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【解説】離婚したい子なし女性が離婚を切り出す前にやるべき5つの準備

離婚したい

「結婚は人生設計の一つ」です。

誰でもご主人との生活、仕事、趣味や子どものことなど夢をもってスタートしたのではないでしょうか?

ですが、実際一緒に生活すると夢と現実にはギャップがあることがわかります。

特に「夫婦にとって子どものことは大きな問題」で、離婚を考えたり、すでに離婚したいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。

当記事では

  • 子なし夫婦の離婚理由
  • 子なしで離婚するメリット、デメリット
  • 離婚を切り出す前にしておく準備
  • 子なし離婚の手続きやお金のこと

について解説していきます。

 

当記事をお読みになることで、離婚後のご自身の生活を想定しながら後悔しない離婚準備ができます。

きっと将来のための具体的な行動につながるでしょう。

  1. 30~40代の子なし離婚を解説
    1. 離婚したい夫婦は子なしのほうが離婚率が高い
    2. 離婚年齢は再出発しやすい25歳から39歳が多い
    3. 子なしの離婚は親権を争うことがないので離婚のハードルは低い
  2. 離婚したい子なし女性が抱える問題
    1. 夫婦どちらかが子どもを欲しいと思っていない
    2. 価値観や性格の不一致
    3. DV、モラハラ、不貞行為
  3. 子なし離婚のメリット・デメリット
    1. 子なし離婚のメリット
    2. 子なし離婚のデメリット
  4. 離婚したい子なし女性が離婚を切り出す前にやる5つの準備
    1. 離婚後の経済的自立の準備
    2. 共有財産のリストアップ
    3. 相手に有責があるときは証拠の準備
      1. 不貞行為の場合
      2. DVの場合
      3. モラハラ(モラル・ハラスメント)の場合
    4. 一人で暮らすメンタルを持つ
  5. 子なしで離婚する場合の手続きを解説
    1. 話し合いで進められるなら協議離婚
    2. 話し合いが出来ない場合は調停離婚
    3. 調停で解決しない場合は裁判離婚
  6. 離婚したい子なし女性が知りたい離婚時に請求できるお金のこと
    1. 離婚時に必ず請求できるのは財産分与と年金分割
    2. 離婚時に状況により請求できるのは慰謝料と未払いの生活費
  7. 子なし離婚を経験した方の声
    1. 子なしの離婚の後、新たな目標が決まりチャレンジしている方
    2. 子どもが理由で離婚その後再婚して二児のお母になっている方
  8. まとめ

30~40代の子なし離婚を解説

離婚について2019年度厚生労働省より公表の人口動態統計から実情を調べてみました。

離婚件数は208,333件、そのうち子あり夫婦の離婚は118,664件、子なし夫婦は89,832件

子あり夫婦のほうが離婚件数は多くなっています。

 

離婚する年齢からみると、男女とも1位から3位は25歳から39歳

再出発しやすいこの年代は離婚もしやすいと考えられます。

詳しく解説します。

離婚したい夫婦は子なしのほうが離婚率が高い

厚生労働省の統計結果から見ると、離婚件数としては子あり夫婦の離婚件数が多くなっています。

子あり家庭と子なし家庭の世帯数と離婚件数を比較するとどうなるでしょうか?

 

2019年度世帯数と離婚件数を比較は下記の通りです。

離婚件数 世帯数 離婚件数/世帯数
子ありの世帯数 118,664件 17571千世帯 0.067
子なしの世帯数 89,832件 12639千世帯 0.071

参考:厚生労働省人口動態統計

参考:国民生活基礎調査

 

世帯数と離婚件数を比較してみると、子なし夫婦の世帯数が少ないため「離婚率」は多少ですが子なし夫婦の方が高くなります。

離婚年齢は再出発しやすい25歳から39歳が多い

厚生労働省の離婚に関する概況より、離婚する年齢を調べてみました。

2020年離婚年齢の平均は下記の通りです。

2020年 1位 2位 3位
男性 30~34歳 35~39歳 25~29歳
女性 30~34歳 25~29歳 35~39歳

参考:厚生労働省離婚に関する統計

離婚年齢の1位から3位は男女とも25歳から39歳となっています。

 

また、婚姻後何年で離婚に至るケースが多いのかを調べました。

2019年度婚姻後の同居期間別にみた離婚件数は、下記の通りです。

2019年 1位 2位 3位
結婚(同居)後

離婚(別居)するまでの期間

5年未満 5~10年 10~15年

参考:厚生労働省人口動態統計

 

結婚後5年から10年で離婚する夫婦が最も多いです。

この結果からわかることは、子あり、子なしに関わらず結婚してから5年から20年で、年齢的には25歳から39歳までの方が最も多く離婚していることになります。

年齢的にも再婚、出産、転職、再就職などがしやすい年齢でもあり、自分の人生設計を考え直すタイミングだと言えます。

子なしの離婚は親権を争うことがないので離婚のハードルは低い

子なし離婚は子あり離婚より話し合う項目が少なく離婚手続きはしやすくなります。

離婚時に取り決めを行う項目は以下の通りです。

  • 財産分与
  • 慰謝料
  • 年金分割
  • 親権と親権から派生する子どもの養育費など

 

子なし離婚の場合は親権を争う必要がなく、夫婦間のことだけでよいため、離婚のハードルは低くなります。

離婚したい子なし女性が抱える問題

離婚したい子なしの女性は、下記のような問題を抱えています。

  • 子どもの問題 
  • 価値観や性格の不一致
  • DVや不貞行為

上記のような悩みが解決できずに離婚に至っています。

夫婦どちらかが子どもを欲しいと思っていない

夫婦にとって子どものことはとてもデリケートな問題です。

夫婦どちらかが子どもを欲しいと思っていないと離婚に発展しやすくなります。

 

どうしても意見が合わない場合はお互いの将来を考えて離婚に至るケースが多くなります。

価値観や性格の不一致

価値観や性格は簡単に変えることができないので離婚に至るケースが多いです。

一緒に生活すると、下記ような悩みが生じやすくなります。

  • 金銭感覚の違い
  • 生活習慣の違い
  • 生理的に合わない

 

などの価値観の違いや性格の不一致が誰でも一つや二つ出てくるものです。

相手と歩み寄ったり、修復を試みたりした結果、それでもストレスを感じる時はどんな些細な理由でも離婚に至ります。

生まれてから育った環境が違うので価値観、性格を変えることは難しく、それは相手もそうですが自分自身も同じです。

DV、モラハラ、不貞行為

最高裁判所の司法統計データによると妻からの離婚理由は下記のようになります。
  • 1位:性格の不一致
  • 2位:暴力をふるわれる
  • 3位:異性問題(不貞行為)

参考:司法統計データ(婚姻関係事件数)の申し立て動機

DV、不倫・浮気は離婚理由として十分です。

 

上記以外で、モラハラで悩んでいる方もいらっしゃると思います。

モラハラ(精神的な虐待)は自分がそう思っていても相手が認めず立証するのが難しい為、周囲から理解してもらえず悩んでいる方もいらっしゃると思います。

DV、モラハラは場合によりエスカレートしていくので身の安全を最優先にすることが大事です。

子なし離婚のメリット・デメリット

離婚する際に問題になるのが「お金」「財産分与」「親権」の3つです。

「親権」があると子供の養育費や子供との面会など取り決めることが発生ますが

子なし離婚では「親権」がないため夫婦間のことを話し合うだけで済みます

 

子なし離婚は当事者のみについて話し合うだけなので離婚のハードルは低くなります。

次は、子なし離婚のメリット・デメリットをまとめてみました。

子なし離婚のメリット

子なし離婚のメリットは以下のことがあげられます。

  • 離婚時に争う項目が少なく離婚成立しやすい
  • 離婚成立後は元配偶者との関係を切ることができる
  • 夫婦間の問題が解決ができれば、再婚、再就職など再出発しやすい

離婚時の話し合いはエネルギーが必要なので、争うことが一つでも少ないほうがいいですね。

子なし離婚のデメリット

子なし離婚のデメリットは大きく2つがあげられます。

  • 経済的に自立しなければならない
  • 離婚後の手続き(苗字が変わることで通帳や保険など変更手続き等)が煩雑

デメリットは子なし、子ありに関係なく離婚後自立できるかにあります。

ですが、準備しておけば対処できます。

 

子なし離婚のメリットを前向きに考えてみてください。

離婚に迷っているなら、離婚に一歩踏み出す勇気になるはずです。

離婚したい子なし女性が離婚を切り出す前にやる5つの準備

離婚を切り出した瞬間に、家を出ることになったり、生活費がストップしたり、離婚を切り出した側に不利なことが起こりかねません。

離婚を切り出す前に下記内容を参考に準備を始めましょう。

離婚後の経済的自立の準備

離婚後の生活設計を考えておきましょう。

毎月の生活費と住む場所は必ず確保する必要があります。

離婚後の経済的自立では、下記ポイント大切です。

 

  • 自分の収入では足りないときは事前に仕事を探したり、再就職しておく
  • 見通しが立たないときはひとまず実家に身を寄せる

将来を見据えて準備を始めましょう。

共有財産のリストアップ

離婚中に築いた夫婦共有の財産は分け合うという決まりがあり財産分与といいます。

夫婦共有の財産には、以下のようなものがあります。

  • 婚姻中に購入した自宅や不動産
  • 預貯金、有価証券
  • 退職金
  • 保険解約返戻金

 

どんな財産があり、名義はどうなっているのか詳しく調べておきましょう。

婚姻期間中に夫婦で築いた財産は名義に関係なく財産分与の対象となります。

別居が始まってしまうと調べるのが難しくなり、隠されてしまうケースもあるので、同居中に必ず確認してください。

相手に有責があるときは証拠の準備

離婚裁判する際に相手に有責があるときは証拠がないと立証できません。

不貞行為やDV、モラハラが離婚理由の時は慰謝料が請求できる可能性があるので証拠を確保しておきましょう。

準備する証拠を以下の通りまとめてみました。

不貞行為の場合

相手との不倫関係を証明する物が必要で、証拠としては次のようなものです。

  • 動画や写真などの映像(有力)
  • 友人や関係者からの証言
  • 手紙やメモ
  • 相手と会っていたことを証明できるレシート、領収書

DVの場合

DVは配偶者やパートナーから暴力を受けることで、性的暴力、経済的暴力(お金を渡さない)社会的隔離(友人や親などから隔離)もDVに該当します。

DVを立証する証拠は以下のようになります。

  • DVによるケガについての写真や診断書
  • DVの様子の記録(日記など日付を記入)
  • 動画や録音記録
  • 警察や行政への相談記録

モラハラ(モラル・ハラスメント)の場合

言葉や態度などで精神的に痛手を負わせる言動がモラハラです。

罵ったり、物を壊す、つきまとって監視したり、執拗に無視する、見下す、といったことを繰り返す行為をいいます。

 

モラハラを立証する証拠は以下のようになります。

  • 動画や録音記録
  • 相手の発言の記録(日記など日付を記入)
  • 警察や行政への相談記録
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの診断書

 

いずれの場合も一人で抱え込まずに、専門家に相談してください。

内閣府 DV相談プラス

内閣府のDV相談プラスは、SNSやメールで気軽に相談できます。

一人で暮らすメンタルを持つ

メンタルはすぐに強くなりません。

不安な気持ちになった時に相談できる人を作っておくことが大切です。

親兄弟友人、弁護士さんなど頼れる人に相談すると気持ちも落ち着きますよ。

 

不安や孤独を感じたらそのままにしないで、対処していくことで一人で暮らす自信になります。

離婚を切り出した後の事を予測して準備すれば、きっと冷静に対処できるはずです。

子なしで離婚する場合の手続きを解説

子なし子ありに関係なく離婚の手続きは次の3種類です。

  • 話合いできるなら協議離婚
  • 話合いができないときは調停離婚
  • 調停でも解決しない場合は裁判離婚

いずれの場合も、まずは専門家に相談することをお勧めします。

 

最初から弁護士など専門家に相談すれば確実です。

費用をかけたくない場合は、お住いの市区町村での相談窓口を利用する方法もあります。

話し合いで進められるなら協議離婚

協議離婚は夫婦間の話し合いで決める離婚のことで、お互いに離婚について合意していれば市区町村への離婚届の提出で成立します。

日本の離婚は約9割が協議離婚です。

費用もかからず手軽に手続きできますが、夫婦間で取り決めた財産分与や離婚条件が記録として残らずトラブルになりがちです。

 

トラブルを防ぐためには協議離婚書を作成すると良いでしょう。

話し合いが出来ない場合は調停離婚

夫婦間での話し合いが出来ない時は、調停離婚になります。

家庭裁判所の調停委員を挟んで、慰謝料や財産分与につての話合いを進めていく離婚のことを調停離婚といいます。

第三者が加わり、夫婦別席で行われるため、冷静に話を進めることができるというメリットもあります。

調停で解決しない場合は裁判離婚

調停離婚が不成立になった場合、裁判所に申し立てをして離婚裁判を行います。

弁護費用もかかり、裁判が終わるまで半年から2年と時間もかかるというデメリットもありますが裁判をすることで、下記ようなメリットもあります。

  • 判決書や和解調書が作成され、実行されなかったら強制執行。
  • 離婚判決が下れは相手が反抗しても離婚できる

 

離婚手続きについて悩んだらこちらのサイトを参考にしてください。

法務省のサイト

離婚したい子なし女性が知りたい離婚時に請求できるお金のこと

離婚するときに一番気がかりなのがお金のことですよね。

離婚で後悔していることの一番は「お金のこと」というアンケート結果もあります。

ですから、

「お金のこと」をしっかり対策しておけば後悔しない離婚につながる

ということになります。

 

離婚時に必ず請求できるのは夫婦の共有財産と年金(厚生年金)です。

状況により請求できるのは慰謝料と未払いの生活費となります。

解説していきます。

離婚時に必ず請求できるのは財産分与と年金分割

離婚時に財産分与と年金分割は必ず請求できます。

財産分与とは婚姻期間中に蓄えた夫婦の共有財産のことで平等に分与されます。

ただ注意点があり、家族生活のための住宅ローン、マイカーローンなどの負債も財産分与の対象となります。

 

年金分割とは、婚姻期間中の年金保険料のうち厚生年金を分割してそれぞれの年金とすることができる制度です。

ただし、財産分与も年金分割も離婚成立から2年過ぎると請求できなくなります。

離婚時に状況により請求できるのは慰謝料と未払いの生活費

離婚慰謝料は「相手が違法行為により離婚原因を作った場合」に発生します。

たとえば、不貞や悪意の遺棄、DVなどがあったケースです。

 

悪意の遺棄とは法律で定められた離婚理由で、以下のようなケースをいいます。

  • 生活費を渡さない
  • 正当な理由がない別居
  • 健康なのに働かない

このような時に、未払いの生活費がある場合は、財産分与の際に婚姻期間中の未払いが考慮され財産分与に上乗せされるケースもあります。

 

財産分与や慰謝料などお金のことは夫婦だけの話合いで解決しないこともあります。

まずは専門家に相談してみるのが得策です。

離婚弁護士相談リンク

 

弁護士にお困りの方は、こちらのサイトでは信頼できる弁護士の選び方を解説しています。

参考にしてみてください。

子なし離婚を経験した方の声

子なしで離婚した方々はその後どうしているのでしょうか?

そこが知りたいのが本音ではないでしょうか。

 

子なし離婚を経験された、こんなお二人がいらっしゃいます。

  • 新たな目標にチャレンジしている
  • 再婚して二児のお母さんになっている

お二人の声を紹介しますね。

子なしの離婚の後、新たな目標が決まりチャレンジしている方

再婚しないで将来を考えて新しい仕事にチャレンジを始めた方をご紹介します。

離婚してからは本当に気持ちが楽になりましたよ。離婚するまではバツイチになる不安はありましたし、生活面もどうなるのか分からない不安でいっぱいでしたが、離婚したらしたで、何とかなるものだと思います。

こんな時代、何か手に職をつけないとと思い、看護師になることを目標に来年から看護学校に進学することになりました。

出典:yahoo知恵袋

 

最初は不安でいっぱいだったようですが、何とかなるものですね。

それより、新しいことにチャレンジするワクワク感が伝わってきます。

子どもが理由で離婚その後再婚して二児のお母になっている方

子なしで離婚してその後再婚、今は二児の母となっている方を紹介します。

子どもが欲しかったけど、前夫に子作り拒否されたせいで離婚したので、恋愛も再婚もする気満々でした。

離婚後半年で婚活を始めて、三ヶ月ぐらいで今の夫と知り合い、一年半後に再婚しました。

今は専業主婦しながら幼児二人の育児で忙しくしています。

出典:Yahoo知恵袋より

離婚は人生のプラス要素になります。

離婚を経験されたからこそ価値観の合う方と巡り会えたのですね。

 

離婚して一人になるのは確かに不安です。

ですがそこを乗り越えてキラキラしている方がいるのはとても励みになりますね。

まとめ

離婚したい子なし女性が離婚を切り出す前に準備しておくことは以下のことでした。

  • 子なし子ありに関わらす、30代から40代で再出発を考え離婚する人が多い
  • 子なし離婚は親権を争うことがないので離婚のハードルは低い
  • 子どもに関する意見の違い、価値観、性格の不一致、DV、モラハラ、不貞行為が離婚する理由となっている
  • 離婚を切り出す前に自分が不利にならないために5つの準備をする
  • 離婚手続きで悩んだ時は最寄りの市区町村の相談窓口や弁護士に相談する
  • 離婚時に必ず請求できるのは財産分与と年金分与、状況により請求できるのは慰謝料と未払いの生活費

離婚にはエネルギーが必要ですし、離婚後の見通しが付かないため「不安」になります。

「不安」についてこんな研究結果があります。

 

人間が不安に思うことの80パーセントは実際には起こらない。

残り20パーセントのうちの16パーセントは準備すれば解決できること。

最後の4パーセントだけが解決できない不安だそうです。

 

離婚に対する不安をを具体的にして準備することで乗り越えられそうですね。

すでに沢山の方が離婚後自立して、自由なライフスタイルを手にしています。

 

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