「離婚したいけれど我慢している人の体験談が知りたい!」
「離婚したいけれど我慢するべきなのだろうか?」
「離婚したいけれど我慢するのは正しい選択?」
などとお考えではありませんか。
離婚したいと思っても、さまざまな理由からすぐに離婚するのが難しい方もおられるでしょう。
離婚するべきか、それとも我慢して結婚生活を続けるか、難しい決断ですよね。
当記事では
- 離婚したいけど我慢している人の体験談5選
- 離婚したいけど我慢すべき?迷った時の判断基準
- 離婚するか我慢するか迷った時のNG行動
といった内容を徹底解説していきます。
離婚したいけれど、我慢した方がいいのかとお悩みの方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、離婚したいときに我慢するべきかどうかの判断基準がきっと分かるはずです。
離婚したいけど我慢している人の体験談5選
離婚したいけれど我慢している人の体験談は気になりますよね。
どんな理由で我慢しているのか、また我慢しながらどのように生活しているのか、知りたいと思うことでしょう。
ネット上では
- 「旦那に期待しない」をモットーに生きている
- 子供に罪悪感を持ちたくない
- 金銭的な理由で仕方なく我慢している
- めんどくさいので離婚はしていない
- 世間体だけを理由に我慢している
といった声が寄せられていました。
それぞれの声を詳しくご紹介していきます。
「旦那に期待しない」をモットーに生きている
「旦那に期待しない」ことで、共同生活を続けている人がいました。
私は「旦那に期待しない」をモットーに生きています。
何かして欲しい、というよりは「なんで気がついてくれないの?」って思ってイライラしてしまう。
ですから「お金を稼いでくれるだけでありがたい、他のことはいないものとして考える」ようになってきました。
子供が熱を出したときも、体調が悪いときも 旦那を頼るから腹が立つ。
なんというか・・・あきらめでしょうか。
確かに相手に期待すると、期待通りの行動をしてくれなかった時にがっかりしてしまいます。
と悲しくなってしまうことでしょう。
しかし自分にとっての「当たり前」が夫も「当たり前」とは限りません。
夫に期待しないことで、落胆やショックを避けることが可能になることもあります。
子供に罪悪感を持ちたくない
「子供に罪悪感を持ちたくない」という理由もありました。
私の場合、離婚した事によって子供に罪悪感を
持ちたくないからです。
生きてれば辛い事も腐るくらいあるし、暴れたくなる時も
それはあるけど、だけどお母さんはする事をして来たし
我慢もしたし、出来た。と堂々と子供に言いたいからです。
ただ、命に関わる事とか子供の成長に危害が及ぶとか
借金とかそういったケースは別だと思いますけど。
離婚すると、子供に対して
と思ってしまうこともあるでしょう。
自分がそう思ってしまう事態を避けるために、離婚せずに我慢するという方もいます。
ただし上記の方もおっしゃっているように、暴力などの行為がある場合はすぐに離婚するべきです。
金銭的な理由で仕方なく我慢している
やはり「金銭面」は大きな理由になります。
もう離婚していますが、五年間別れませんでした。理由は金銭的なものです。今は昼間は証券会社で営業をしており、普通以上には稼ぎますが、夫が私の給料を管理しているので自分の貯金なども不可能。お金が必要なときは夫に使い道を言ってからだし、別途生活費(食費や雑費)は5万もらうだけ。両親も頼れなかったので、家を借りたりなど自分で生活していく基盤を作ることが出来ず、仕方なく一緒にいました。
夫が妻のお金を管理していると、すぐに離婚するのは難しいでしょう。
特に専業主婦だと、自由に使えるお金がありません。
弁護士に相談すると、解決策が見つかる可能性もありますよ。
めんどくさいので離婚はしていない
離婚が「面倒」だという理由で、我慢している人もいるようです。
世の中の離婚したい女性に比べて、自分は簡単に離婚できる状況だと思っています。
それでも離婚してないのは、財産分与して引っ越しして諸々手続きして・・・というのが、正直めんどくさいというのと、結婚で失敗し猛烈に後悔したので、自分は離婚してもこれまた後悔するんじゃないかという恐怖(大きな決断をする自信がない)。
スムーズに離婚が成立するとは限りません。
離婚の手続きや話し合いは確かに面倒なことが多いでしょう。
世間体だけを理由に我慢している
世間体だけを理由に、結婚生活を続けている人もいます。
世間体です
ただそれだけです
つまらないです
上記は
という質問に対して寄せられた返答です。
昔よりも離婚が一般的になってきたとはいえ、まだまだ離婚に対して偏見の目を持つ人もいます。
離婚理由を詮索されることもあるでしょう。
世間体や親族からの目を気にして、離婚に踏み切れないのも無理はありません。
離婚したいけど我慢すべき?迷った時の判断基準
離婚するべきか、それとも我慢するべきか迷うこともありますよね。
迷ったときは下記の判断基準を参考にしてください。
- DVやモラハラの有無
- 子供への影響
- 経済的に自立できているか
- 証拠の有無
- お互いの健康状態
それぞれの判断基準を詳しくみていきましょう。
DVやモラハラの有無
まずは「DVやモラハラの有無」です。
身体的暴力であるDVはもちろん、モラハラの場合もできるだけ早く離婚を検討すべきでしょう。
モラハラとは、モラルハラスメントの略です。
モラルとは倫理や道徳といった意味であり、ハラスメントは嫌がらせといった意味ですから、倫理や道徳に反した嫌がらせ、という意味合いです。具体的には、相手を無視したり暴言を吐いたり、にらみつけたり、嫌みを言ったり嫌がらせをしたり、馬鹿にしたりして相手を貶めたり不機嫌にふるまったりする言動をとることです。
モラハラは直接的に命の危険が及ぶわけではありません。
しかしながら精神的に追い詰められ、うつ病などの精神疾患を患う可能性があります。
適切な治療を受ければモラハラは治りますが、そのためには本人に自覚させなければなりません。
すでにモラハラ気質の夫に、モラハラを自覚させるのは至難の業でしょう。
DVやモラハラがあれば、できるだけ早く離婚を検討しましょう。
子供への影響
次に「子供への影響」も考えてみてください。
夫との関係が悪くても
と思ってしまう妻は少なくありません。
しかしながら無理して結婚生活を続けることが、必ずしも子供のためになるとは限らないのです。
たとえば常に喧嘩の絶えない夫婦であれば、家庭内は険悪な雰囲気になります。
夫婦喧嘩の多い家庭で育った子供は「アダルトチルドレン」になる可能性もあるので注意しましょう。
アダルト・チルドレン(Adult Children:以下AC)とは、子どものころに、家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、そしておとなになった人たちを指します。子どものころの家庭の経験をひきずり、現在生きる上で支障があると思われる人たちのことです。
アダルトチルドレンになってしまうと、将来に大きな影響を及ぼします。
表面上は仲の良い夫婦を演じられるのであれば別ですが、喧嘩が絶えないのであれば離婚を決断するのも子供のためといえるでしょう。
経済的に自立できているか
「経済的に自立できているか」どうかも、決断ポイントのひとつです。
離婚をすれば、もちろん夫の収入には頼れなくなってしまいます。
夫婦共働きで、妻も十分は給料をもらっていれば離婚後も安定した生活水準を保てるでしょう。
しかしながら夫が多く稼いでいたり、妻が専業主婦の場合は今のようには生活できなくなる可能性があります。
証拠の有無
「証拠の有無」によっても、離婚を有利に進められるかどうかが変わってきます。
特に夫の浮気が理由の場合、証拠が集まるまでは我慢して結婚生活を続けた方がいいでしょう。
証拠があれば、慰謝料請求が可能になります。
また慰謝料請求だけでなく、あなた主導で有利に離婚を進められるようになるでしょう。
弁護士に相談しながら、早めに離婚するようにしましょう。
お互いの健康状態
「お互いの健康状態」も判断基準になります。
夫婦仲が悪いと、一緒に暮らしていくのはストレスになるものです。
ストレスが溜まれば、体に不調が生じるようになるのも無理はありません。
たとえば
などの症状が現れる可能性があります。
我慢しすぎると症状が悪化する危険もあるので注意しましょう。
離婚するか我慢するか迷った時のNG行動
すぐに「離婚」という決断ができないのは自然なことです。
スムーズに決まるとは限りませんし、切り出すのも勇気がいることでしょう。
我慢して結婚生活を続けるとしても、下記の言動には注意してください。
- 一人で悩む
- 勢いで離婚する
- 無断で家を出る
- 家事や育児をストライキする
それぞれの注意点を詳しくみていきましょう。
一人で悩む
まずは「一人で悩む」ことです。
夫婦の問題ですし、そう簡単に周りに相談できないのも無理のないことでしょう。
しかし一人で悩んでいると、次第に自分を追い込んでしまいます。
一人で悩むのではなく、誰かに相談してみてください。
言いにくい問題であれば、弁護士や厚生労働省の電話相談窓口がおすすめです。
勢いで離婚する
「勢いで離婚する」ことは避けましょう。
売り言葉に買い言葉で、ついつい
と言いたくなってしまうこともありますよね。
しかし勢いで離婚すると、後悔する可能性が高くなるので注意が必要です。
と思ったときはまず冷静になりましょう。
事前準備をしてから離婚することが、後悔のない離婚への鍵となります。
無断で家を出る
「無断で家を出る」という行為もNGです。
という気持ちから、家を飛び出したくなることもあるでしょう。
しかし無断で家を出ると、離婚の際に不利になる可能性があります。
なぜなら夫婦には法律で定められた「同居義務」があるからです。
(同居、協力及び扶助の義務)
第七百五十二条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。
もちろん暴力やモラハラなどがあれば、同居義務違反とはなりません。
しかしながら正当な理由がないのに家を出ると、同居義務違反となる可能性があるので注意してください。
家事や育児をストライキする
最後は「家事や育児をストライキする」ことです。
たとえ夫とうまくいっていなくても、育児をストライキすることは間違っています。
育児放棄とみなされれば、子供の親権を取ることもできなくなるでしょう。
また家事のストライキも、長期的に続けば「悪意の遺棄」となります。
(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
2 裁判所は、前項第一号から第四号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。
まとめ
離婚したいけれど我慢している人の体験談として、ネット上では
- 「旦那に期待しない」をモットーに生きている
- 子供に罪悪感を持ちたくない
- 金銭的な理由で仕方なく我慢している
- めんどくさいので離婚はしていない
- 世間体だけを理由に我慢している
といった声が寄せられていました。
離婚を迷ったときは下記の判断基準を参考にしてください。
- DVやモラハラの有無
- 子供への影響
- 経済的に自立できているか
- 証拠の有無
- お互いの健康状態
離婚したいという気持ちを抱えながら、我慢して一緒に生活していくのは辛いですよね。
とはいえ、さまざまな理由から簡単には離婚できない方もおられるでしょう。
まずは離婚のメリットとデメリットを挙げてみてください。
お金がなくて離婚ができない方は、下記の記事も参考にしてください。
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