「『夫』はスペイン語で何という?」
「『夫』を意味するスペイン語maridoとesposoの違いが知りたい!」
「『夫』をスペイン語で呼ぶ時の言い方は?」
とお考えではありませんか?
特にスペイン語を話す彼氏や夫を持つと、表現の仕方を知りたいと思いますよね。
辞書で引く言葉と、実際に使う言葉が同じとは限りません。
当記事では
- 『夫』はスペイン語でesposo
- 『夫』を意味するmaridoとesposoの違い
- 妻がスペイン語で夫を呼ぶ言い方
といった内容を徹底解説していきます。
『夫』を意味するスペイン語にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ『夫』だけでなく、家族をスペイン語で表現することができるようになるはずです。
『夫』はスペイン語でesposo
『夫』はスペイン語で『esposo』。
発音は「エスポーソ」で『ポ』にアクセントを付けて発音します。
「esposo」を辞書で引くと、下記のように説明されているのが一般的です。
esposo
*es・po・so, sa, [es.pó.so, -.sa]
[男] [女]
1 配偶者;夫,妻(▲スペインでは「私の夫」,「私の妻」というとき,mi marido, mi mujer というのが一般的).
2 〘複数で〙 夫妻.
「夫」を表す言葉として、もっとも一般的な言葉といえるでしょう。
『夫』を意味するmaridoとesposoの違い
『夫』を意味するスペイン語には『esposo』のほかに『marido』という言葉も。
日本語にも『夫』『主人』『旦那』など、配偶者を指す言葉はいろいろありますよね。
先述したように『esposo』は、公式な書類にも使える表現です。
反対に『marido』は、法的には結婚していないカップルにも使われます。
『事実婚』のような意味に捉えらる可能性もあるので、正式な夫を指す場合は『esposo』を使った方がいいでしょう。
妻がスペイン語で夫を呼ぶ言い方
自分の夫に対して『夫』という呼びかけはなかなかしませんよね。
日本語では下の名前や『あなた』『パパ』などと表現することが多いでしょう。
スペイン語で妻が夫を呼ぶ言い方は、主に下記が挙げられます。
- cariño
- amor
- mi vida
- papi
それぞれの言葉の意味や使い方を詳しく見ていきましょう。
cariño
まずは「cariño(カリーニョ)」という表現です。
英語にすると「My Darling」や「My baby」といった言葉に近い表現といえるでしょう。
cariñoの使い方としては、下記の例文を見ていきましょう。
- Hola cariño, ¿qué pasa?
ああ、ベイビーどうしたの?- Les he tomado cariño de inmediato.
もしもあなたがリサを愛していても 問題ないの
上記を見ても分かるように、男女問わずに使える表現です。
夫への呼びかけだけでなく、妻への呼びかけとしても用いられます。
amor
次の表現は「amor(アモール)」です。
自分を表す『mi』とセットで「mi amor」と表現されることが多いでしょう。
直訳すると「(私の)愛」という意味になります。
男女どちらからでも使うことができます。
妻が夫への愛を込めて呼ぶことのできる、ストレートな表現といえるでしょう。
mi vida
「mi vida(ミ ビダ)」もよく使われる表現です。
先述したように「mi」は「私」を指す言葉、そして「vida」は「人生」「生涯」を意味します。
¡Mi vida! / ¡Vida mía!|ねえ,おまえ[あなた].
つまり直訳すると「私の人生」という意味。
papi
最後の表現は「papi(パピ)」。
英語では「Daddy」、日本語では「パパ」といった表現が妥当でしょう。
しかしスペイン語の「papi」の場合は、父親だけでなくボーイフレンドに対しても用いられます。
さらに夫や子供にも使える、幅広い意味合いの表現です。
他人の夫を呼ぶ時のスペイン語も同じ!
日本語の場合、他人の夫を『夫』とは呼びません。
通常であれば「旦那様」や「ご主人」など、敬意を込めた呼び方をするのが一般的でしょう。
しかし、スペイン語の場合は、他人の夫でも同じ言葉を用います。
例文を見ていきましょう。
- Tu esposo hizo lo que era necesario.
あなたのご主人は やるべきことをやったのよ- Su marido vive en Tokio ahora.
彼女の夫は今東京で暮らしている。- El difunto marido de María era violinista.
マリアの亡夫はバイオリニストであった。
『夫』以外の家族を意味するスペイン語
『夫』以外の家族を意味するスペイン語を見ていきましょう。
- 妻:esposa
- 父:padre
- 母:madre
- 息子:hijo
- 娘:hija
それぞれの単語について、詳しい使い方を解説していきます。
妻:esposa
妻を表すスペイン語は「esposa」です。
「エスポーサ」と発音します。
家族に関するスペイン語で「a」で終わる単語は女性名詞と覚えておくと便利です。
反対に男性名詞は、文末に「o」が付きます。
自分の妻だけでなく、他人の妻に対しても使える単語です。
La esposa de José era de Egipto.
ヨセフの奥さんはエジプトから来ました。
父:padre
父を表すスペイン語は「padre」。
「パードレ」と発音します。
「Mi padre」で「私の父」という意味です。
Mi padre me llevó a la biblioteca.
父にその図書館へ連れて行ってもらった。
母:madre
母親は「madre」というスペイン語を使うのが一般的です。
発音は「マードレ」。
日本語にすると「あちゃ~」などといった意味合いになります。
スペインにおいて、母はとても偉大な存在です。
そのため、さまざまな表現に「madre」が用いられているのでしょう。
息子:hijo
息子を表す言葉は「hijo」です。
「ヒジョ」とは読まず「イーホ」」と発音します。
会話の中では、下記のように使うのが一般的です。
- Este es mi hijo, Barney.
これは私の息子の バーニーです- Es hijo del actor Kirk Douglas.
俳優のカーク・ダグラスの息子である。
つまり一人っ子で兄弟がいないことを伝える表現になります。
娘:hija
最後に娘を表すスペイン語は「hija」です。
先述したように、家族に関するスペイン語で「a」で終わる単語は女性名詞。
発音は「イーハ」。
使い方の例は下記を参考にしてください。
- Mi hija estaba en su avión.
私の娘も同じ飛行機に 乗っていたんですよ- Su hija es capaz de recitar muchos poemas.
彼女の娘はたくさんの詩が暗誦できる。
これまでの単語と同じく、自分の娘だけでなく、他人の娘にも使える表現です。
スペイン語も国によって表現が異なるので要注意!
スペイン語は世界で最も多く使われている言語のひとつ。
特にスペイン本土と中南米のスペイン語では、顕著な違いがみられることも少なくありません。
そのため、同じものを意味する単語でも、よく使われる表現が国によって異なります。
まったく通じない言葉はあまりありませんが、使う相手によって言葉を使い分けましょう。
あなたの夫がスペイン語スピーカーであれば、どの表現が一般的なのか、聞いてみることをおすすめします。
まとめ
『夫』はスペイン語で『esposo』。
『esposo』のほかに『marido』という言葉もあります。
スペイン語で妻が夫を呼ぶ際は、下記のような表現を用いるのが一般的です。
- cariño
- amor
- mi vida
- papi
一言で「スペイン語」といっても、使う国によって、言葉に違いがあります。
言葉はその土地や文化によっても変化します。
どの表現で呼ぶかどうかは、パートナーと話し合いながら決めていくといいでしょう。
『夫』を韓国語で呼ぶ表現は、下記の記事でも紹介していますので参考にしてください。
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