「苦しいほど離婚したい時の相談先は?」
「苦しいから離婚したいけど別れられない理由は?」
「離婚したいけどできなくて苦しい時はどうしたらいい?」
などとお考えではありませんか。
さまざまな理由で結婚生活が苦しいと、離婚して一人になりたいと思うのも自然なことです。
とはいえ、苦しいという気持ちがあってもすぐに離婚できるとは限りません。
当記事では
- 離婚したい・苦しいと感じた時の相談先5選!
- 苦しいから離婚したいけど別れられない理由
- 離婚したいけどできない!苦しい時の対処法
といった内容を徹底解説していきます。
苦しいほど離婚したいと思っておられる方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、苦しいから離婚したいと思う時の対処法がきっと分かるはずです。
離婚したい・苦しいと感じた時の相談先5選!
苦しいほどに離婚したいと思った時は、誰かに相談するようにしましょう。
とはいえ、夫婦間の問題を誰に相談したらいいか分からないという方も多いですよね。
おすすめの相談先として、下記をご紹介していきます。
- 親や友人
- 心療内科
- 離婚カウンセラー
- 弁護士
- 厚生労働省
親や友人
最初に挙げられるのは「親や友人」です。
身近な存在なので、すぐにでも相談できるというメリットがあります。
サイトによっては
と書かれているものもあり、迷ってしまう方もいることでしょう。
もちろん、内容によっては相談することで離婚の話がややこしくなってしまうケースもあります。
とはいえあなたが苦しいほど離婚したいと思っているのであれば、すぐにでも相談するべきです。
苦しいという気持ちを吐き出すだけでも、楽になることもあるはずですよ。
心療内科
次の相談先として「心療内科」も挙げられます。
親や友人など、知っている人には話しづらい悩みでも相談できるのがメリットでしょう。
心療内科には、専門知識と経験のある心理カウンセラーがいます。
具体的なアドバイスや、心に寄り添ったサポートを受けることができるでしょう。
離婚カウンセラー
「離婚カウンセラー」もおすすめの相談先として挙げられます。
離婚カウンセラーは、夫婦の離婚問題に特化したサポート機関のことです。
離婚に関する専門的な知識もあり、必要があれば専門家を紹介してくれることもあります。
一人ではもちろんのこと、夫婦でカウンセリングを受けることも可能です。
離婚カウンセラーはNPO法人「日本家族問題相談連盟」が認定する資格となります。
特定非営利活動法人日本家族問題相談連盟では、人が人らしく生きていくために基本的に必要な心のあり方やコミュニケーションの大切さの啓蒙・助言活動をしています。
弁護士
「弁護士」に相談することもできます。
弁護士に相談するメリットは、やはり法的アドバイスを受けられるという点です。
早いうちに弁護士に相談することで、有利な条件で離婚を進めることができるでしょう。
とはいえ、弁護士に相談するのは時間が限られているというデメリットもあります。
自分の気持ちを整理し、聞きたいことをまとめたうえで弁護士に相談するようにしましょう。
厚生労働省
「厚生労働省」でも無料の相談窓口を設けています。
悩みや年代によって、相談窓口を選ぶことが可能です。
直接話すのは抵抗があるという方には、SNS相談という方法もあります。
電話もSNSも24時間対応であることがメリットのひとつです。
という方におすすめの方法といえます。
苦しいから離婚したいけど別れられない理由
苦しいと思うほどに離婚したいのであれば、すぐにでも離婚するのがベストな方法です。
とはいえ結婚している夫婦が、すぐに別れられるとは限りません。
下記のような理由から、離婚できない夫婦もいるでしょう。
- 経済的な問題がある
- 子供から父親を取り上げたくない
- 将来に不安がある
- 離婚に合意してくれない
それぞれの理由を詳しく解説していきます。
経済的な問題がある
まず最初の問題は「経済的な問題がある」ことです。
離婚するとなると、先立つお金が必要になります。
家を出ることになるので、住まいを借りるためにまとまったお金が必要になるでしょう。
また、弁護士に相談するにもお金がかかります。
何とか賄えたとしても、離婚後の生活費に不安がある方も多いでしょう。
子供から父親を取り上げたくない
次は「子供から父親を取り上げたくない」という理由です。
夫としては最低な夫でも、子供の前では良い父親である人も少なくありません。
子供も父親を慕っていれば、親の事情で子供から父親を取り上げてしまうことに抵抗を感じますよね。
なかには子供が大きくなるまで、仮面夫婦を続ける選択をする人もいるでしょう。
面会交流の機会を多く設けるなどの方法も、前向きに検討してみましょう。
将来に不安がある
「将来に不安がある」ことで、離婚を躊躇する方もいます。
離婚すれば、一人で生活していかなければなりません。
子供がいれば、シングルマザーとして一人で子供を育てていくことになります。
と不安になるのも無理はありません。
実家や兄弟など、頼れる相談先を見つけておく必要があるでしょう。
離婚に合意してくれない
最後は「離婚に合意してくれない」ので離婚できないというケースです。
どちらかの一方的な気持ちだけで、離婚することはできません。
お互いの合意があれば協議離婚が成立しますが、相手が離婚を拒否すれば調停や裁判になります。
調停や裁判では、法定離婚事由に該当するかどうかが争われるのです。
民法では法定離婚事由が下記の通りに定められています。
(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
自分の苦しい気持ちを伝え、納得してもらえるまで話し合いを続ける必要があるでしょう。
離婚したいけどできない!苦しい時の対処法
離婚したいけどできずに、苦しい思いを抱えるのは辛いことです。
苦しいままでいると、うつ病などの精神病を患うこともあります。
離婚できずに苦しい場合は、下記の対処法を試してみましょう。
- 距離を置く
- 弁護士に相談する
- ストレス発散方法を探す
- 目標を決める
距離を置く
まずは「距離を置く」ことがポイントです。
夫と一緒に生活していると、苦しい気持ちは改善されません。
距離を置くことで、気持ちが楽になることもあるでしょう。
DVなど身の危険がある場合には、民間シェルターの利用が可能です。
「民間シェルター」とは、民間団体によって運営されている暴力を受けた被害者が緊急一時的に避難できる施設です。現在民間シェルターでは、被害者の一時保護だけに止まらず、相談への対応、被害者の自立へ向けたサポートなど、被害者に対する様々な援助を行っています。
別居することで離婚がみとめられやすくなるというメリットもありますよ。
弁護士に相談する
「弁護士に相談する」こともおすすめです。
自分では
と思っても、弁護士に相談すると道が開けることもあります。
仮に法定離婚事由に該当すれば、相手が拒んでも離婚は可能です。
とはいえ、法定離婚事由に該当するという証拠が必要になります。
ストレス発散方法を探す
次に「ストレス発散方法を探す」ことも大切です。
ストレスを抱えた状態だと、ちょっとしたことで「苦しい」と感じてしまいます。
心の余裕を取り戻すためにも、ストレスは発散させておくべきです。
趣味がない人も、自分なりのストレス発散方法を探しましょう。
目標を決める
最後に「目標を決める」ことも対処法のひとつになります。
子供やお金の問題で、今すぐに離婚できないという方もいることでしょう。
など具体的な目標を定めてください。
と考えるとストレスになりますが、目標があると乗り越えやすくなります。
DVやモラハラがある場合はすぐにでも離婚するべき!
もし夫にDVやモラハラがある場合は、すぐにでも離婚するべきです。
子供のためなどと、離婚を待っている余裕はありません。
子供にも命の危険が及ぶ可能性もあるのです。
DVやモラハラがある場合には、一刻も早く夫と離れるようにしましょう。
DVやモラハラかどうか分からないという方は、下記の記事も参考にしてください。
まとめ
苦しいほど離婚したい場合のおすすめの相談先として、下記をご紹介しました。
- 親や友人
- 心療内科
- 離婚カウンセラー
- 弁護士
- 厚生労働省
たとえ離婚したいと思っていても、下記のような理由で離婚できない夫婦もいるでしょう。
- 経済的な問題がある
- 子供から父親を取り上げたくない
- 将来に不安がある
- 離婚に合意してくれない
なかには離婚の話すら、させてもらえないという夫婦もいます。
離婚したいという気持ちを抱えながら、結婚生活を続けていくのはストレスですよね。
苦しいのであれば、公的機関や弁護士に相談してみましょう。
離婚したいけれど、お金の問題で離婚できないという方は下記の記事も参考にしてください。
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