくありません。
ポイント⑥:子供に悪口を吹き込む
次に「子供に悪口を吹き込む」ことも挙げられます。
本来、夫は一家の大黒柱となるべき存在です。
妻や子供は、夫を尊敬し、家庭内で敬わなければなりません。
むしろ、家庭内から夫の居場所をなくそうとします。
子供を味方につけて、夫を悪者に仕立て上げようとしているのです。
ポイント⑦:大きな音を出す
「大きな音を出す」ことも、7つ目の特徴に挙げられます。
大きな音を出すことで、怒りを表現しているのです。
突然、大きな音を立てられたり、大声を出されると、びっくりしてしまいますよね。
ということに気づき、ご機嫌を取ろうとする夫もいることでしょう。
しかし、それこそがモラハラ妻の狙いのひとつです。
夫をコントロール下に置きたいからこそ、大きな音を立てて、自分が不機嫌であることをアピールします。
ポイント⑧:夫にお金を渡さない
「夫にお金を渡さない」状態が続けば、モラハラと認められることもあります。
お小遣いを制限することで、夫の自由を奪っているのです。
もちろん、節約するのは妻の務めでもあります。
しかし、妻の好きな物は買うのに、夫の小遣いは極端に制限する場合はモラハラの可能性があります。
お小遣いがなければ、ストレス発散もできず、夫は精神的に追い詰められていくことでしょう。
ポイント⑨:過度な束縛をする
モラハラ妻は、夫に対し「過度な束縛をする」傾向にあります。
モラハラ妻の束縛は、自己中心的な束縛であり、愛が根本にある束縛ではありません。
たとえば
などといった言動が挙げられます。
夫を孤独にしておけば、頼れる存在は妻一人になるでしょう。
相手を自分の思い通りに動かしたいという気持ちから、相手を束縛するのがモラハラ妻の特徴です。
妻のモラハラを理由に離婚したいと言われたら?別れを回避する方法
これまで無意識に、モラハラの言動を繰り返してしまった人もいることでしょう。
しかし、今後は行いを改め、やり直したいと思う場合の対処法は下記の通りです。
- モラハラを認め謝罪する
- 期限を設ける
- 一時的に距離を置く
- 具体的な対策を提案する
それぞれの対処法を詳しく見ていきましょう。
モラハラを認め謝罪する
まずは「モラハラを認め謝罪する」ようにしてください。
妻にとって、モラハラを認めることは大変なことでしょう。
自分の非を認めずに、正当化するのがモラハラ妻によくある傾向だからです。
しかし、やり直したいのであれば、まずは自分の非を認める必要があります。
と正当化するのではなく、夫の精神を傷つけた事実を認めましょう。
期限を設ける
「期限を設ける」ことも対策のひとつです。
と言うのは簡単ですが、いつまでも待ってもらうわけにはいきません。
もちろん、一度ですべてのモラハラの言動をやめるというのは難しいでしょう。
しかし、モラハラを繰り返すたびに、夫をさらに傷つけていきます。
自分にけじめをつけるためにも、変わるための期限を設けましょう。
夫の精神面を考え、期限は1ヶ月程度と短く設定してください。
一時的に距離を置く
次に「一時的に距離を置く」こともできます。
まず一番に考えたいのは、夫の精神面です。
モラハラを受けた被害者は、心を深く傷つけられています。
傷ついた状態が続けば、うつ病などの精神病を患ってしまう可能性もあるでしょう。
と思う気持ちも分かりますが、まずは夫の心の回復を最優先させてください。
一時的に実家に帰るなど、距離を置くことを検討してみましょう。
具体的な対策を提案する
最後に「具体的な対策を提案する」ようにしてください。
とは言っても、そう簡単に言動を改められるわけではありません。
モラハラを改善するための、具体的な対策を提案してみてください。
たとえば
- カウンセリングを受ける
- 短期間、両親に家にきてもらう
などの対策ができるでしょう。
後述しますが、最短でモラハラを治すにはカウンセリングがおすすめです。
自分の言動を改めるために、両親に来てもらい、見張ってもらうというのもひとつの方法でしょう。
離婚したくない!モラハラを治す方法は?
離婚したくないのであれば、モラハラを治す必要があります。
という人もいますが、本人が本気で努力すれば、治すことも可能です。
モラハラを治すには、下記の方法を取りましょう。
- モラハラであることを認める
- ストレス発散方法を見つける
- 生活習慣を見直す
- カウンセリングを受ける
モラハラであることを認める
まずは「モラハラであることを認める」必要があります。
先述したように、自分がモラハラであるという事実は、簡単に認められるものではありません。
夫からモラハラを指摘されても、おそらく認めることはできないでしょう。
モラハラを認めるには、自分で間違いに気づかなければなりません。
自分の言動を見つめなおし、モラハラに該当するかどうか、素直に考えてみましょう。
ストレス発散方法を見つける
次に「ストレス発散方法を見つける」こともポイントです。
ストレスが溜まれば、心に余裕がなくなります。
溜まったストレスを夫にぶつけて発散させ、その結果がモラハラになっている可能性もあるでしょう。
上手にストレスを発散させる方法を見つけてください。
たとえば
など、夫に依存しない生活を心がけましょう。
生活習慣を見直す
「生活習慣を見直す」努力も必要です。
生活習慣が悪くなれば、心身に不調をきたします。
たとえば
といった点に注目してください。
生活習慣の乱れはイライラの原因になるので、規則正しい生活習慣を心がけましょう。
日々の生活で少し意識するだけでも、生活習慣は大きく改善されます。
カウンセリングを受ける
最後の対処法は「カウンセリングを受ける」ことです。
自分の力でどうにもならない場合は、プロの力を借りましょう。
精神科やモラハラ専門のカウンセリング機関もあります。
カウンセリングにも、先生とあなた自身の相性があります。
上手くいかない場合には、諦めずに別の先生を探してみてください。
まとめ
自分がモラハラかどうか分からないという方は、下記の判断基準を参考にしてみましょう。
- 気に入らないと無視する
- 夫の発言をすべて否定する
- 収入や会社の地位を馬鹿にする
- 容姿や人格を非難する
- 睨みつけて威圧する
- 子供に悪口を吹き込む
- 大きな音を出す
- 夫にお金を渡さない
- 過度な束縛をする
今後は行いを改め、やり直したいと思う場合の対処法は下記の通りです。
- モラハラを認め謝罪する
- 期限を設ける
- 一時的に距離を置く
- 具体的な対策を提案する
自覚がなかったのに
と夫から言われたら、ショックを受けるのは当然でしょう。
モラハラを理由に離婚を切り出されれば、パニックになりますよね。
しかし、モラハラを認め、努力することで治せる可能性もあるのです。
覚悟を決め、モラハラを治す努力をしてみましょう。
夫と仲良くするための秘訣は、下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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