「離婚したい!」結婚して旦那と一緒に生活してみると、時々考えてしまうこともあるのではないでしょうか?
しかし、離婚というのは気軽に誰かに相談しづらく、1人で解決しようとたくさん調べたりして、結局何も分からないまま結婚生活を我慢してしまう人もいますよね。
そこで今回は、知恵袋で見つけた実際に離婚を決意した妻たちの体験談と、主に以下の3点について紹介します。
- 離婚の種類と離婚できる可能性について
- 円滑な離婚に向けての取り組み
- 離婚したくてもできない理由
ぜひ、最後まで読んで離婚の手続きや対処法の参考にしてくださいね。
知恵袋で見つけた離婚をしたいと決意したきっかけは?
離婚したいと思うきっかけは、人によって事情がいろいろとありますよね。
旦那との関係や義理の家族との関係、性格的な問題など状況により人それぞれ違います。そこで今回は、知恵袋で見つけた実際に離婚を決意した妻たちの声を参考に、ご紹介していきます。
性格の不一致
長年離婚原因で男女ともにランキングで1位になっているのが、夫婦の性格の不一致です。
知恵袋にも旦那さんの性格を理解しようと、我慢しながら生活をして、離婚を決意した方もいらっしゃいます。
性格の不一致から夫との離婚を考えています。性格が合わないくらい我慢しないと・・と自分にいい聞かせ何年も我慢してきましたが、
ついに体調を崩しうつ病になってしまいました。休職し自宅療養中です。
こちらの相談者さんのように、旦那さんのことを理解しようと、長年我慢してしまう人も多いのではないでしょうか?我慢も長い間続いてしまうと、体調を崩しかねません。
些細なことで喧嘩になり、意見の衝突が増えるたびに精神的にも大変な思いをします。
旦那の裏切り行為があった
旦那の裏切り行為とはつまり浮気のことです。浮気が原因で夫婦仲が冷え切った場合も、離婚を決意する大きな原因になります。
浮気を理由に離婚するためには浮気の証拠が必要なのでしょうか?
度重なる夫の浮気が原因で夫婦の仲が冷え切っています。もう限界ですので離婚したいのですが、慰謝料と財産分与は受けたいです。
浮気は、たった1度でもしてしまうと「また、浮気をしているのではないか?」など、夫婦仲や信頼関係にも、大きな影響を与えます。
旦那からのモラルハラスメントとDV
旦那さんから精神的に追い詰められたことで、離婚の原因となる理由で最も多いのがモラルハラスメントとDV(ドメスティックバイオレンス)です。
特にモラルハラスメントは、ここ近年で女性が離婚を決意する理由として、増えています。
DVとの違いも下記の記事で少し触れていますので、参考にしてください。
モラルハラスメントで精神的に追い詰められた
旦那さんからのハラスメントと聞いて「モラハラ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?モラハラで精神的に追い詰められ、離婚を決意する人もいます。
DV(ドメスティックバイオレンス)との違いは、身体的暴力がDV、精神的暴力がモラハラです。
モラハラ夫と離婚したいです。
しかし、私は自分の感情を普段旦那に言えないので、旦那は良い夫婦関係だと思っていると思います。
私が勝手に1人で気持ちが冷めてしまっています。
そういう関係性で離婚にいたった方っていらっしゃいますか??
精神的に辛いです…。
最後の一言からも、本当に精神的に辛いことがよく伝わりますよね。
日常的にDVがあった
DV(ドメスティックバイオレンス・家庭内暴力)も離婚を決意する大きな原因です。
DVは大きく分けて4つあります。
- 殴るなどの暴力行為
- モラハラと近い精神的暴力行為
- 性的行為を強制する
- お金を一切渡さずに経済的に束縛する行為
知恵袋にも実際に暴力行為が原因で、離婚をしたいと考えている人がいました。
離婚したい!するべき?
毎日離婚したいと思っています。
夫は昔から短気で暴力的な性格で
結婚後に何度か家を追い出されたり、暴力に近い事をされた事があります。
DVは暴力行為があっても、落ち着いたときに優しくされたりして、愛情が捨てきれずに離婚に踏み切ることができない人もいます。
しかし、こちらの相談者さんのように、毎日考えてようやく決意できる人もいます。
金銭的な問題
旦那さんに借金が発覚したり、浪費癖があったりして未来に不安を感じることもありますよね。金銭的な問題は、結婚した後に夫婦間の大きな問題になることで離婚になるケースもあります。
借金と金銭感覚の2点について、離婚を決意した実際の声をお伝えします。
借金が発覚して離婚を決意
ある日突然、旦那さんに借金があったことが発覚し、急に将来が不安になり離婚を決意したケースです。
旦那の借金で離婚を考えています。
旦那が5社から総額350万円
光熱費や家のローン(持ち家)や税金等30万滞納
子供の学資保険を勝手に解約し200万使い切っていました。
こちらの知恵袋の相談者さんのように、借金だけではなく税金の滞納や、子供の保険を勝手に解約をするなどお金の問題は借金以外にもいくつかあります。
金銭感覚の違いで離婚を決意
金銭感覚が合わないことや、結婚する前の浪費癖が抜けずに家計に負担をかけることも原因です。
浪費癖の夫と離婚したいです。
夫はストレスがたまると浪費してしまう癖があります。
しかも凄い金額で1ヶ月で10万です。
旦那さんの浪費癖は、家計を支える妻の立場で考えれば、大きなストレスです。
結果、離婚を決意することになります。
家族間の問題
家族間の問題は、多くは家庭をかえりみない夫が原因です。
特に、小さなお子様がいる場合は、1人で家事から子育てまですることになり、ストレスも多いです。
マザコンで家庭をかえりみない夫ともうすぐ離婚します。
お子さんがいなくても、やはり家庭をかえりみない夫は、離婚したくなりますよね。
2人だけの時間が取れないのも、夫婦関係の破綻になりかねないといえます。
義理実家との関係
義理実家との関係も複雑なことが多く、離婚の原因になります。
嫁姑の問題や他の義理家族との関係、話しても理解してくれない夫への嫌気など、義理家族との関係で妻が受けるストレスは膨大です。
離婚したい。
1歳未満の子供がいます。旦那はなんでも親に甘えるタイプです。義理実家が近所なので土日は必ず会うことになります。義理姉は暇だと仕事終わりに急にウチにきます。週に3回くらいくることもあります。
義理実家が近いことで、頻繁に会う機会が増え神経も使うことも多く、人によってはストレスですよね。
また、旦那さんが義理の親に頼る性格だと、話を聞いてくれる人もいないのでストレスが溜まり離婚を選んでしまう人もいます。
離婚の種類と離婚できる可能性があるかどうか
日本の離婚手続きには、協議離婚・調停離婚・裁判離婚の3種類があります。
それぞれの、離婚手続きの特徴と離婚できる可能性があるのかまとめてみました。
協議離婚で離婚は可能か
協議離婚で離婚する場合は、お互いの合意があれば離婚できる可能性が高いです。
最も多い離婚の方法は、協議離婚です。
調停離婚で離婚は可能か
調停離婚も、離婚ができる可能性が高いです。協議離婚と同じく、お互いの合意が必要です。
協議離婚との違いは、夫婦間の話し合いでお互いが離婚に合意できなかったときに、調停委員を交えて離婚手続きをします。
裁判離婚で離婚は可能か
裁判離婚は、裁判所の判決により離婚を成立させることが可能です。
協議離婚と調停離婚でお互いの合意が得られなかった場合に裁判離婚をします。
裁判離婚とは、裁判を起こして離婚する方法です。裁判を起こす理由が必要になりますが、裁判離婚を起こす理由は以下の5点にまとめられています。
- 相手の不貞行為(第三者との性行為)があったとき
- 相手から悪意で遺棄されたとき(正当な理由もなく同居・協力・扶助の義務を怠ること)
- 相手の生死が3年以上明らかでないとき
- 相手が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
- その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき
時間や費用はかかりますが、裁判によって離婚を成立できる可能性は高いです。
円滑な離婚に向けて取り組むこと
離婚を決意したとき、なるべく円滑に離婚手続きを終えたいですよね。
離婚手続き中方でも、円滑に離婚手続きが踏めるようにポイントを4点にまとめました。
旦那さんと話し合いをする
協議離婚と調停離婚をするときに最も重要なのが話し合いです。お互いの合意なしに離婚はできません。
事前に離婚の意思を旦那さんに伝えて、夫婦で話し合いできる時間を持つことが、円滑に離婚に向けての準備になります。
離婚に向けて証拠をつかんでおく
旦那さんの不貞行為や、借金の発覚などの裏切り行為があったときは、必ず証拠をつかんでおきましょう。
例えば、離婚であれば不貞行為の証拠が必要ですし、DVやモラハラであれば実際に被害を受けたときの音声の録音などの証拠をつかんでおくと離婚が成立しやすいです。
以下のサイトに状況別の証拠集めの方法が、分かりやすくまとめて載っているので、参考にしてみてください。
経済的不安解消のため仕事をしておく
専業主婦や、パートで働いている方の多くは、離婚後の経済的不安があるのではないでしょうか?
年齢や過去の職歴、小さいお子様がいたりと人によって状況が変わってきますが、経済的不安のために働いておくことは重要です。
離婚した場合、住居はもちろん日々の生活費もご自身で養う必要があります。
もちろん、財産分与や慰謝料などで、ある程度生活できる可能性はありますが、将来のことを考えるのであれば就職して安定収入を得られていた方がいいでしょう。
弁護士に相談する
ご自身で離婚手続きするのは、不安という方は弁護士に相談するのが最善の解決策です。
時間と費用がかかりますが、確実な解決策です。
この記事の最後に、おすすめの弁護士事務所を紹介していますので、参考にしてください。
離婚したくてもできない理由
離婚したい!と決意しても離婚できない理由も人それぞれあります。
そこで、離婚できない理由を以下の3点をポイントに紹介していきます。
子供がいるから別れられない
離婚したくてもできない理由で、よく聞くのがお子様がいるので別れられないという理由です。
確かに、小さなお子様がいるご家庭は離婚すると、子育ても家のことも仕事も全て1人ですることになります。
専業主婦やパートで今すぐの離婚は難しい
専業主婦やパート勤めの方は、経済的理由ですぐの離婚は難しいですよね。
実際知恵袋にも、同じように経済的事情で離婚を離婚を踏みとどまっている方がいらっしゃいました。
専業主婦で離婚された方に伺いたいです。
旦那は定年直前です。
離婚したら、経済的に不安じゃないですか?
女としては、離婚せずにある程度我慢。好きにさせてもらった方がよいでしょうか?
それとも、財産分与して離婚しても生活には困らないでしょうか?
知恵袋の相談者さんのように、専業主婦の方は経済的事情でとても悩まれることが多いですよね。
専業主婦の方は、離婚する前に経済的な部分を、1度冷静に考える必要があります。
夫との関係を見直したい
夫との関係を見直して、1から再出発したいと考える人もいます。
こじれた夫婦関係でも、自分から歩み寄り夫婦関係を改善しようとした方もいらっしゃいます。
夫婦じゃなくて普段の人間関係でも、少しずつどちらかが歩み寄ることで、関係が良くなることはありますよね。
努力で夫婦関係を修復した妻たちの体験談3選
離婚したいと決意しても、寸前で離婚回避できたというお話もあります。
離婚回避のために、夫婦の関係修復を考えて行動に移した妻たちの実際の体験談をご紹介します。
週末婚で関係修復
知恵袋のアンサーの中に、距離を置いて関係修復をした方がいました。
一度お互いを見直すために「週末婚」にしました。
離婚を前提とした別居ではなく、関係修復のための週末婚です。
ただし子はいなかったので同居に戻るのが容易だったのかもしれませんが。
1度距離を置くことで、お互いが自分自身の行動を見つめ直し、1からスタートできることもあります。
浮気で離婚寸前から、関係修復
浮気されたにもかかわらず、離婚寸前の状態から関係修復にまで至った素晴らしい体験談を紹介します。
一度、浮気されたことを忘れて笑顔で夫を迎え、会話を純粋に楽しみ、夫が働いて家庭を作ってくれていることへの感謝を伝えました。
するとそれまで頑なだった夫の態度が一変し、初めて浮気を謝罪し許してもらえるなら私とやり直したいと言ってくれたのです。
浮気は離婚に結びつくことがほとんどですが、1度浮気されたことを忘れて笑顔で夫を迎えるというとても寛大な行動をした方もいます。
借金で離婚寸前から関係修復
借金などの金銭的事情を理由に離婚をする人も多い中、夫婦で協力して離婚を回避した方もいらっしゃいました。
夫が事業に失敗して借金を抱えてしまった。同時に家に帰ってこなくなり生活費もくれない状況に。何とかまた働いてほしいと訴えても言うことを聞いてくれず、毎日ふらふらとしているばかりでした。(中略)
男の人は悩みを自分からは言い出しにくいもの。こちらから話しやすい環境を作って受け入れる姿勢でいると安心するようです。
今では仕事の話もしてくれるようになり、前よりも絆の深い夫婦に復活しました。
離婚を回避するだけではなく、お互いが歩み寄ることで、前よりも絆が深くなることもあります。
ぜひ、参考にしてみてください。
無料で相談できる弁護士事務所3選
無料で相談できる弁護士サイトを3つご紹介します。少しでも気になることがあれば、ぜひ相談してみてください。
まとめ
今回は離婚したい妻たちの声を、知恵袋で見つけた体験談をもとに紹介しました。
記事をまとめると以下の3点です。
- 離婚を決意したきっかけは、夫の性格の問題、金銭的事情、家族関係の問題
- 離婚は、協議・調停・裁判離婚があり、どの方法も離婚できる可能性がある
- 人によって離婚できない理由がある人や、離婚回避した人もいる
離婚決意した方に向けて、弁護士事務所の紹介も載せたので、ご自身で動く自信のない方はぜひ、無料で相談可能な弁護士への相談も検討されてみてください。
また、全国からお住まいの地域の弁護士が探せる、弁護士サイトも紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
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