「旦那が中小企業勤務だから将来が不安だなぁ」
「旦那の勤め先は中小企業と大企業のどちらがいいんだろう」
「旦那が中小企業勤務だけど、大企業に転職はできるのかな?」
上記のようにお考えではありませんか。
そこで当記事では、以下の内容について説明していきます。
- 旦那が中小企業勤務だと将来が不安?妻たちの意見
- 旦那が中小企業勤務のメリットとは
- 旦那が中小企業勤務のデメリットとは
- 旦那が中小企業から大企業に転職した体験談
旦那が中小企業に勤務していると、将来についていろいろ心配になりますよね。
しかし、実際には中小企業にしかないメリットもあるようです。
旦那が中小企業に勤務していて不安がある方は、ぜひ当記事を最後までご覧ください。
旦那が中小企業勤務だと将来が不安?妻たちの意見
旦那が中小企業に勤務していると、妻はいろいろと不安になることが多いようです。
コロナウィルスの感染が拡大している状況でも、中小企業は自粛やテレワークにならないことも……。
そして中小企業は大企業のように余裕がないので、短期間の営業短縮や休業でも死活問題になることがあります。
中小企業は大企業と比べて、そもそも年収が低い場合があります。
また、福利厚生がしっかりしていないことが多いので、育児休暇をとるのも難しいようです。
旦那が中小企業勤務のメリットとは
旦那が中小企業勤務であるメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。
考えられるメリットは、以下の5つがあります。
- 働き方の融通がきく場合がある
- 転勤が少ない
- 社員の声が上に届きやすい
- 出世競争がない
- 仕事する上で個人の能力が重要になる
では、それぞれ具体的に見ていきましょう。
働き方の融通がきく場合がある
1つめは、働き方の融通がきく場合があることです。
家族経営の会社などの社長や社員がみんな家族ぐるみの付き合いである場合は、緊急の事態が起きたときに事情をわかってもらいやすいことがあります。
大企業よりは休日の申請や働き方についてきちんとしたシステムがないことも、こういった融通がきく理由のひとつです。
転勤が少ない
2つめは、転勤が少ないことが挙げられます。
そもそも支店がないこともあるでしょう。
このように、中小企業は比較的転勤は少ない傾向があります。
社員の声が上に届きやすい
3つめは、社員の声が上に届きやすいことです。
大企業だと一般の社員と社長が会話することはめったにないと思いますが、中小企業ならそのような機会もあるかもしれません。
よって、社員が業務について日々思っていることを社長に伝えるのも容易になります。
出世競争がない
4つめは、出世競争がないことです。
大企業では、出世のための派閥争いが行われることが多々あります。
しかし、中小企業は社員数が少ないので、大企業よりは出世のために争うこともあまりありません。
余計なことに気をとらわれず、業務に集中できるのはいいですよね。
仕事する上で個人の能力が重要になる
5つめは、仕事する上で個人の能力が重要になることです。
1つのプロジェクトでも、大企業と中小企業では関わる人数が全然違います。
つまり、個人の能力に対する責任が重いのでやりがいを感じやすいと思われます。
モチベーションが高く、自分1人で頑張りたい人にとっては嬉しいことですよね。
旦那が中小企業勤務のデメリットとは
では、旦那が中小企業勤務であるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
考えられるのは以下の5つです。
- 企業としての安定性が弱い
- 年収が低い場合が多い
- 福利厚生がきちんと整備されていないことがある
- 社長がワンマンだったり人間関係がうまくいかないと悲惨
- 旦那が大企業に勤めている人からマウントをとられる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
企業としての安定性が弱い
1つめは、企業としての安定性が弱いことです。
すると、現在猛威をふるっているコロナウィルスのように、想定外の事態が起きた時に踏ん張れないのです。
大企業に比べると倒産の危険も高まりますし、旦那の定年まで安定した生活を送れるのか不安になってしまいますね。
年収が低い場合が多い
2つめは、年収が低い場合が多いことが挙げられます。
中小企業と大企業では、平均年収に約7万円の差があるのですね。
中小企業のほうが年収が低いので、大企業と比較すると生涯賃金にも差が出てしまいます。
福利厚生がきちんと整備されていないことがある
2つめは、福利厚生がきちんと整備されていないことがあることです。
まず福利厚生とはいったいなんなのでしょうか。
福利厚生(ふくりこうせい、employee benefits)とは、企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬である[1] 。また多くの場合、企業の福利厚生の対象は従業員のみならず、その配偶者や家族、あるいはかつて従業員だった者にまで及ぶことがある。
具体例としては、社会保険、育児休暇、住居手当、通勤補助、福利厚生施設の利用などがあります。
中小企業では上記のような福利厚生がしっかり整備されていなかったり、整備されていても取りづらかったりするようです。
社長がワンマンだったり人間関係がうまくいかないと悲惨
4つめは、社長がワンマンだったり人間関係がうまくいかないと悲惨であることです。
また、人数が少ないことによって人間関係も閉鎖的になってしまいます。
うまくまわればチームワークも発揮できるかもしれませんが、一旦こじれてしまうと仕事にも支障が出てしまうかもしれません。
旦那が大企業に勤めている人からマウントをとられる
5つめは、旦那が大企業に勤めている人からマウントをとられることが挙げられます。
旦那の会社のことでマウントをとられたらイラッとしてしまいそうです。
中小企業にもいいところはあるので、しっかり自信を持って対応しましょう。
旦那が中小企業から大企業に転職した体験談
次に、旦那が中小企業から大企業に転職した体験談をご紹介します。
「中小企業よりも安定性の高い大企業に転職できるならしたい」と考える人は多いと思いますが、実際に転職することは可能なのでしょうか。
専門性の高い職種なら大企業への転職も可能です。
職種を変えないことによって、それまでの経歴がキャリアとして認められるのでしょう。
他にもこのような体験談がありました。
企業の吸収合併によって大企業勤務になった例です。
転職とは少し違うかもしれませんが、上記のようなことは意外と多いのかもしれません。
旦那が大企業から中小企業に転職した体験談
今度は、旦那が大企業から中小企業に転職した体験談をご紹介します。
せっかく大企業に就職できたのに、あえて中小企業に転職するのはどういった理由からなのでしょうか。
大企業も中小企業も、それぞれメリットとデメリットがありますね。
自分に合った企業を見つけるのが大切だということがわかります。
補足:旦那が大企業勤務の妻が感じるメリット
補足として、旦那が大企業勤務の妻が感じるメリットをご紹介します。
考えられるのは以下の3つです。
- 給料が良く安定している
- 家を買う時などローンを組む際に円滑に進む
- 充実した福利厚生
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
給料が良く安定している
1つめは、給料が良く安定していることが挙げられます。
一般的には、中小企業よりも大企業のほうが給料が高く、賞与もしっかり払われることが多いようです。
また、中小企業に比べて倒産の危険も少ないと言えるでしょう。
将来のことを考えると、やはり企業が安定しているのがいちばん安心しますよね。
家を買う時などローンを組む際に円滑に進む
2つめは、家を買う時などローンを組む際に円滑に進むことです。
他には子供のお受験の際に有利に働くこともあるようです。
幼稚園や小学校の受験には親の職業が少なからず関係するといいます。
大企業の安定性がこういったところにも影響するのですね。
充実した福利厚生
3つめは、充実した福利厚生です。
社員数が多く、それぞれ役割分担して業務を進めていることで有休や産休育休もとりやすいのでしょう。
交通費や住居費などの手当に関しても、しっかりと管理されていることが多いようです。
補足:旦那が大企業勤務の妻が感じるデメリット
では、旦那が大企業勤務の妻が感じるデメリットとは何があるのでしょうか。
- 転勤が多い
- 部署異動などで旦那のストレスも溜まりがち
- 大企業に入ったことで満足してしまい旦那の仕事に対するモチベーションが低い
- 仕事が忙しいのか浮気なのかわかりづらい
デメリットとしては上記の4つが考えられます。
では詳しく見ていきましょう。
転勤が多い
1つめは転勤が多いことです。
中小企業で引っ越しを伴う転勤はめったにないですが、大企業では普通のことでしょう。
子供がいたり妻も働いていたりする場合は旦那が転勤になってもついていくことが難しいので、旦那の単身赴任もありえますね。
家族全員で一緒に暮らせないのはさみしいですよね。
部署異動などで旦那のストレスも溜まりがち
2つめは、部署異動などで旦那のストレスも溜まりがちであることが挙げられます。
自分が意識していなかった得意分野に気づくことも時にはあるかもしれませんが、歳を重ねてから新しいことを覚えるのは苦労も多いのではないでしょうか。
また、部署を異動すると人間関係も1から構築しなければならなくなるので、コミュニケーションが苦手な人はストレスが溜まりやすくなります。
大企業に入ったことで満足してしまい旦那の仕事に対するモチベーションが低い
3つめは、大企業に入ったことで満足してしまい旦那の仕事に対するモチベーションが低くなることです。
ずっと志を高く持てる人はいいのかもしれません。
しかし、中には『大企業に入る』ことが目標だった人もいると思います。
妻としては、仕事が嫌いな旦那よりは目標を高く持って頑張っている旦那のほうがかっこいいですよね。
仕事が忙しいのか浮気なのかわかりづらい
最後の4つめは、仕事が忙しいのか浮気なのかわかりづらいことです。
正直、浮気に関しては大企業も中小企業もそこまで変わりがないかもしれません。
しかし、中小企業よりも大企業のほうが仕事の様子がわかりづらいので、妻を言いくるめることも比較的簡単なのでしょう。
まとめ
旦那が中小企業に勤務していると、妻はさまざまな不安があるようです。
- コロナ禍でも自粛やテレワークにならない
- コロナなど想定外の事態が起きた時に少しの営業休止でも死活問題になる
- 勤続年数が増えても給与が上がりづらく年収が低い
- 育児休暇などの福利厚生が受けられない
ネットの意見を探してみると、上記のようなものがありました。
しかし、中小企業勤務にもメリットはあります。
具体的には以下の5つが考えられました。
- 働き方の融通がきく場合がある
- 転職が少ない
- 社員の声が上に届きやすい
- 出世競争がない
- 仕事する上で個人の能力が重要になる
旦那が中小企業に勤務していると不安になる妻が多いのですが、実際には中小企業ならではのメリットもありました。
また、大企業に転職すればすべて解決するというわけではなくて、大企業には大企業にしかない苦労があるのです。
どちらも一長一短なので、人それぞれ自分に合った会社を見つけるのが重要といえるでしょう。
旦那が中小企業勤務で不安だとお考えの方は、ぜひ当記事を参考にして今後の人生設計に活かしてください。
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