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夫のクレジットカードで家計を管理したい!支払いをクレジットカードにまとめよう!

近年、日本もキャッシュレス化が進みクレジットカードを使う人が増えてきました。

確かにクレジットカードを使うと、買い物の利用明細があるため管理しやすいです。

そこで活用したいところですが、夫のクレジットカードを使うわけにはいかないため、不便なこともあります。

 

そこで、クレジットカードを使って家計管理するためのヒントを提案してみたいと思います。

  • 夫名義のクレジットカードを妻が使うのはNG!
  • クレジットカードは本人以外は使用不可
  • 本人以外が使うとどうなるの?
  • クレジットカードで家計を管理
  • 家族カードで夫婦共通の出費を管理する
  • 夫・妻の個人的な出費はそれぞれのクレジットカードを使用する!

コロナや原油価格高騰などで値上がりラッシュのこの機会に、クレジットカードを使って賢くお金を管理してみましょう。

夫名義のクレジットカードを妻が使うのはNG!

クレジットカードは、カードに記載されている本人のみが利用可能です。

本人以外が使うと規約違反となります。

 

クレジットカードの持ち主が許可したとしても、使用することは出来ません。

それは、妻であっても同じことです。

クレジットカードは「名義人以外は使用できない」のが原則!

各クレジットカード会社の規約を確認すると、カードに記載されている名前の本人のみが使用できることが記載されています。

本来クレジットカードはカード会社より貸与されているものです。

よって、貸与されているクレジットカードの所有権はカード会社にあります。

 

例えば楽天カードの規約は下記のように記載されています。

第3条(カードの貸与・管理・有効期限)

2.カードの所有権は当社に属します。会員は、当社よりカードが貸与された場合は、直ちにカードの署名欄に自署しなければなりません。会員は善良なる管理者の注意をもってカード及びカード情報を使用・保管・管理をするものとします。

3.カードは、カード券面上に会員氏名が表示され、所定の署名欄に自署した会員のみが利用でき、他人に貸与・預入・譲渡・質入又は担保提供等に利用する等第三者への占有の移転は一切できません。

4.前2項に違反してカード及びカード情報が他人に使用されたことにより生じる一切の債務については、本規約を適用し、すべて会員がその責任を負うものとします。

出典:カード会員規約|楽天カード (rakuten-card.co.jp)

他のクレジットカード会社でも同じような記載があります。

 

ですから、夫のクレジットカードであっても妻が使うことはNGです。

本人以外が使うとどうなるの?

クレジットカードの名義人以外が使用すると、規約に違反したことになります。

もしカード会社に知られると、下記のようなことになりかねません。

  • 利用停止や強制退会になる可能性あり
  • 不正利用のトラブルの対象にならない

 

そんなことにならないためにも、名義人以外が使用しないようにしましょう。

利用停止や強制退会になる可能性あり

クレジットカードを契約する際に「本人以外にカードを使用しない」という規約に同意して申し込んでいるにも関わらず、契約違反をしたわけですから「利用停止」や「強制退会」になる可能性があります。

決済時に名義者本人であることを問われていた場合(サインや暗証番号の入力)、詐欺罪を問われることになります。

 

悪質な場合や常習犯であると判断されると利用停止や強制退会となってしまうことがあるでしょう。

楽天カードでは下記のように記載されています。

第19条(カード利用の停止、会員資格取消し)

  1. 会員が、支払いを怠る等本規約に違反した場合、違反するおそれがある場合、会員のカード利用状況について、換金目的とした商品購入の疑いがある等不適当又は不審があると当社が認めた場合、前条の再審査に協力しない場合、再審査の結果によりカード利用の継続が不適切であると当社が認めた場合、当社が認識した一切の事由(カードの紛失、盗難、第三者による拾得等を含む。)に起因して不正被害を未然に防止する必要があると当社が認めた場合、その他当社が必要と判断した場合には、当社は会員に通知することなく次の措置をとることができるものとします。
    1. カードの利用断り。
    2. カードの利用停止(カードショッピングの全部又は一部の利用停止、カードキャッシングの全部又は一部の利用停止及びカード付帯サービス・機能の全部又は一部の利用停止を含む)。
    3. 加盟店等に対する当該カードの無効通知。
    4. 当社が必要と認めた法的措置。

出典:カード会員規約|楽天カード (rakuten-card.co.jp)

 

お店でいきなりクレジットカードが使えないなんてことにならないためにも、名義人以外が使用することはやめましょう。

不正利用のトラブルの補償対象にならない

クレジットカードは万が一不正利用された場合は、全額補償されます。

ですが、他人にカードを貸したことが原因で不正利用などのトラブルが起こった場合にはカード会社は一切補償してくれません

したがって、すべてカードの名義人が責任を負うことになります。

 

サインが不要だからと言って使用することもやめましょう。

トラブルが起こってからでは遅いです。

クレジットカードで家計を賢く管理するには?

クレジットカードで家計を管理するには、どうすればよいのでしょうか?

どうしても現金で支払いが必要な場合もありますが、最近にはクレジットカード支払いに出来るものも多くあります。

  • 電気代・ガス代
  • 生命保険などの保険料
  • 電話代・インターネット使用料
  • 新聞代   等

 

これらをクレジットカードに変更して、管理すると無駄がわかるかもしれません。

固定費はクレジットカードで支払う

毎月の電気代やガス代といった固定費はクレジットカード払いに変更してみましょう。

銀行口座からの引き落としだと毎月の金額の比較なんて通帳をみて確認することはあまりありませんが、カード明細に記載されているとわかりやすいです。

「先月8,000円だった電気代が今月は10,000円になってる!」なんてこともわかりやすいので、なにが原因か考える手立てになります。

 

固定費をクレジットカード支払いにまとめることによって毎月の支出が把握しやすいです。

吐出してカード代が多い月は原因を探すのにも便利なので、無駄な出費を管理することも出来ると思います。

スマホ決済の支払いもクレジットカードを登録

最近ではクレジットカードの支払いよりスマホ決済できるお店が増えてきています

少額だとクレジットカードを使用するのを控えることも多いですが、スマホ決済だと使いやすいです。

 

でも、お店でいざ支払いをしようとしたら金額が足りないなんてこともよくあります。

そこで、スマホ決済のチャージや支払いの登録をクレジットカードにしましょう。

 

現金がなくてもスムーズにチャージ出来ますし、支払いをまとめることが出来るので毎月の金額も把握しやすいです。

例えば楽天PayやPayPayのあと払いだとチャージせずに、カードでまとめて支払えます。

スマホアプリでクレジットカードの利用をこまめに確認する

支払いをクレジットカードにすると手元にある現金が減らないためいくら使ったのかわからないくて困るということをよく耳にします。

そこで活用したいのが、クレジットカードのスマホアプリです。

 

ほとんどのカード会社にスマホで管理できるアプリがあります。

使用してすぐには利用明細に反映されませんが、早ければ2~3日で明細に追加されることが多いです。

 

以前のように利用明細書が紙で郵送されていたころだと「これ何を買ったっけ?」なんて思うこともありましたが、いつでも確認できることで買い物をコントロールすることができます。

今月は買い物を多くしたので出費が多かったから、来月は外食するのはやめよう
来月は旅行に行くから今月は買い物を少し控えて、お土産代にしよう

なんて計画することもできます。

 

アプリを確認することで利用金額を把握することができるので、お金を使いすぎることも防げると思います。

家族カードで夫婦共通の出費を管理する!

では、どういったカード使い方をするのがよいのでしょうか?

生活費は夫の銀行口座から引き落としたいけど、普段の買い物に夫のクレジットカードを使うことはできません

 

そこで活用したいのが家族カードです。

クレジットカードの引き落とし口座はカード名義本人のものとなっているところが大半なので、夫を本会員カードにし妻を家族カードとすると支払いをまとめることができます。

こうすることで、普段の買い物を夫のクレジットカードですることなくそれでいて、夫の口座から引き落とせるので簡単です。

 

ただ、家族カードを使うにあたってメリットとデメリットがあります。

どういったものなのか、確認してみましょう。

家族カードを使うメリットとは?

家族カードを使うメリットとは下記のようなことがあります。

  • 生活費をまとめることで、家計を管理しやすい
  • 夫婦共通の出費を管理できる
  • 利用額をまとめることで、ポイントやマイルを効率よく貯められる
  • 年会費を抑えることができる
  • 使いすぎをセーブすることができる

固定費(電気代・ガス代など)をまとめるのはもちろん、日々のスーパーなどでの買い物もまとめることで金額を確認しやすくなります。

 

カードのポイントは、別々のカードを使用しているとそれぞれでポイントがあるため利用しづらいことがありますが、まとめてポイントが貯まればポイントで買い物することができますし、ポイントの種類によっては投資や運用といった貯蓄にすることも可能です。

例えば、楽天カードは楽天ポイントを「楽天ポイント運用」することでポイントをさらに増やすこともできますし、「楽天証券」で実際に投資することもできます。

 

クレジットカードをまとめることで、夫の無駄遣いもこれで一目瞭然です(笑)

お小遣いもカードでコントロールできて、一石二鳥かもしれませんね。

デメリットも確認

家族カードには、下記のようなデメリットもあります。

  • 家族カードは本会員カードの影響を受ける
  • 利用額が増えるわけではない

本会員カードの付帯のため、家族カードは本会員カードに何かあれば影響を受けます。

例えば、本会員カードで不正利用されてカードの使用を一時停止になった場合は家族カードも同時に使用停止となり使用できません。

 

利用額についても、本会員カードの利用限度額になります。

家族カードはあくまでも本会員カードの付帯されたものですから、家族カードを含めた金額が利用限度額となるのです。

仮に利用額が100万円だった場合、本会員カード100万円を使い切ってしまえば家族カードでの買い物は出来ません。

夫・妻の個人的な出費はそれぞれのクレジットカードを使用する!

いくらクレジットカードを一つにまとめるといっても夫・妻の個人的な出費はお互いに知られたくないものもあるでしょう。

例えば、サプライズで相手へのプレゼントだったり、洋服やカバンやアクセサリーといった買い物は知られたくないですよね。

そういった個人的な出費はそれぞれのクレジットカードを使用することで、ストレスなく買い物できるでしょう。

 

ただし、使い過ぎには要注意です。

お互いが監視しないので、羽目を外しかねません。

カードの限度額でなく、毎月の使用金額を決めておいて家計への圧迫がないように心がけましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

夫のクレジットカードだからと妻が使うことは出来ません。

  • 夫のクレジットカードを妻が使うことはNG
  • クレジットカードは名義人以外が使えないのが原則
  • 名義人以外が使うとトラブルに対処してもらえない

ということですので、絶対に夫のクレジットカードを持って買い物に行かないでください。

 

夫のクレジットカードを使うことはできなくても、家族カードを使うことで家計を一つにまとめることができることはお判りいただけたと思います。

メリットとしては

  • 生活費を管理しやすい
  • ポイントやマイルが貯まりやすい
  • 年会費を抑えることができる
  • お互いの利用額を確認し、使い過ぎをセーブできる

といったことが挙げられます。

 

一方でデメリットもあるので、注意が必要です。

  • 家族カードは本会員カードの影響を受ける
  • 利用限度額が増えるわけではない

これらを注意して使用すれば、大丈夫です。

 

キャッシュレス化が進む中、クレジットカードをうまく活用し家計の管理をしてみてください。

いままで夫のクレジットカードを野放しにして「今月も赤字だー」と頭を抱えていたことが解消されるかもしれませんね。

値上げの波に立ち向かうため、クレジットカードを活用してみてください。

 

 

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